ワーホリと留学って、どっちがいいの?違いや決め方も解説。
ワーホリか留学で迷っている人「ワーホリと留学って、どっちがおすすめですか?ワーホリと留学の違いとか、メリット・デメリットもあれば知りたいです。」
こういった疑問に答えます。
✓もくじ
1.ワーホリと留学って、どっちがいいの?
2.ワーホリと留学の違いは?
3.ワーホリと留学の決め方
※本記事では、アフィリエイト広告を利用しています。
この記事を書いている私は、アメリカ人と国際結婚して5年、アメリカ在住歴3年です。現在は、ミネソタ州ツインシティに住んでいます。
アメリカでは、レストランでサーバー→歯科助手→スーパーの青果売り場担当→カジノのホテルでハウスキーピングの仕事を経験しました。
10人以上の友人が、ワーホリや留学を経験しています。現在も4人の友人が、カナダとオーストラリアでワーホリ中です。うち1人は途中で、オーストラリアでワーホリビザから学生ビザに切り替えて留学中です。
ワーホリと留学に関して、ネット調査やアダムのアドバイスに基づいて解説します。
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1.ワーホリと留学って、どっちがいいの?
「海外に住んでみたい」と思っている人なら、ワーホリがいいのか、留学がいいのか…迷っている人も多いかと思います。
今回は、ワーホリと留学の特徴の違いや、どちらにするか決めるときのアドバイスについて解説していきます。
■海外に住める方法に関して…留学にもいろいろある。
留学、ワーホリ、と言っても、海外に滞在する方法はいろいろあります。
大きく分けると以下の通りです。
・短期留学
・長期留学
・語学留学
・高校留学
・大学進学
・大学院進学
・休学・認定留学
・ワーキングホリデー
・インターンシップ
・ホームステイ
✓短期留学って?
短期留学は、1週間~8週間程度を目安に、海外に留学に行くものです。
海外の語学学校は、最短で一週間からの入学が可能です。
私の友人も、大学生のときに春休みを使って、2週間ほど韓国に留学していました。別の友人は、大学の夏休みを利用して1か月間、イギリスに留学していました。
✓長期留学とは?
長期留学とは、学生ビザで4か月以上を目安に学校に通うものです。
フルタイム(週20~30時間程度の就学)の授業に通う必要があります。
✓休学・認定留学とは?
休学・認定留学とは、日本の大学生が、大学を半年~1年間休学し、海外の大学に通う留学です。
高校時代の友人が大学生のときに、これで1年間アメリカに留学していました。
■ワーホリのメリット・デメリット
ワーホリのメリット・デメリットについて、簡単に解説していきます。
✓ワーホリのメリット
・現地で生活費を働ける
・語学学校に通える
・留学より安め
・留学より自由時間が多い
・オーストラリアなど、条件によっては1年以上滞在可能
など
✓ワーホリのデメリット
・年齢制限がある
・行ける国が限定されている
・滞在できる期間が限定されている
・帰国後の就活でアピールしにくい
・短期間の滞在で行くにはもったいない
など
✓海外では、個人の能力やスキル、経験、知識、専門性が重視される
海外では、日本と比べ物にならないくらい「個人の能力」が重要視されます。
もしもあなたに専門知識やスキル、経験があるなら、海外で活躍できる可能性がグッと高まります。
具体的には、建築関係やコンストラクション、寿司職人、科学者、エンジニア(IT関係)などです。
・私はアメリカで歯科助手をしていた
例えば、私はアメリカで英語が全然話せない状態で、歯科助手として採用されました。日本での歯科助手の経験があったからです。
■留学のメリット・デメリット
留学のメリット・デメリットを見ていきます。
✓留学のメリット
・年齢制限がない
・語学力が伸びる
・学校の定期テストなどで、英語力を確認できる
・行ける国と地域がたくさんある
・帰国後の就活でアピールしやすい
・行く期間を自分で決められる
✓留学のデメリット
・費用が高い
・勉強に追われて、遊んでいる時間がない
・労働不可 or 労働に制限がある
2.ワーホリと留学の違いは?
