【友人がヴィーガン】アメリカの、ヴィーガンの食生活や考え方とは？
ヴィーガンが気になる人「ヴィーガンってどんな生活を送っているの？やっぱり、食生活やライフスタイルも考え方も、普通の人とは違うの？」
といった疑問に答えます。
✓もくじ
１．ヴィーガンの、アメリカでの生活とは？
２．アメリカ人ヴィーガンの食生活ってどんなの？
３．ヴィーガンの生活スタイル・考え方はさまざま。
この記事を書いている私は、アメリカ人と国際結婚して４年、アメリカ在住２年です。
家族や友人にヴィーガンが３人います。みんなベジタリアン→ヴィーガン歴は10～20年です。
ヴィーガンの食生活に関して、ヴィーガンの家族・友人のライフスタイルに基づいて解説します。
✓ベジタリアン・ヴィーガンに人気の「ネイチャーカン」
画像出展：ネイチャーカンフィットネス公式サイト
日本では2021年3月から販売が開始されたばかりで、今とても注目を浴びているブランドです。
ベジタリアン・ヴィーガン向けの商品もたくさん取り扱っています。
１．ヴィーガンの、アメリカでの生活とは？
結論として、ヴィーガンだからと言って、他の人と生活に違いがあるか、と言えば、そんなことはありません。
普通に暮らし、普通に食べて生活しています。
なぜなら、ヴィーガンはただ肉や動物性由来の食品を食べないだけだから。
実際にはヴィーガンが食べられる食品はとてもたくさんあります。
■体験談：知り合いのヴィーガンは、のんびり田舎生活を送るスピリチュアル系
私の知り合いのヴィーガンは、かれこれ20年以上ヴィーガンです。
初めはベジタリアンから入り、ヴィーガンに移行しました。
旦那さんと犬１匹で暮しています。旦那さんはベジタリアンでも、ヴィーガンでもありません。
が、奥さんが作る料理や買ってくるお菓子を食べるので、結果的にはほぼヴィーガン状態です。
■まさに理想のヴィーガン生活か？
そのヴィーガンの人は、芸術を愛し、裁縫や織物が趣味です。
彼女の仕事は、芸術を学校で教える講師です。
毎朝、早朝からヨガをたしなみ、その後出勤。
２．アメリカ人ヴィーガンの食生活ってどんなの？
さて、「ヴィーガンの食生活はどうなの？」ってところ、気になりますよね。
ヴィーガンの人って、生のオーガニックニンジンをぼりぼりとかじって食べている人が多いです。
（あくまで私の周りのヴィーガンはそうです。）
■ヴィーガンはスープもクッキーも自分で作って生活。私たちと変わらない。
上記で紹介したヴィーガン女性の家に行くと、冬はチリや、かぼちゃスープを作って出してくれます。
前回行ったときは、ヴィーガンチョコレートクッキーを焼いてくれました。おいしかったです。
彼女はよく、「シュガースナップ」という豆を生でポリポリ食べていることが多いです。
お酒も飲むし、スナックも食べます。
■田舎生活のヴィーガンは、豆類や米のストックがたくさん。
彼女は、アメリカの結構な田舎に暮らしているため、保存食をたくさん置いています。
乾燥豆や米、オートミールやパスタなど、日持ちするものはおしゃれに飾っています。
なんだろう…センスが良すぎて、本当に憧れる生活をしています。
■都会生活を送るヴィーガンの友人は、また違う。
私の職場に１人、ヴィーガンの女の子がいます。
彼女の場合、職場のスーパーでヴィーガン向けの食品がいろいろとそろいます。
そうなると、また、田舎暮らしのヴィーガンとは違ってきますね。
ヴィーガン専門のレストランにもよく行くし、ヴィーガンマシュマロやヨーグルト、アイスクリームだって、簡単に購入できます。
彼女のお気に入りは、大豆の発酵食品「Tempeh／テンペ」です。
↑テンペ。インドネシア発祥で、大豆の発酵食品。
■シンプルで、自然の味を楽しんで生活するヴィーガンが多い気がする
ヴィーガンの料理って、味が優しいです。
鶏ガラやダシなどを一切使わないため、野菜本来の甘みや、ハーブ類や香辛料を味わう感じですね。
ヴィーガンでも使える野菜ダシ。
↑昆布だしも。
和食だって、ほうれん草のおひたしや、マイタケのオリーブオイル炒めなど、食材そのものの味がわかりますよね。そんな感じです。
３．ヴィーガンの生活スタイル・考え方はさまざま。
ヴィーガンの生活スタイルや、考え方について触れておきます。
私自身、ベジタリアンでもヴィーガンでもないので、ヴィーガンの考え方を完全に理解するのは難しいですが、賛成できる点もたくさんあります。
■ヴィーガンの生活を確立する考え方
ヴィーガンになった人の理由は、本当に人それぞれで、同じヴィーガンでも、考え方は違います。
例えば、私の知っている３人のヴィーガンは、みんな全然似ていません。
■ヴィーガンになった理由
・スピリチュアル系なヴィーガン
・超動物愛護のヴィーガン
・肉が生理的に無理で、超健康志向なヴィーガン
これらが、彼らがヴィーガンになった主な理由です。
「ヴィーガン」という共通点があるだけで、考え方も、生活スタイルも、食の好みも全然違います。
■ヴィーガンの彼は、バスでの生活。
ヴィーガン歴15年の彼は、１年前に中古のバスを購入し、自分で車内を改造して住んでいます。
家（※バス）にはトイレもシャワーも水道もキッチンもありません。
アメリカなので、気ままにキャンプ場で生活を送っています。（キャンプ場には、共同のトイレ、シャワー、プールがあります。）
簡易用のガスバーナーで料理しています。
遊びに行くと、よくヴィーガンカレーを作ってくれます。彼はめちゃくちゃ健康志向です。
■ヴィーガンの彼は、実は日本で生活していた。
彼は、合計で５年くらいは日本で生活していました。
もちろん、その間もヴィーガンです。
東京を中心に暮らしていましたが、東京ならヴィーガンでも行けるレストランがあるようです。
彼が普通の居酒屋に行っても、お酒を飲むだけで、料理は注文しません。
ヴィーガン料理は、それじゃダメなんです。
■ヴィーガン生活は、基本的に自炊。
特に田舎に住むほど、ヴィーガンレストランやヴィーガン食品はなくなります。
特にアメリカの田舎は、みんな猟銃を持っていて、春や秋になると「ハンティングシーズン」で子どもも大人も、女性も、お年寄りもシカや鳥を狩ります。
そんなライフスタイルに、ポンとヴィーガンが入って、立ち向かえるわけありません。
ヴィーガンになったら、基本的には自炊です。
■ヴィーガン生活に勉強は必須
だから、ヴィーガンの人と会話するとよく、「この○○には、プロテインが〇ｇ入っていて。あ、鉄分も〇ｇ入ってる！これは１日で摂取する目安量の３分の１だよ。」っていうのが、延々と繰り広げられます。
内心では、「私はお肉を食べてプロテインを摂るから、大丈夫だよ」って思いながら、話を聞いています。
■知識もなく、勉強もしないヴィーガンは、不健康な生活まっしぐら。
そこを取り違えて、不健康に突っ走らないようにしましょうね。
この記事は、植物ベースの食生活の栄養リスクについて評価したり、指摘したりすることを意図した記事ではありません。
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