• 投稿の最終変更日:5月 7, 2023
【便利】ヴィーガン・ベジタリアンに関する英語の表現一覧

【便利】ヴィーガン・ベジタリアンに関する英語の表現一覧

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ヴィーガンに興味がある人「ヴィーガンに関する英語表現が知りたいな。バイト先のレストランに、外国人のお客さんがたくさん来るけど、たまにヴィーガンだっていうお客さんがいたから、ヴィーガンに関する英語が知りたいな。」

こういった疑問に答えます。

✓もくじ

1.ベジタリアン・ヴィーガンに関する英語表現

2.ヴィーガン・ベジタリアンがよく使う英語一覧

3.日本で買えるヴィーガン(ベジタリアン)食品を、英語で紹介しよう

この記事を書いている私は、アメリカ在住歴2年。

家族や友人に、3人のヴィーガンがいます。

ミネソタ州在住で、勤務先のスーパーでは、ヴィーガン向けの食品を多数取り扱っています。

ヴィーガンに関する英語表現に関して、実体験に基づいて解説します。

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ベジタリアン・ヴィーガン食では補うのが難しい栄養素を、ヴィーガン向けのプロテインで摂取することができます。

1.ベジタリアン・ヴィーガンに関する英語表現

1.ベジタリアン・ヴィーガンに関する英語表現

ヴィーガンは、英語で「Vegan」と書き、発音は「ヴィーガン」です。

英語がそのままカタカナになった感じです。

■ヴィーガンとは?

ヴィーガンについてよく知らない、という人もいるかと思います。

簡単にヴィーガンのことを説明すると…

食事や衣服、生活のすべてから、あらゆる動物性のものを取り除いたライフスタイルのこと。現在は、肉や卵など、動物由来の食材を一切食べない人のことを「ヴィーガン」だと認知している人が多いが、実際にはもっと奥が深い。

■ヴィーガンの人物に関する英語表現

・ヴィーガンだと表現する英語「私はヴィーガンです。」

I am vegan.

ヴィーガンって、自分がヴィーガンであることを超アピールしてきます。

・「彼女はたぶんヴィーガンだよ。」

I think she is vegan.

■ヴィーガンに関して質問する英語表現

・ヴィーガンについて聞く英語「ヴィーガンってなに?」

What does vegan mean?

・ヴィーガンについて聞く英語「ヴィーガンってなにを食べるの?」

What do vegan people eat?

・ヴィーガンについて聞く英語「いつからヴィーガンなの?」

When did you become vegan?

・私は、2000年からヴィーガンだよ。

I have been vegan since 2000.

・ヴィーガンについて聞く英語「なんでヴィーガンになったの?」

Why did you become vegan?

■レストランで、ヴィーガンとの英語の会話表現

■レストランで、ヴィーガンとの英語の会話表現

・(客)「ヴィーガンなんだけど、ヴィーガンでも食べられるメニューってある?」

I am vegan. Do you have a vegan menu?

・(客)「これって乳製品は入っていない?」

Is this Dairy free?

Egg free, Seafood free, gluten freeなども使います。

carb(カーブ)は「carbohydrate」の略で炭水化物の意味です。Low carbは「低糖質」のおことを指します。

・(店)「何か食べられないものはありますか?」

Is there anything you cannot eat?

・(店)「ヴィーガンメニューは置いてないんです。」

I’m sorry, we don’t have vegan menu.

・(店)「魚なしで、それを作ることはできません。」

I’m sorry, but we can’t make it without fish.

2.ヴィーガン・ベジタリアンがよく使う英語一覧

2.ヴィーガン・ベジタリアンがよく使う英語一覧

ヴィーガンに関する英語を、以下で一気にご紹介していきます。聞いたことがない言葉が、たくさん出てきますよ。

■ヴィーガンが使う「食べ物・栄養素」に関する英語表現

・Aquafaba(アクアファバ)

アクアファバとは、ひよこ豆の缶に入っている液体(缶詰の煮汁)のこと。

乾燥ひよこ豆をゆでたときに出る「ゆで汁」がアクアファバです。

アクアファバを攪拌(かくはん)して泡立て続けると、メレンゲになります。

アクアファバは、「卵(つなぎの役割)」として使うことができます。

アクアファバを使えば、ヴィーガン向けの「フェイク卵」やヴィーガンマヨネーズ、クッキー、ドーナッツ、ケーキを作ることができます。

↑オーガニック(有機)のひよこ豆

・Buddha bowl(ブッダボウル)