次に、ワーホリと留学の違いについてみていきます。
上記で述べたそれぞれのメリット・デメリットを、もっと詳しく解説していきますね。
■ワーホリと留学の決定的な違い
ワーホリ → ワーキングホリデービザ
留学 → 学生ビザ
ワーホリはワーホリビザ、留学は学生ビザで渡航します。
✓ワーホリと留学のビザの違い
ワーホリビザは就労が可能ですが、学生ビザでは基本的に就労は不可とされています。
学生ビザで渡航したのに、内緒で就労した場合は違法とみなされ、処罰の対象となります。最悪の場合、一生その国への入国ができなくなることも…。
ワーホリビザは18歳~30歳の人が取得でき、学生ビザは13歳以上から取得できます。
■ワーホリと留学…どっちがいいの?と迷ったら
「ワーホリと留学は、どっちがいいの?」と迷っている人は、以下の項目ごとに、自分に合っていそうな方を考えてみましょう。
■ワーホリ・留学の年齢条件について
基本的に、留学には年齢制限がありません。私の友人が、高校生ときにオーストラリアの高校に交換留学生として、3か月間滞在していました。
一方で、ワーホリには「18~30歳まで」という年齢制限があります(国による)。
■ワーホリ・留学の目的について
真剣に英語を学びたい人、帰国後に就活でアピールしたい人は、留学を選びましょう。
「英語は学びたいけど、現地で働いたり、異文化体験を楽しみたい!」という人は、ワーホリがおすすめです。
✓ワーホリでも現地でガッツリ働けば、英語力は伸ばせる
私はアメリカで英語学習一切なしで、歯科助手とスーパーの店員の仕事を通して英語力を、めちゃくちゃ伸ばすことができました。
自身の英語力の伸びを感じたのは、歯科助手になって3カ月~半年経ったときです。
✓ワーホリでファームで働いたら、英語力は伸びない
ワーホリでは、「ファームで働く」という選択肢もあります。
ファームで働くと、田舎で黙々と農作業の生活になるので、英語を使う機会はありません。なので、英語力は伸びません。
海外でも、日本人がたくさん働いているレストランは同じことが言えます。
■ワーホリ・留学に行く期間について
ワーホリには、基本的に「1年間」という滞在制限があります。
オーストラリアなど、国によってはセカンドワーホリ、サードワーホリなどで最長3年まで伸ばすことも可能です。
一方で、留学には滞在期間に制限はありません。
短期滞在~長期滞在まで、ぶっちゃけ資金がある限り、無限な感じ。4年制の大学に、4年間通うことも可能です。
✓長期留学したいなら、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドがおすすめ
長期留学(4か月以上の留学)を考えている人は、オーストラリア・カナダ・ニュージーランドがおすすめです。
・オーストラリアの学生ビザ
オーストラリアの学生ビザでも、無制限の就労が認められるようになりました。
理由は、コロナによる人手不足解消のための政府の一時的措置です。
2023年7月1日からは、以前のように2週間で最大40時間までのパートタイムが可能。夏休みなどの休暇中なら、週20時間以上のフルタイムもできます。
※今後もビザや条件に関する変更がないか、オーストラリア政府の公式発表を確認するようにしましょう。
・カナダの学生ビザ
就労が可能なカナダの学生ビザ(オフキャンパス・ワークパーミット)では、週20時間までの就労が可能でした。
が、2022年11月15日~2023年12月31日までの間は、「最大20時間」という制限が一時的に解除されています。
理由は、カナダ国内の労働者不足です。
オーストラリア同様、カナダの学生ビザでも、フルタイムで働けるということです。
※今後もビザや条件に関する変更がないか、カナダ政府の公式発表を確認するようにしましょう。
・ニュージーランドの学生ビザ
ニュージーランドの場合、14週間以上の学生ビザを取得した人は、週20時間以内のパートタイムができます。
ほかにも一定条件を満たす必要があります。夏休みなどの休暇中なら、週20時間以上のフルタイムもできます。
※ビザや条件に関する変更がないか、ニュージーランド政府の公式発表を確認するようにしましょう。
✓イギリスへの長期留学に関して
イギリスという選択肢もありますが、イギリスのTier4(学生ビザ)は、一定以上の英語力の証明(IELTS for UKVI)が必要となります。
なので、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドへの長期留学がおすすめと言えます。
■ワーホリ・留学に行きたい国や地域について
ワーホリは、協定国に限りがあります。ワーホリで人気な国は、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドです。
もし、「アメリカに行きたい!」と考えているのであれば、ワーホリではなく留学を選びます。
■ワーホリと留学の違いを比較
ここまでの内容を、表にまとめてみます。
行く国や期間、条件などによって異なりますが、だいたいこんな感じ。
それぞれで特徴や内容、メリット・デメリットも違うのがわかります。
■アメリカはワーホリではいけないが、留学なら行ける
上記で、「ワーホリでアメリカには行けない」と解説しました。
アメリカに行きたい人が知っておきたいビザが、「J-1ビザインターンシップ」という国際交流プログラムです。
✓アメリカ留学の「J-1ビザインターンシップ」とは?
