• 投稿の最終変更日:3月 14, 2023
【歯科助手ノート大公開】歯科助手のノートの取り方を解説。コツは?

【歯科助手ノート大公開】歯科助手のノートの取り方を解説。コツは?

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歯科助手になった人「最近、歯科助手になりました。仕事内容やノートの取り方、まとめ方が全然わかりません。仕事中にたくさんメモは取っています。覚えることがたくさんあり、早く仕事を覚えたいので、メモを持ち帰って家でも勉強しています。でも、どうやってノートをまとめればいいか、わかりません。歯科助手のノートのまとめ方やコツが知りたいです。」

こういった疑問に答えます。

✓もくじ

1.【大公開】歯科助手のノートの取り方を解説します。

2.歯科助手のメモの取り方・ノートを作るコツは?

この記事を書いている私は、歯科助手歴3年以上。転職・未経験で歯科助手(正社員)になりました。

現在は、アメリカで歯科助手として働いています。

歯科助手のノートのまとめ方に関して、実体験に基づいて解説します。

NOTEにて、未経験の歯科助手さん向けにテキスト「未経験の歯科助手ライフ-高校生もOK!ゼロからのスタートを切るために-」の販売を始めました。第1~3章までは無料で公開中です。よかったらご覧ください。

1.【大公開】歯科助手のノートの取り方を解説します。

1.【大公開】歯科助手のノートの取り方を解説します

結論として、歯科助手になったら、自分でノートをまとめるのがおすすめです。
なぜかというと、自分でノートを作ってまとめることで、頭の中で学んだことを整理しやすくなるからです。

(私は受付業務はほぼやらなかったので、お会計や保険などは、一切わかりません。)

■歯科助手になって、自分でノートをまとめるメリット

歯科助手になったばかりのころ、右も左もわからない状態でも、取ったメモをノートにまとめることは、メリットがたくさんあります。

■歯科助手ノートのメリット:自分が楽

・学んだことを頭の中で整理できる。

・どこがわからないか、わかる

・わからない部分をピンポイントで質問できる

・仕事を早く覚えることができる

■歯科助手ノートのメリット:周りから高評価

・努力や真面目な姿勢が高評価

・信頼が増す

■歯科助手ノートのメリット:将来の自分のタメになる

・ノートを上手にまとめられれば、将来的に「教育係」のポジションにつける可能性も。(院長が「ノートのまとめ方がうまい=しっかり理解している=他のスタッフの指導にも向いている」と判断する)

・まとめたノートが自分の資産になる

■歯科助手ノートのメリット:転職で使える

・他の歯科医院に転職するときに、面接でノートを見せてアピールできる

・他の歯科医院に転職した際、自分でノートを見返して復習できる

・結婚、出産、産休や病気などで、歯科助手の仕事を離れて、ブランクが空いても、ノートで復習できるので、また歯科助手の仕事に復帰しやすい

■体験談:私が歯科助手ノート必死で作っていた話

■体験談:私が歯科助手ノート必死で作っていた話

具体的なお話をすると、歯科助手になったばかりの私は、仕事中にメモした内容を、家に帰って必死に復習していました。

(今思うと、超真面目ですよね。毎日2~3時間は勉強していました。)

歯科助手になったばかりで、右も左もわからず、指導係の先輩に「質問ある?」と聞かれても、「わからないことが、わからない」状態でした。

最初のころは、説明を聞いてばかりで、質問なんて全然できませんでした。もう、とにかくひたすらメモを取りまくる…家に帰って、メモをノートにまとめて、復習。

当時、私が必死に勉強して覚えた内容を未経験の歯科助手ライフ-高校生もOK!ゼロからのスタートを切るために-でシェアしています。かなり参考になるので、よかったらご覧ください。

■歯科助手ノートを作ることで、わからないところが出てくる

そんな毎日を繰り返すと、「わからないこと」が出てきます。そこを重点的に質問して、効率よく解決していく。

そうすることで、治療内容など、頭の中でスムーズに理解できるようになりました。

私は、入社して最初の3カ月だけ、猛烈勉強しました。そのおかげで、たった3か月で、ほぼすべての仕事内容を覚えました。

そこからは、治療アシストのスキルアップの積み上げです。

■歯科助手ノートが心の支え・自信につながる

始めは、途方も暮れる勉強量の多さに、不安や焦り、歯科助手になった後悔が心の中で渦巻きます。が、歯科助手の仕事の業務内容にはしっかり終わりがあります。最初は無限に感じる学習も、いつかゴールにたどり着きます。

仕事を覚えてしまえば、そのあとはもう勉強しなくて済みますよ。最初が大変なだけ。

最初の3カ月、必死に勉強すれば、その後は超楽ちんです。

辛いですが、コツコツ頑張りましょう。

■よくある疑問:作った歯科助手ノートを見せてください。

「どんな歯科助手ノートを作ったの?」という疑問があると思います。

そういった疑問もあると思いますが、残念ながら、私が一生懸命作った歯科助手ノートは、仕事を辞めるときに、院長に引き渡すハメになってしまいました。

なぜなら、まとめた歯科助手ノートが詳細すぎて「企業秘密だ」って言われてしまったからです。

まとめたノートで、最終的には2冊のファイルが出来上がりました。(ブラック歯科でない限り、自分が作った歯科助手ノートを没収されることはありません。)

ノートは没収されましたが、歯科知識と経験、知恵は頭の中に入っています。

今回、この記事のために、例として数ページのノートをまとめてみました。それを参考に解説していきますね。

■私の歯科助手ノートはこんな感じです。

勤務先から、参考資料となる写真やイラスト付きの道具のコピーなどをもらえる場合は超ラッキーですね。大きなノートに貼り付けて自分だけのテキストがきれいに作成できます。

資料を貼り付けて、横に名前や使い方を書き込んでいけばOK!