アメリカのレストランなどで、「ブッタ〇〇」という名前のものは、ベジタリアンやヴィーガン向けのメニューになります。

ブッダとは、仏教のブッダのこと。仏教では動物を食べないことから、名づけられているのでしょうね。

・Carob powder(キャロブパウダー)

ココアに似ているもの。

厳密には「イナゴマメ粉末」のようですが、ヴィーガンの間では、「Carob powder=ココアに似ているもの」として認識されています。

Carob powderには、カフェインは含まれておらず、見た目はココアのようです。

味はココアには似ていません。ナッツのような味で、自然な甘さがあるらしい。

・Vitamin B12(ビタミンB12)

ビタミンB12は、人間が健康的に生きていく上で必須の栄養素です。

しかしながら、ヴィーガンの食生活ではビタミンB12を摂取するのはとても難しいこと。

そのため、すべてのヴィーガンに、ビタミンB12のビタミン剤(サプリメント)を日常的にとることが望ましいとされています。

ヴィーガンの期間が長くなるほど、ビタミンB12のサプリメントは必須になります。

・Flax(フレックス)

アマという植物。アマニオイル(亜麻仁油)とか聞いたことがあるのではないでしょうか?

オメガ3など、体によいとされる栄養素を摂取できます。

↑オーガニックのアマニオイル

・Flegg(フレッグ)

アマニオイルからも、フェイクエッグが作れます。

具体的には、アマニオイルと水を一緒に使って、クッキーやケーキを焼けば、卵の役割を得られる、というものです。

・Hummus(フムス)

英語での発音は「ハムス」です。フムスは、ひよこ豆からできているディップです。

ほとんどのヴィーガンはフムスが大好きです。

↑フムスが買えます。

・Legumes(レギュームズ)

豆果(とうか)のこと。具体的には、エンドウ、ダイズ、レンズマメ、イナゴマメ、ラッカセイなどがあります。

これらは、ヴィーガンの食生活におけるプロテインと食物繊維の主な源です。

・Quinoa(キヌア)

穀物の1つと考えればOK。キヌアは、プロテインをたくさん含んでいます。

アメリカでは、キヌアのサラダなどが人気。

↑オーガニックのキヌア

・Tempeh(テンペ)

テンペは、インドネシア発祥の大豆の発酵食品です。

肉の食感に似ているため、ヴィーガンの強い味方です。

アメリカでは、ヴィーガンに大人気の発酵食品です。日本でも買えます。

英語の発音は「テンペェ」。

↑テンペ

・Jackfruit(ジャックフルーツ)

■ヴィーガンが使う「食べ物・栄養素」に関する英語表現

日本語では「ぱらみつ」とも言われます。

東南アジアやアフリカ、メキシコなどの南国地域でたくさんとれる果物です。

私の勤務先のスーパーでも取り扱っています。

巨大なフルーツで、見た目はドリアンに似ていますが、臭くありません。

香りも味も、とても甘い果物で、食感がしっかりしていて、「もきゅもきゅ」しています。

私はフルーツとして、そのまま食べるのが好きですが、炒め物などにして食べるのも大人気です。

■ヴィーガンが使う「食べ物・栄養素」に関する英語表現

↑ジャックフルーツを使った、ヴィーガンバーガー

ジャックフルーツの独特の食感から、「豚肉」の代わり(代替肉)としてヴィーガンに人気です。

ジャックフルーツは、缶詰でも売られています。

↑アマゾンで買えるジャックフルーツの缶詰。

↑アメリカのアマゾンで買える、ジャックフルーツの「TEX MIX」(テックスミックス)。めちゃくちゃおいしいです。

・Nutritional yeast(ニュートリショナル・イースト)

ビタミンの栄養素を含むイースト菌のこと。日本語では「栄養酵母」。

・Omega-3 and Omega-6(オメガ3,オメガ6)

