【アメリカ生活の現実は厳しい】アメリカに憧れる人に知ってほしい6つ
アメリカでの生活に興味がある人「アメリカでの生活って、憧れるなぁ...。アメリカ人と国際結婚して、アメリカに移住したいなんて思ったりするけど、みんなどんな生活を送っているんだろう。移住前に知っておいた方がいいことってなにかな?」または、「アメリカ在住だけど、アメリカに住んでいる他の日本人の人たちは、どんな生活を送っているんだろう...私は思っていたイメージと現実が違いすぎて、ぶっちゃけ辛いです。」
こういった疑問に答えます。
✓もくじ
1.【アメリカ生活の現実は厳しい】アメリカ生活に憧れる人が知っておくべきこと
2.アメリカ生活の現実①:医療費が高すぎ
3.アメリカ生活の現実②:英語ができないと空気になる
4.アメリカ生活の現実③:友人を作るのって大変
5.アメリカ生活の現実④:職場が人手不足で大変
6.アメリカ生活の現実⑤:日本の家族に会えない
7.アメリカ生活の現実⑥:日本食・温泉・清潔さが恋しい
この記事を書いている私は、アメリカ在住歴2年。現在は、ミネソタ州で、友人と3人暮らしです。
2020年の1年間、セントポールのダウンタウンで「歯科助手」として働いていました。今は、近所のスーパーでパートタイムで働いています。英検4級持ってます。
1.【アメリカ生活の現実は厳しい】アメリカ生活に憧れる人が知っておくべきこと
アメリカ生活に憧れている日本人が多いかと思います。
結論として、アメリカ生活の現実は厳しいです。
なぜなら、日本とは全く違う国・文化・価値観の人が集まって「アメリカ合衆国」という1つの国が成り立っているからです。
■アメリカ生活の現実は、州によって違う
ぶっちゃけ、アメリカの州、1つひとつが「それぞれの国」と言っても過言ではありません。
ニューヨークやカリフォルニア、フロリダなど、物価が死ぬほど高い場所に住んだら、一般家庭の家計は、火の車です。
ミネソタ州ツインシティは、そこそこですね。頑張らなくても暮らしていけます。
■アメリカ生活の現実は、マジで厳しいぞ。
日本という(ほぼ日本人しかいない)国で、ぬくぬくと育った私たち日本人が、アメリカで暮らすと言うことは、簡単なことではありません。
もしも、結婚相手やパートナー、もしくはあなた自身が「億万長者」であれば、話は別ですが。
■体験談:私がアメリカ生活で現実を知って、半年でホームシックになった話
具体的なお話をすると、1年半前の私は「ホームシック」でした。
というのも、ウィスコンシン州でアパートを契約し、夫・アダムも私も仕事を得て働き始めたころです。
アダムは早朝~夕方までの勤務で週末は休み。
私はレストランでサーバーになったので、昼間~夜10時まで仕事で、週末も勤務。
「アダムに会えない」、「サーバーの仕事が辛い」、「友だちもできず、ひとりぼっち」という現実にぶち当たりました。
結果的にホームシックになり、毎日泣いていました。
■アメリカ生活の負の現実を、プラスに変えてくれた夫に感謝。
現在は、田舎から、ミネソタ州ツインシティに引っ越して、元気復活です。
友だちもできて、アメリカ生活を楽しんいます。歯科助手の仕事を通して、英語力も向上しました。
やっぱり田舎より都会の方が、溶け込めて心地よい。
2.アメリカ生活の現実①:医療費が高すぎ
「アメリカの医療費が高い」と言うのは、世界的にも有名な話です。そして、事実です。日本の医療制度とは全く異なります。
■アメリカ生活の現実が厳しくなるのは、「高額医療費」のせいかも。
なぜアメリカの医療費が高額か…その理由は、「加入が個人の自由」なので、医療制度自体が「お金儲けのビジネス」になっているからです。
一般的には、勤めている会社が提案している健康保険に加入します。
いい会社に勤めれば、いいプランの保険に加入できます。
勤務先が、あまりいい会社ではない場合は、最低限のプランに加入する感じです。
しかも、1ヵ月にかかる保険加入料もバカ高いです。1人当たり、1ヵ月3万円~5万円とかが普通です。
■歯科助手として勤務し、アメリカ人の生活ですら、現実は厳しいことが分かった。
歯科保険なしで歯医者にかかれば、10万円~100万円は軽くかかります。
1本の歯を残す治療に15万円かかるのは、アメリカでは超普通です。
歯科助手だったので、お金が払えなくて泣く患者さんを、何人も見てきました。
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3.アメリカ生活の現実②:英語ができないと空気になる
アメリカでは、自己主張したり、自分から会話にどんどん入っていかないと、「空気」として扱われます。
アメリカ人は自己主張が強いため、マジで会話が大好きな人が多いです。
■アメリカ生活において、友人との会話が早送りすぎる現実
アダムの友人と遊んだり、パーティーに参加すると、もう、マシンガントークが止まりません。
特に女性だと、話の主導権を争って、言い合いみたいになってることもよくあります。
私もアダムも「ゆっくり、のんびり、リラックス」が好きなので、いつも聞き役に回っています。
日本人って控えめで、静かめな人が多いので、アメリカではまさに「空気」になりがちです。アメリカに住んでいるなら、英語力はやはり高い方がいいです。