私はそういう資料がなかったので、自分でイラストを描いていました。

写真や資料よりも、自分でイラストを描いた方が、描くときに器具を注意深く観察するので、覚えるのが早くなります。色付けすると、視覚的に早く覚えられるので、おすすめです。

■歯科助手ノートにまとめるだけでOKです。

ちなみに、器具の名前や治療名を覚えるために、「単語を何度も繰り返し書いて暗記する」といった勉強方法は必要ありません。

なぜなら、テストじゃないからです。

ノートをまとめたら、夜寝る前や、出勤して仕事が始まる前に、ボーっと眺めておけばOKです。

■よくある疑問②:歯科助手ノートは作らなくてもいいですか?

■よくある疑問②:歯科助手ノートは作らなくてもいいですか?

ここまで読んで「ノートをまとめなくても、いけるのかな…?」と思う方もいるかもです。

ぶっちゃけノートはまとめなくてもOKです。
理由は、歯科助手ノートが全てじゃないから。

私の先輩も後輩も、歯科助手ノートをまとめている人は少なかったです。私みたいな、本格的なまとめ方をしていた人は、誰もいませんでした。仕事中に覚えられるのであれば、それが1番効率的で楽な方法です。

■ベテラン歯科助手でも、メモノートは持っている

ちなみに、いくらベテランの先輩でも、小さな歯科助手ノートは持っていました。

ノートの内容は、「ほとんどやらない治療内容の流れ、インプラントについて、数年に1度登場する謎の歯科治療剤」などです。

普段使わないものや治療については、月日とともに忘れてしまいます。そして、完全に忘れたころに、いきなり先生から「アレ、準備しといて」って言われます。そんなときのための、「命を救うノート」って感じでした。

なので、歯科助手ノートは作らなくてもいけます。

私が歯科助手ノートをしっかり作っていた理由は、仕事中にきれいにメモがまとめられないからです。仕事中に見やすいメモが取れる人なら、それで十分です。

自分でノートを作らなくても、市販のテキストで学ぶこともできます。

歯科助手におすすめのテキストに関しては、【未経験で歯科助手】勉強におすすめのテキスト本まとめで詳しく解説しています。よかったらご覧ください。

2.歯科助手のメモの取り方・ノートを作るコツは?

2.歯科助手のメモの取り方・ノートを作るコツは?

結論、いかにカテゴリー別でまとめられるか、です。

なぜなら、カルテの書き方、病名別、治療内容別、器具名別など…カテゴリー別でまとめると、本当にわかりやすくなるからです。

いつ見返しても、他の人がノートを見ても、わかりやすくなります。

■歯科助手ノートには、3冊のノートを用意

まずは、私が使っていたノートのイメージを参考までに掲載します。A4ノートと、仕事中にポケットに入れられる大きさのメモ帳2冊です。

■歯科助手ノートには、3冊のノートを用意

大ノート:
永久保存版的な、まとめ用ノート(細かな部分まで、超細かくまとめたノート)

小ノート:
治療中のカンペ用(重要なポイントだけ書いてある)

小ノート:
仕事中のメモ専用(大きなノートにまとめたら、捨ててOK。基本、ギリギリ読める程度の殴り書き)

各ノートの使い方を、詳しく解説します。

■歯科助手ノート・メモ帳の使い方

・大きな歯科助手ノート

大きなノートは自分だけの参考書になる感じ。これに詳しくまとめていきます。(おすすめはルーズリーフです。私は実際にはルーズリーフを使用していました。

理由は、ノートのページをいつでも入れ替えることができるからです。かなり便利です。)

■歯科助手ノート・メモ帳の使い方

・小さな歯科助手ノート

一冊は、携帯用の歯科助手ノート。大きな歯科助手ノートから、大事な部分だけを抜き取って、治療中のカンペみたいにします。治療前にチラッと確認できるような存在です。

治療の準備・流れが、パット見てわかるようにしておくと、非常に便利です。

・小さな歯科助手ノート

・小さなメモノート

一冊は仕事中の、メモ帳(殴り書きで書いていくノート)。仕事中は、患者さんが来るので、丁寧にメモを取っている時間がありません。私は、あとで見返してわかる程度の汚さで、殴り書きのメモをとりまくりました。

メモ専用のノートは、100円です。メモでいっぱいになって、大きなノートに内容をまとめたら、メモ専用ノートは使い捨てって感じで、ゴミ箱行きです。

私は合計で5冊以上のメモ専用ノートを使いました。

■歯科助手ノートのまとめ方のコツ

上記で「カテゴリー別でまとめるとわかりやすい」と書きました。

そこを詳しく解説していきます。

■歯科助手ノートのまとめ方のコツ

上記に載せた画像の内容が、すべてではありません。どうやってカテゴリー別でまとめていくか、わかりやすくするために作ってみました。

参考にしてみてください。

↓この記事を動画でも解説しています。よかったらどうぞ。

↓こんな動画も作ってみました。よかったら、参考にしてください。

歯科の基礎知識を理解できるようにまとめた記事も参考にしてみてください。

早く仕事を覚えて、歯科助手ライフを楽しみましょう。

NOTEにて、未経験の歯科助手さん向けにテキストの販売を始めました。第1~3章までは無料で公開中です。よかったらご覧ください。

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