オメガ3,オメガ6。ヴィーガンになったら、意識的にこれらを摂取しないとなりません。

免疫力を向上し、体の機能を向上させてくれる、超重要なものです。生きていく上で必須。

オメガ3は、魚、クルミやチアシード、芽キャベツ、ALGAEオイル(藻類オイル)などに含まれています。

オメガ6は、ごま油やレバーに含まれています。

オメガ3を摂るために、フィッシュオイルが人気ですが、魚からの成分なのでヴィーガンは使用できません。

ヴィーガン・ベジタリアン向けのサプリなら「ヴィーガンCLA (共役リノール酸) ソフトジェル 」というものがあります。オメガ6系脂肪酸を摂取できます。

↓これはオメガ3脂肪酸が摂取できるベジタリアン・ヴィーガン向けサプリメント。

オメガのサプリメントをヴィーガン向けで探すのって、めちゃくちゃ大変(理由は、魚がダメだから)。

・Plant-based(プラントベース)

植物性由来の食べ物のこと。

↑ヴィーガン向けの食品。

・Soysage(ソイセージ)

ソーセージではなく、「ソイ」セージ。大豆から作られている、フェイクソーセージのこと。

↑アメリカアマゾンで買える、ソイセイージ。

・Tofurky

大豆ベースの、フェイクターキー。発音は「トーファーキー」。豆腐とターキー(七面鳥)をくっつけた造語。

↑アメリカアマゾンで買える、トーファーキー。

・Veganaise(ヴィーガネーズ)

ヴィーガン用のマヨネーズのニックネーム。

↑日本では、「豆乳マヨネーズ」などで売られています。

↑アメリカアマゾンで買える、ヴィーガネーズ。

■ヴィーガンが見ている成分表の英語表現

・Gelatin(ゼラチン)

ゼラチンは、動物の骨や皮からできているため、ベジタリアンやヴィーガンは食べません。

ゼラチンって、思っている以上にいろいろな食べ物に使われています。

マシュマロにもゼラチンが入っています。

アメリカのベジタリアン・ヴィーガンは、ゼラチン不使用のマシュマロを食べます。

↑アメリカのAmazonでは、日本円で約1,300円ほどで売られています。

↑同じ商品が日本のアマゾンだと5,600円もします…。

ゼラチン不使用のマシュマロは日本では売っていないようなので、食べるのをあきらめた方がいいかも…。

・Isinglass(アイシングラス)

アイシングラスとは、半透明の薄いシート状のゼラチン。

魚を原料として作られるゼラチンで、ヴィーガンは食べることができません。

アルコール(お酒)に使われていることもあるため、ヴィーガンはこれが成分表にないことを確認しなくてはなりません。

・Casein(カゼイン)

カゼインとは、乳製品に入っているプロテイン(タンパク質)の1つ。

ヴィーガンはCaseinを摂取しません。

「NON-daily(乳製品ではない)」と商品ラベルに書いてあっても、成分表を確認したときに「Casein」と書いてあれば、ヴィーガンは食べることができません。

・Rennet(レンネット)

Rennetは酵素の名前の1つで、子牛などの胃袋に存在するもの。

なので、子牛などの胃袋から抽出される成分です。

チーズ作りに欠かせないものの1つのようで、「乳製品不使用」と表示してあるチーズであっても、Rennetの表示があればヴィーガンはそれを食べることができません。

・Lanolin(ラノリン)

ラノリンとは、ウールにおわれた動物(羊など)から得られる蝋(ロウ、ワックス)のこと。

「wool wax」または「wool grease」とも呼ばれます。

化粧品やヘルスヘア製品に使われます。

ヴィーガンは、ラノリンが含まれる製品は使いません。

100%ヴィーガンのコスメも結構売っていますよ。

↑100%ヴィーガンの日焼け止め化粧下地。

・Faux fur(フォーファー)

Faux fur」はフランス語なので、読み方は「フォー・ファー」です。

フェイクファーのこと。見た目は動物の毛皮みたいですが、実際には動物から作られていない、偽物の「ファー」のこと。

Faux leatherPleather」は、偽物の皮製品のこと。

・Impossible Burger (or Impossible Whopper)

インポッシブル・バーガー」とは、植物ベースのハンバーガー肉のこと。

アメリカのファストフードでも、商品展開されています。

↑日本でも、いろいろな商品が作られています。

・Mock meat(マックミート)

マックミートとは、代替肉のこと。

多くの場合、大豆ベースまたは麦プロテインベースです。

日本でいう「大豆ミート」がこれに当たります。

・Pareve

Pareve、発音は「パラヴァ」。

ユダヤ教の言葉の1つ。

ユダヤ教はヴィーガンではありませんが、宗教上の食生活に関して、いくつかヴィーガンの食生活と似通っている点があるようで…。

もし、食べ物のパッージに「Pareve」という表示があれば、「ユダヤ教徒OK」「ヴィーガンOK」ってサインのようです。

(つまり、乳製品不使用とか、その感じ)