「J-1ビザインターンシップ」とは、アメリカの有給インターンシップ制度です。
通常、アメリカでインターンシップと言えば、「無給で大学生が雑用をやらされる」ことが多いです。
J-1ビザインターンシップでは、現地企業でしっかり働いて、お給料をもらいながらアメリカ生活ができます。
✓アメリカ留学の「J-1ビザインターンシップ」に関して
J-1ビザインターンシップでは、原則フルタイムで労働しなくてはいけません。
アメリカでいうフルタイムとは、1週間の合計労働時間が30~40時間(週4~5日就労)です。
滞在期間に関しては、最長で18カ月という制限があります。在学中の学生の場合は、最長12カ月です。
✓アメリカ留学の「J-1ビザインターンシップ」の申請条件
J-1ビザインターンシップを申請するには、条件があります。
ちなみに、40歳くらいまで申請可能です。
・アメリカ留学のJ-1ビザインターンシップについて、留学エージェントに相談しよう!
J-1ビザインターンシップは、留学エージェントに相談・依頼することが可能です。
実際に利用するかどうかは別として、気になる人は話だけでも聞いてみましょう。
✓おすすめの、留学ワーホリエージェント
おすすめのエージェントは、以下の2社です。
3.ワーホリと留学の決め方
ワーホリか留学で迷ったら、自分の目的ややりたいことなど、なににこだわるかを考えてみましょう。決め方は、以下の感じ。
■ワーホリと留学、どっちがいいの?→何を重視するか明確にしよう
まずは、あなた自身が海外に行きたいと思ったキッカケを、紙に書きだしてみましょう。
「なぜ海外に行きたいのか?」
「将来、自分はどうなりたいのか?」
「帰国後に何をしたいのか?」
「短期で行くのか、長期間行くのか?」
これらの項目について考えることで、あなたが海外生活を通して何を重視するかが見えてきます。
✓英語をしっかり学びたい人は、ワーホリではなく長期留学
英語をちゃんと身に着けて、確実に英語力を伸ばしたいと思っているなら、長期留学しましょう。
ワーホリでも頑張れば英語は身につきますが、生活費を稼ぐためにフルタイムで働いていたら、勉強はおろそかになります。
留学なら「勉強」がメインですし、学校からの課題もたくさん出されます。
英語学習に追われて遊んでいる暇もないかも…だからこそ英語が確実に伸ばせるんですね。
ワーホリ:日常英会話が身につく
留学:ビジネスでも通用する英語を学べる
と考えてもいいでしょう。
アメリカ留学なら、個人的にミネソタ州が最高におすすめです(^^)
✓帰国後に就活でアピールしたいなら、ワーホリよりも留学がおすすめ
海外から帰国して就活するときに、企業との面接で英語力をアピールできるのは、ワーホリよりも留学です。
残念ながら未だに、企業のワーホリに対するイメージは高評価ではありません。「ワーホリ=海外で遊んでいた」というイメージが強いのが現状。
✓英語も学びつつ現地で稼ぎたいなら、留学じゃなくてワーホリ
英語学習ばかりじゃなくて、「現地でお金を稼ぎたい!」という人も多いかと思います。(私なら留学よりもワーホリ派です。)
海外でお金を稼ぎたいと思っている人は、ワーホリがおすすめです。なぜなら、留学は勉学が目的なので、労働に関する制限が厳しいからです。
一方でワーホリは、現地でがっつり働いてOK!
たくさん稼ぎたい人は、カナダとオーストラリアがおすすめです。
✓海外生活を満喫し、遊びたいなら留学よりワーホリ
「せっかく海外に行くのだから、遊んだり、観光したりしたい!」と思うのは、当然のことです。
海外生活を満喫したい人は、ワーホリがいいでしょう。留学だと勉強に追われて忙しいので、自由な時間はワーホリより少ない可能性が高いです。
ワーホリで大都市で働けば、いろいろな人に出会えるし、観光名所への交通手段もいろいろあります。
✓短期ならワーホリはもったいないので、留学を!
