ワーホリ協定国一覧。ワーホリで人気な国や国選びのポイント解説
ワーホリを検討中の人「ワーホリで行ける国はどこですか?人気の国や、おすすめの国も知りたいです。」
こういった疑問に答えます。
✓もくじ
1.ワーホリ協定国一覧【26カ国と協定】
2.ワーホリ協定国の国選びのポイント
3.ワーホリで人気な協定国
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この記事を書いている私は、英語嫌いで英会話に通い、アメリカ人と国際結婚して5年。アメリカ在住歴3年で、現在はミネソタ州ツインシティに住んでいます。
10人以上の友人が、ワーキングホリデーを経験しています。現在、4人の友人がワーホリ中です。
ワーホリの協定国に関して、友人の体験談や、アメリカ人・アダムのアドバイス、英語の文献調査に基づいて解説します。
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1.ワーホリ協定国一覧【26カ国と協定】
近年話題になっているワーホリですが、2022年現在で協定している国は、26カ国もあります。
今回は、ワーホリ協定国について解説していきます。
■ワーホリとは?
ワーホリに関して詳しくは、ワーホリとは、海外に住んで働けるビザが取れる最高の制度!の記事で解説しています。よかったらご覧ください。
■ワーホリ協定国は?
画像で確認すると、以下の国々がワーホリ協定国となります。
画像出展元:JAWHMサイト
■ワーホリ協定国の内容
(カッコ)内は年間の発給枠数、右側は主要言語(公用語)です。
✓英語圏のワーホリ協定国
・オーストラリア(上限なし):英語
・カナダ(6,500):英語/フランス語
・ニュージーランド(上限なし):英語
・イギリス(1,000):英語
・アイルランド(800):アイルランド語/英語
✓アジア圏のワーホリ協定国
・台湾(10,000):中国語(マンダリン)
・韓国(10,000):韓国語
・香港(1,500):中国語(広東語)
✓公用語が英語ではないワーホリ協定国
・ドイツ(上限なし):ドイツ語
・オランダ(200):オランダ語
・スペイン(500):スペイン語
・ノルウェー(上限なし):ノルウェー語
・デンマーク(上限なし):デンマーク語
・フランス(1,500):フランス語
・スウェーデン(上限なし):スウェーデン語
・ポーランド(500):ポーランド語
・ポルトガル(上限なし):ポルトガル語
・スロバキア(400):スロバキア語
・チェコ(400):チェコ語
・アイスランド(30):アイスランド語
・エストニア(上限なし):エストニア語
・リトアニア(100):リトアニア語
・チリ(200):スペイン語
・アルゼンチン(200):スペイン語
・ハンガリー(200):ハンガリー語
・オーストリア(200):ドイツ語
上記の国が、ワーキングホリデーの協定国です。
✓ワーホリしているのは、日本人だけではない
日本人がこれらの国に行ってワーホリするだけではなく、これらの国の人が日本に来てワーホリすることも可能です。
また、カナダ人がワーホリを利用してニュージーランドに行くこともありますし、イギリス人がチリでワーホリすることもできます。
・アメリカ人のワーホリに関して
ちなみに、ワーホリ協定国ではないアメリカに関して。実は、オーストラリア人とニュージーランド人だけは、アメリカでワーホリができるんです。うらやましいですね。
また、逆にアメリカ人も、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、韓国、シンガポールでワーホリすることが可能なんです。
2.ワーホリ協定国の国選びのポイント
26カ国も選択肢がある、ワーホリの協定国です。どの国に行こうか迷いますよね。
国選びのポイントを解説していきます。
■ワーホリ協定国、国選びのポイント
・目的を明確にする
・ビザの取りやすさ
・公用語は何か
・物価や仕事の探しやすさ
・年齢制限
・セカンド・ホリデーについても考える
・治安
では、それぞれ解説していきます。
■ワーホリ協定国の国選び:目的を明確にする
まずは、ワーホリに行く目的を明確にしましょう。
✓英語を学びたいなら、英語圏のワーホリ協定国へ
英語力を上げたいなら、英語圏の国に行った方がいいのは明らかです。
英語圏の国と言えば、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスです。
✓あなたのワーホリの目的は何?