・Seitan(セイタン)

セイタンとは、麦からとれるプロテイン(タンパク質)のこと。

もし(大豆アレルギーなどの理由で)大豆を食べないヴィーガンである場合、Seitanにお世話になることになります。

日本語では、「グルテンミート」と呼ばれます。

・Tallow(タロウ)

Tallowとは、動物由来の脂肪(獣脂-じゅうし)のこと。

石けんやキャンドル、保湿クリーム、調理油に使われています。

Tallowが使われている製品は、ヴィーガンは使うことができません。

・Whey(ホエイ)

ホエイは、牛乳からできています。チーズを作るときにできる液体がホエイです。

ヴィーガンはホエイを食べることができません。

■ベジタリアン・ヴィーガンの「タイプ別」に関する英語表現

■ベジタリアン・ヴィーガンの「タイプ別」に関する英語表現

参考までに、軽くベジタリアンの種類をまとめた表を載せておきます↓

■ベジタリアンの食事【種類別一覧】

・Abolitionist vegan/Hardline vegan

地球上すべての人間が、ヴィーガンになるべきだと考えている人達のことを「Abolitionist vegan」と言います。

発音は「アボリシュニスト」って感じ?

かなり宗教チックですが、めちゃくちゃ厳しいルールで暮らす「本物のヴィーガン」です。

ヴィーガンの食生活のみならず、衣服や靴、すべてにおいて植物性由来のものを使用しています。

他人にも「ヴィーガンになるべきだ」と広めている感じ。

厳しいルールを無視する別のヴィーガンに対しても、攻撃する(批判的な)、ちょっと過激なヴィーガンです。

・Bivalvegan/Ostrovegan

直訳は二枚貝のことですが、ヴィーガンの中でも、「二枚貝」は食べる、という人たち(貝食主義者)も存在します。

彼らのことをBivalvegan/Ostroveganと呼びます。

・Ethical vegan(エシカル・ヴィーガン)

倫理的なヴィーガン。

倫理的なヴィーガンは、動物の商品化を否定し、あらゆる目的であっても、動物製品の使用を拒否します。

具体的には、ウール(毛糸や靴下)や毛皮、レザー製品(靴や財布、バッグ)、ダウンジャケットや羽毛布団は使いません。

・Flexitarian(フレキシタリアン)

基本的な食生活はベジタリアンですが、たまに肉を食べる人たちのことです。

私と主人が、ここに分類されます。

私たちは、肉(主にチキンとターキー)を月に1,2回しか食べません。が、別にベジタリアンになったわけでもなく、肉を拒否することもありません。

「FlexibleなVegetarian=柔軟なベジタリアン」のことを指します。

・Freegan(フリーガン)

自分自身は肉を食べないし、肉を買わないし、動物性由来の製品を買わない。

けど、誰かが買ってくれたものに対して「NO」とは言わない人たち。

例えば、自分でスーパーに行ったときに肉は買わないが、友人と食事に行ってハンバーガーをごちそうされたら食べる感じ。

(自分がお金を出していない=自分は肉を売っている会社にお金を払っていない=家畜業を助けているわけではない、という考えかた)

・Fruitarian(フルーツタリアン)

フルーツをメインに食べて暮らしている人たちのこと。

たまに、生の野菜を食べます。多くのフルーツタリアンは、ナッツを食べません。

日本では、フルーツは高価なので、本当にお金に余裕のある人じゃなきゃ無理です。(海外では、フルーツがとても安いです。)

・Health vegan

自身の健康のためにヴィーガンになった人。

(ほかのヴィーガンと比べて)動物保護の精神はそこまで強くない人たち。

・Raw vegan

食べ物を調理せずに、生のまま食べる食生活を送るヴィーガンのこと。

調理すると酵素が死んでしまうため。

・Locavore(ローカヴォア)

環境のために「地元のもの」しか食べないヴィーガンのこと(←すべては不可能なので、できる限り)。

輸送時に出る排気ガスなどを嫌がります。

地産地消することで、少しでも環境に配慮する、という方法です。

・McDougall diet

1つのダイエット(食生活)の名前。

炭水化物やでんぷんをたくさん摂るダイエットのこと。

ヴィーガンでもチャレンジできる食生活ダイエットの1つ。(発音:マクダゴー・ダイエット)

・High-carb low-fat vegan diet (HCLF).