もし、1週間~1カ月程度の期間で考えているなら、留学がいいでしょう。
ワーホリは基本的に、1年間は現地に滞在できるビザです。また、1度ワーホリで行った国には、2度とワーホリで行くことはできません。
■ワーホリと留学にかかる資金とも相談
また、用意できる金額も大きく影響します。
✓留学は、費用がワーホリよりも高い。
留学は学校に長期間通うので、費用はとても高いです。
また、ワーホリのように現地で働くこともできないので、生活費も学費も日本で貯めた貯金が頼りです。
✓ワーホリは留学よりも費用が安く、現地でも稼げる
一方でワーホリは、留学と比べて語学学校に通う期間を短くでき、留学よりもはるかに少ない資金で始めることができます。
そして現地で仕事を得てフルタイムで働くことで、地域や職種にもよりますが、日本の2倍、3倍で稼ぐことも可能です。
✓ワーホリと留学の大きな違いは、現地で稼げるかどうか
現地で生活費を稼げるか稼げないかは、めちゃくちゃ大きな違いです。
現地で生活費を稼げれば、最低限の資金と現地での労働でなんとかできます。
■ワーホリ後、留学後の日本での就職も視野に入れよう
ワーホリや留学を終えて、日本に帰国したあとの仕事や就活についてもしっかりと考えておくことで、「失敗」を防ぐことができます。
就職でアピールしたいなら、英語力を伸ばせる環境に身を置きましょう。
✓ワーホリ失敗?英語が伸びない人も多い事実
ワーホリで多いパターンは、ワーホリで海外に1年間住んでいたのに、従業員がほぼ日本人のレストランで働いたため、英語が一切伸びなかった…というものです。
これではワーホリで得たものよりも、ワーホリのために日本で失ったものの方が大きくなってしまう可能性もあります。
■ワーホリも留学も、エージェントに相談して比較しよう。
ワーホリも留学も、エージェントで無料相談することができます。
まだ具体的なイメージがわかない人も、すでに計画を立て始めている人も、エージェントを利用すると心強いです。
✓おすすめの、留学ワーホリエージェント2社
この2社は大手のエージェントです。確実に押さえておくといいでしょう。
■無料ワーホリエージェント:スマ留
留学費用を従来の最大半額まで抑えることを実現した、人気のエージェントです。
・海外留学保険が自由に選べる
・他社と比較して、最低価格保証がある
・渡航前の英語学習サポートあり
・世界12カ国、25都市に現地オフィスがある
・24時間365日サポート対応
など
サービス内容が非常に充実しているエージェントなので、初めて留学やワーホリに行く、という人はまず相談すべきだと言えます。
■無料ワーホリエージェント:夢カナ留学
・プロのネイティブ講師による留学前の準備が可能
・日本人の割合が15%以下の語学学校に行ける
・91%の学生が、2ヶ月以内に海外で希望の職種に就ける
夢カナ留学は、ワーホリでたくさん稼ぎたい人におすすめのエージェントです。
両社とも、無料でカウンセリングを行っているので、まずは相談してみましょう。
参考になればうれしいです。楽しい海外生活を送ってくださいね!
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トーマン悠(トーマンはるか)
英語が大嫌いで、英会話に通って英語が話せるようになりました。英検4級だけ持っています。
アメリカ人と結婚して6年、アメリカ在住4年。現在は夫・アダムと、のんびりキャンパー暮らしをしています。
新卒で小学校教員
→半年で退職
→歯科助手
→英会話に通う
→アメリカ6週間1人旅
→北海道移住
→事務員
→夫婦で仕事を辞め、エベレストのベースキャンプまで120㎞を完歩
→アメリカ移住
→レストランでサーバー、3か月で辞める
→歯科助手
→スーパーの青果売り場勤務
→ミネソタ州でキャンパー暮らし
→ホテルの清掃員
→RVパークのスタッフ
現在はアメリカ・ミネソタ州在住です。
目標であった、夫・アダムの奨学金450万円を完済しました(2021年12月末)。
ヒッピー思考で、愛と自由と平和がモットー。
アダム・トーマン
このサイトの英語アドバイザーを担当。
2011~2019年まで、日本各地で英語・英会話講師を経験。
初めて住んだ岩手県二戸市が超大好き。
幼児~大人まで、ビギナー~超上級者まで、幅広く教えてきました。
Make your English your style.
★仮想通貨・米国株を2017年から運用中。
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