ドイツ語やスペイン語を学びたい場合は、それらの言語が公用語とされる国に行きましょう。
海外で農業や家畜を学びたい場合は、ファームに従事できる国がいいでしょう。
ワーホリに行く目的に関して詳しくは、ワーホリ行くなら、目的を明確にしよう!その理由と方法を解説の記事で解説しています。よかったらご覧ください。
✓ワーホリに行くなら、あなたの趣味が楽しめる協定国を選ぼう!
せっかくワーホリに行くのですから、あなたが好きなことを楽しめる国に行くことをおすすめします。
例えば以下の感じ。
・スイーツ、料理好き→フランス
・スキー、スノーボード好き→カナダ
・アイスホッケー好き→カナダ
・サーフィン好き→オーストラリア
・ビール好き→ドイツ
・ワイン好き→アルゼンチン、チリ
・アート好き→ヨーロッパ各国
・中華好き→アジア圏
・温泉好き→アイスランド
・音楽好き→ヨーロッパ各国
などなど
1年間も海外に住めるチャンスなので、あなたが好きなこと/趣味と絡めて楽しめる場所を選ぶといいでしょう。
■ワーホリの国選びは、気候も大事。
ワーホリで滞在する期間は、多くの場合1年になる人が多いです。やっぱり、生活する上で「気候」はかなり重要です。
気になる国があれば、1年の平均気温や降水量も調べてみましょう。
✓ワーホリで行く国の気候を調べよう
・寒い気候が苦手/嫌いな人→カナダはおすすめしない
・暑い気候が苦手→オーストラリアはおすすめしない
・雪やオーロラ、野生動物を見たい→カナダがおすすめ
・砂漠が好き→オーストラリアがおすすめ
≫Weather speakで、世界各地の年間気温などを確認できます。
✓大都市が好きな人は、ヨーロッパでワーホリがおすすめ
大都市が好きな人には、ヨーロッパをおすすめします。
なぜなら、ヨーロッパには大きな都市がたくさんあって、お互いの都市が近いので行き来しやすいからです。
もちろん、カナダにも大都市はいくつかありますが、大都市同士が非常に離れているので、結局行けない可能性が高いからです。
✓ワーホリで都会に住みたい人は、ファームは向かない
都市が好きで都会に住みたいのに、ワーホリで「ファーム」を選べば、理想とはかけ離れたワーホリになる可能性が高いです。
理由は、ファームは農業や家畜関係なので、誰も住んでいないような田舎で行われているからです。
近くの小さな町まで、車で40分なんてことも普通にありえます。都市で従事できる仕事は、レストランなどが多いですね。
✓ワーホリ人気国「カナダ」は広大
例えば、カナダのトロントとモントリオールは、車で片道6時間離れています。飛行機を使っても1時間以上かかる距離です。
トロントからバンクーバーは、飛行機で4時間以上かかります。
でもトロントやバンクーバーに住めば、アメリカ旅行はしやすいというメリットがあります。
■ワーホリ協定国の国選び:ビザの取りやすさ
年間のビザ発給数に上限がない国なら問題ありませんが、イギリスのように「抽選」となると、選ばれなかった場合にワーホリに行くことができません。
ビザの取りやすさも重要です。
※イギリスのワーホリでは、年に2回(1月・7月)に抽選があります。年2回の応募期間中にEメールで申し込みます。その応募者の中から抽選で選ばれた人に、必要書類の案内が届きます。
ワーホリエージェントをうまく活用して、ワーホリに関するサポートを得ましょう!
■ワーホリ協定国の国選び:公用語は何か
「公用語が何か」もしっかり知っておきたいポイントです。
英語力を高めたいなら、英語が公用語である国に行くのが理想です。
フランス語やスペイン語、中国語を勉強中であれば、それらが話されている国に行きましょう。
カナダでも、フランス語が主に話せれている地域もあります。
✓国によって、「英語」にもいろいろある。
また、同じ「英語」と言っても、イギリス英語とオーストラリアの英語、カナダの英語はそれぞれ微妙に異なります。
使う単語も違えば、発音も違う…どの英語を身に着けたいかも考えてみましょう。
キャンブリーなら、世界中のネイティブスピーカーと話せるので、国や地域で異なる英語のアクセントや発音などを比較できますよ!