高炭水化物、低脂質のヴィーガン食生活(ヴィーガンダイエット)のこと。

1日の食事内容のうち、80%のカロリーは炭水化物、10%はプロテイン、10%は脂質からきています。

※「ダイエット」は、英語で「食生活」という意味です。

・Lacto-ovo vegetarian(ラクトオボ・ベジタリアン)

肉は食べないが、乳製品や卵は食べる、ベジタリアンの人たちのこと。

・Level-5 vegan(レベル5ヴィーガン)

レベル5ヴィーガンとは、ただのジョーク(皮肉)です。

あまりにも多くのレベル(独自のルール)でヴィーガンをやっている人が多いので、超厳しいルールで暮らすヴィーガン(真のヴィーガン)のことを皮肉って「Level-5 vegan」と呼ぶ感じ。

(※実際にはただのジョークなので、Level-5 veganという言葉を耳にすることはありません。)

・Vegangelist

ヴィーガンを広めているヴィーガンたちのこと。

個人の自由でヴィーガンになるのはいいですが、ヴィーガンを周りに広めようというのは、ちょっと宗教チックでアウト。

・Veganic

「ヴィーガン+オーガニック」の造語。

オーガニック野菜であっても、牛のフンですら堆肥として使用しないやり方で野菜を育てる方法。

<私の意見>さすがに、動物のフンまで否定するのは、行き過ぎかと…自然の木や植物だって、動物たちのフンや死骸などのおかげで成長しているのになぁ…。ちょっと考え方が過激すぎますね。

■ベジタリアン・ヴィーガンが使う「信念」に関する英語表現

■ベジタリアン・ヴィーガンが使う「信念」に関する英語表現

・Animal by-products(アニマル・バイプロダクト)

動物性由来の製品のこと。

ほとんどのヴィーガンが、動物性由来の製品を拒否して利用しません。

動物性由来の「のり-接着剤」を避けることは結構むずかしいです。

動物性由来の糊は、特に靴に使われているため、それまで拒否したら、はける靴の選択肢がなくなってしまいます。

化粧品や石けんも、動物性由来の成分が含まれています。

が、ヴィーガンでも気にするヴィーガンもいれば、気にしないヴィーガンもいます。

「ただの石けん」としてとらえるのか、「植物性由来の石けんしか使わない」のかは、本人の意思で決定されます。

・Concentrated animal feeding operation (CAFO)

家畜業に関して、家畜を育てる過程で、劣悪な環境下で家畜を育てる方法のこと。

大企業の家畜に多く、たくさんの家畜が小さなケージや建物内で育てられ、空気も悪く、動物の尊厳もないような家畜方法。

ヴィーガンがもっとも嫌いだとしている項目の1つ。

・Factory farming(ファクトリー・ファーミング)

工場型の機械的な家畜方法。家畜の気持ちなんて一切考えない、利益目的の方法です。

具体的には、マクドナルドのチキンを育てているファームとかのこと。

ヴィーガンでなくても、この方法に反対するアメリカ人が多いです。

・Cruelty-free

動物に対する虐待に反対すること。

動物を食べない、動物で実験しない、家畜にしない、など、すべて。

発音は「クルーエティ・フリー」。Crueltyが残酷、冷酷、虐待の意味。

・Deontological arguments (for veganism)

「肉を食べると体に悪い」などの健康的な理由ではなく、「生きているものを殺して、それを食べるという行為そのものが悪」とするヴィーガンの考え方。

・Earthlings(アースリングズ)

地球上に住んでいる生き物すべて。

ヴィーガンではない人にとって、「Earthlings=人間」ですが、ヴィーガンにとって「Earthlings=地球上のすべての生き物」というとらえ方です。

そのため、「なぜ同じEarthlings同士なのに、殺して食べるのか?」というのが、ヴィーガンの主張です。

・Euthanasia(発音:ユーサネイジア)

安楽死。

・Living Foods(リビング・フード)

調理される前の「生の食べ物」すべてを指す。

生野菜やフルーツ、ナッツやシード(かぼちゃの種やヒマワリの種など)など、調理される前はまだ酵素生きているため、Living Foodsと呼んでいるようです。

・Utilitarianism

人間が動物(家畜など)を殺すとき、動物はたくさんの恐怖や苦痛を味わう。

しかし、人間がその肉を食べるときの、幸福感や満足感は動物の死や苦痛に値しない。

英語の発音は「ユタリタリアイズム」です。

もしも、人間が動物の肉を食べたときの幸福感や満足感が、ものすごく高いもので、食べられる動物たちの死や苦痛に値する(無駄にならない)ものであれば、動物を殺して、肉を食べてもよしとする考え方のこと。