✓ヨーロッパは英語を話せる人が多いので、ワーホリの国選びにもいい
ヨーロッパ各国は、公用語が英語ではない国が多いですが、英語が話せる(少し話せる)人が多いのも事実です。
英語が公用語でなくても話せる人は多いので、あなた自身が英語を結構話せるのであれば、現地で仕事を得ることは可能です。
↓2022年版 世界最大の英語能力指数ランキング/EF EPI
画像出展:EF EPI2022
実際に上記の画像のように、英語が話せる国の世界ランキングで上位に挙がっているのはヨーロッパ各国です。
また、英語も学びつつ、第三言語(ドイツ語やスペイン語など)も学ぶことができます。
✓ワーホリで行くヨーロッパって、どんな感じ?
ヨーロッパの国に関してイメージがあまりわかない場合は、ヨーロッパを舞台にしている映画をいろいろ見てみましょう。
✓ワーホリの国選びで参考になる映画(ヨーロッパ)
・midnight in Paris(ミッドナイト・イン・パリ)
『ミッドナイト・イン・パリ』という2011年の作品です。パリを舞台にした美しい映画。
1920年代のパリにタイムスリップする話ですが、古い時代のパリは最高に楽しそうです。
・Amélie(アメリ)
『アメリ』は、2001年のフランスの映画。私の夫・アダムの1番好きな映画です。
映画の世界観もステキだし、映画中に見れるインテリアがかわいくてオシャレ。
・National Lampoon's European Vacation
画像出展:IMDbサイト
1985年の作品で、コメディ映画です。日本語版はありません。
アメリカのAmazonで視聴可能な作品です。
・The Da Vinci Code (ダ・ヴィンチ・コード)
画像出展:U-NEXT
『ダ・ヴィンチ・コード』では、パリとロンドンにある歴史的建造物や、美しい教会の様子を見ることができます。
映画を見れば、ヨーロッパの街並みや様子、雰囲気がうかがえます。
※歌手のAURORA(オーロラ)は、ノルウェー出身!
美しい歌声を持つオーロラが生まれ育った、美しい国がノルウェーです。
オーロラが話している言語が、ノルウェー語です。
■ワーホリ協定国の国選び:物価や仕事の探しやすさ
現地での物価や仕事の見つけやすさも、ワーホリではとても重要です。
なぜなら、仕事がなければ生活費を稼げませんし、せっかく稼いでも低賃金で物価がそこそこ高い…なんて場合は生活が非常に苦しくなるからです(←なんか日本のことを言っているようですね)。
✓ワーホリ協定国の物価情報
イギリスは物価が高いことで有名です。
でも、実際にイギリス国内で仕事を得てお金を稼ぎ始めれば、何とかなります。
(日本円でアメリカ生活は無理だけど、アメリカでドルを稼げば普通に生活できるのと同じ感じ)
オーストラリアも島国なので、物価は高めです。
✓ワーホリ協定国「カナダ」の生活費
カナダは都市部では生活費が高いですが、その分働けばしっかり稼げます。
ワーホリしている日本人もたくさんいますし、レストランなどでの仕事もちゃんと見つかりそう。
参考までに…カナダ(バンクーバー)で日本食レストランのサーバーをしていた友人は、1カ月で35~40万円は稼いでいました(2017年の話)。シェアハウスをしていたので、家賃は5万円くらいだったそう。
■ワーホリ協定国の国選び:年齢制限
ワーホリの協定国によっては、年齢制限が異なります。
フランスは29歳以下ですし、アイスランドは26歳以下とされています。
■ワーホリ協定国の国選び:セカンド・ホリデーについても考える
ワーホリは基本的に1年間ですが、国によっては2年目も滞在できます。
あなたの年齢も考慮して逆算で考えて、セカンドワーホリができそう(したい)であれば、セカンドワーホリを許可している国に行った方がいいでしょう。
✓どのくらいワーホリしたいのか?