■ベジタリアン・ヴィーガンが会話でよく使う英語表現

・Animal welfare(アニマルウェルフェア)

動物福祉、アニマルウェルフェアのこと。

動物の命や権利を主張し、人間が動物に与える苦痛やストレスを最小限にしよう、という考え方のこと。

・Carnism(カーニズム)

学校での教育内容で、「家畜=食べ物」という概念を教え込むこと。

犬や猫はペットなのに、豚や牛は食べ物だという概念をもつこと。

ヴィーガンはカーニズムに反対しています。

・Cheegan(チーガン)

「チート(ズルすること)+ヴィーガン=チーガン」の造語です。

普段はヴィーガンですが、たまに「ちょっとだけなら…」と、牛乳を飲んだり、チーズを食べたりしているヴィーガンもいるようです。

世界中で多くの人がヴィーガンに挑戦しているため、このような言葉が生まれたのでしょう。

・Daiya(デイヤ)

ヴィーガン向けの食品を作っている、大きな企業の名前。

カナダの企業でしたが、現在は日本の企業「大塚製薬」が買収しました。(みんなも知っている大豆バー「ソイジョイ」とか。)

↑ソイジョイ

↑アメリカのアマゾンでは、ヴィーガンのお菓子パックを買えます。

アメリカのAmazonで買い物したい人は、アカウントを作成しましょう。詳しくは、【超簡単】アメリカ版のAmazonアカウントの作り方・手順。英語が苦手でも大丈夫!で解説しています。よかったらご覧ください。

・Veg

ベジタリアンやヴィーガンのニックネーム。

ベジタリアンやヴィーガンmp仲間内で「Go veg!」とか言うのかな…。

・Veganize(ヴィーガナイズ)

ヴィーガン向けではない料理のレシピを、ヴィーガン向けにアレンジすること。

レシピ材料に牛乳があれば、豆乳を代わりとして使ったり、肉の代わりに豆腐を使ったり…。

・Veganuary(ヴィーガニュアリー)

毎年1月になると、多くのヴィーガンは、周りにいる人に「ヴィーガンっていいよ」とプロモーションするようです。

新年は「新しいことに挑戦したい」と思う人も増えるので。Veganuaryは、「ヴィーガン+January(1月)」をくっつけた言葉です。

3.日本で買えるヴィーガン(ベジタリアン)食品を、英語で紹介しよう

日本には、実は多くのヴィーガン食品が売られています。

例えば、

・味噌や醤油

・米、もち

・うどん、そば

・ソイジョイ

・干し芋

・甘納豆

・豆乳、甘酒

・納豆、こんにゃく、キムチ、漬物

・豆腐

■ベジタリアン・ヴィーガンに人気。そのまま英語になった、日本の食べ物。

to-fu(豆腐)

edamame(枝豆)→英語の発音だと「エダマミ」になります

kombu(昆布)

maitake mushroom(マイタケ)

shiitake mushroom(しいたけ)

mizuna(水菜)

daikon radish(大根)

okura(オクラ)

wasabi(ワサビ)

■日本のヴィーガン食品について英語で表現してみましょう

・「納豆は発酵食品で、体にいいよ。臭いはくさいけど。」

Natto is fermented soybeans  It is very sticky and smells bad, but it is very healthy for you. This is definetly something everyone should add into their diet.

発酵: fermented(発音:ファーメンティッゥ)

・「日本のお坊さんが食べる精進料理はヴィーガンが食べられるものだよ」

Sho-jin Food is vegan. Monks in Japan eat it.

・「ソイジョイっていう大豆のバーは、ヴィーガン食品だよ。」

Vegans can eat SOY JOY bars because they are made from soy beans.

・「日本だとまだヴィーガンはたくさんいないよ。」

There are not many vegans in Japan.

↑日本でも買える、ヴィーガン向けの鉄分サプリメント。

以上、ヴィーガンに関する英語をまとめてみました。参考にしてみてください。

この記事は、植物ベースの食生活の栄養リスクについて評価したり、指摘したりすることを意図した記事ではありません。

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