・イギリスは2年間、ワーホリで滞在できます。
・オーストラリアは、セカンド・サードのワーホリがあります。
1年目に政府指定の地方地域で季節労働(ファーム)に3ヵ月以上従事した人のみ、2年目も滞在可能です(セカンド・ホリデー)。
2年目に同労働に6ヵ月以上従事した人は、3年まで延長可(サード・ホリデー)とのことです。
・カナダには、セカンドワーホリがあります。
カナダにも、ROワーキングホリデービザ(通称:セカンドビザ、ROビザ)があり、2年目の滞在が可能です。発給枠が非常に小さいです。
・ニュージーランドは、3カ月の延長ができます。
1年目に、政府指定の地方地域で季節労働(ファーム)に3ヵ月以上従事した人のみ、3ヵ月延長可能です。
■ワーホリ協定国の国選び:治安
ワーホリで滞在する、国の治安も重要です。
現在は、ウクライナとロシアで戦争が行われているので、ヨーロッパ各国はあまり行きたいと思えませんよね。
ロシアとの国境付近は避けたいところ…もしヨーロッパ各国をワーホリで検討しているのであれば、戦争が起こっていることを忘れてはいけません。
✓ワーホリ協定国:カナダの治安
カナダは、多くのアメリカ人がうらやむ「安全国」です。
カナダ人もおおらかで優しい人が多く、アメリカみたいにみんなが銃を持っているわけではありません。
カナダでは、ハンティングが大人気なので、猟銃を所有している家庭が多いです(特に田舎)。
3.ワーホリで人気な協定国
ワーホリで日本人に人気の高い国は、以下の4カ国です。
■英語圏のワーホリ人気協定国
・オーストラリア
・カナダ
・ニュージーランド
・イギリス
実際に私の友人も、オーストラリアとカナダでワーホリした(している)人がほとんどです。
ニュージーランドに行ったのは2人、イギリスは1人の友人がワーホリに行っています。
✓英語圏のワーホリ協定国が人気な理由
上記の4カ国が人気な理由は、やっぱり「英語圏」だからですね。
また、オーストラリアとニュージーランドはビザの発給数に上限がないので、「行きたい」と思った人が全員行けるのも魅力の1つ。
✓オーストラリアでワーホリしている友人
オーストラリアに行った友人は、ファームでピッキングの仕事をしています(2年目)。1年目は半年間ファームで働いて、残りの半年間は都市に出てレストランでサーバーをしていたそうです。
過去(10年以上前)にオーストラリアにワーホリに行った人も、やっぱりファームで働いていました。
また友人の1人は、去年ワーホリから学生ビザに切り替えたので、滞在に上限はなくなりました。
✓カナダでワーホリしている友人
カナダでワーホリしている友人は、日本食レストランで働いている人がほとんどですね。
スタバやカフェで働いていた友人もいますし、ベビーシッターしていた子もいました。
あとは、大学で日本語教師のバイトとか。
以上、参考になればうれしいです。
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トーマン悠(トーマンはるか)
英語が大嫌いで、英会話に通って英語が話せるようになりました。英検4級だけ持っています。
アメリカ人と結婚して6年、アメリカ在住4年。現在は夫・アダムと、のんびりキャンパー暮らしをしています。
新卒で小学校教員
→半年で退職
→歯科助手
→英会話に通う
→アメリカ6週間1人旅
→北海道移住
→事務員
→夫婦で仕事を辞め、エベレストのベースキャンプまで120㎞を完歩
→アメリカ移住
→レストランでサーバー、3か月で辞める
→歯科助手
→スーパーの青果売り場勤務
→ミネソタ州でキャンパー暮らし
→ホテルの清掃員
→RVパークのスタッフ
現在はアメリカ・ミネソタ州在住です。
目標であった、夫・アダムの奨学金450万円を完済しました(2021年12月末)。
ヒッピー思考で、愛と自由と平和がモットー。
アダム・トーマン
このサイトの英語アドバイザーを担当。
2011~2019年まで、日本各地で英語・英会話講師を経験。
初めて住んだ岩手県二戸市が超大好き。
幼児~大人まで、ビギナー~超上級者まで、幅広く教えてきました。
Make your English your style.
★仮想通貨・米国株を2017年から運用中。
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