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4.アメリカ生活の現実③:友人を作るのって大変
理由は、アメリカ人って本当に色々な人がいるから。
私は、アメリカに移住して、2年経った時点でやっと、「あぁ、自分にも友だちができた」と思えました。
■歯科助手だったのに、アメリカ生活で友だちができなかった私の現実
歯科助手をやっていたとき、同僚も友だちっぽかったですが、それでもプライベートでよく遊びに行くような仲ではありませんでした。
理由は、「タイプが違った」から。
私は化粧もネイルも一切興味がありません。(化粧道具、1つも持っていません。)
一方で、歯科医院の職場の同僚は、ネイルやマツエク、メイクや髪染めなどが大好きな人が多かったです。
■2年のアメリカ生活を経て、やっと理想の現実・友人を手に入れた。
現在スーパーマーケットで働き始めて、気の合う友だちが2人できました。
一緒にクレープを食べに行ったり、メッセージを送り合ったり、キャンプファイヤーをしたり、猫と遊んだり、家に行ったり…。
スーパーマーケット勤務なので、みんな近所に住んでいます。
ここにたどり着くまでに、2年かかった私。アメリカ人はフレンドリーなので、年齢・性別を問わず、仲良くなるのは簡単です。でも、気の合う仲間を見つけるのは大変です。
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5.アメリカ生活の現実④:職場が人手不足で大変
私は、アメリカに移住して2年で3つの仕事を経験しました。
レストランでサーバーを3ヵ月(挫折)、歯科助手1年1ヵ月、スーパーマーケットの青果売り場のスタッフ(現在ココ。5か月目)です。
日本人労働者は、しっかり真面目に仕事をするので、アメリカではとても重宝・感謝されます。
■アメリカ全土で人手不足の現実。みんなどうやって生活してるの?
働いていたレストランも、現在スタッフ募集中です。
歯科助手として働いていたときは、とにかくみんな続かない…確かに専門的な医療分野なので、未経験で歯科助手になるのは大変ですが。
多くの若い子が1,2か月で辞めたり、クビになっていました。いい人材が来ないのが、アメリカ歯科業界の難点かも。
■アメリカのスーパーなら、日本人でも生活費を稼げる。
そして、現在働いているスーパーマーケットも、とにかく辞めてく辞めてく…。私は勤務2カ月目で「中堅スタッフ」の仲間入りをしました。
パートタイムで、1週間で合計24時間働いている私ですが、それでも1ヵ月で10万円くらい稼いでいます。
食費や貯金に回しています。
■アメリカのスーパーマーケットは、高校生がたくさん働いている。
スーパーなので、基本的には誰にでもできる仕事です。
そのため、高校生が夏休み期間だけ働いていることが多くて。
私はパートなので特に気にしませんが、スーパーでフルタイム勤務だったら、人手不足すぎてめっちゃ大変そうです。
アメリカなので、「ワークライフバランス」がもっとしっかりしているかと思ったら、職業によっては全然そんなことないんです。(けど、アメリカなので、働いた分だけちゃんとお金になります。)
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6.生活の現実⑤:日本の家族に会えない
アメリカに移住したら、簡単に日本には帰れないのが現実です。
私は、2021年9月に、日本にいる祖父を亡くしました。
コロナもあるし、航空券もバカ高くて…もちろんお葬式にも行けませんでした。
両親もどんどん年をとっていくし、「本当に、このままアメリカで暮らしていていいのかな?」と思うこともよくあります。
7.アメリカ生活の現実⑥:日本食・温泉・清潔さが恋しい
アメリカに移住して2年が経ちました。
アメリカでも日本食を自分で作ったり、スーパーで寿司を買ったり、アジアマーケットに行って、インスタントラーメンを買ったりと、いろいろ試しています。
が、やっぱり日本食が恋しいですし、温泉に入りたい。
また、日本のトイレの清潔さやコンビニスイーツ、お弁当なども恋しいです。
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以上、アメリカ移住を検討中の人、すでにアメリカに住んでいる人の参考になればうれしいです。
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トーマン悠(トーマンはるか)
英語が大嫌いで、英会話に通って英語が話せるようになりました。英検4級だけ持っています。
アメリカ人と結婚して6年、アメリカ在住4年。現在は夫・アダムと、のんびりキャンパー暮らしをしています。
新卒で小学校教員
→半年で退職
→歯科助手
→英会話に通う
→アメリカ6週間1人旅
→北海道移住
→事務員
→夫婦で仕事を辞め、エベレストのベースキャンプまで120㎞を完歩
→アメリカ移住
→レストランでサーバー、3か月で辞める
→歯科助手
→スーパーの青果売り場勤務
→ミネソタ州でキャンパー暮らし
→ホテルの清掃員
→RVパークのスタッフ
現在はアメリカ・ミネソタ州在住です。
目標であった、夫・アダムの奨学金450万円を完済しました(2021年12月末)。
ヒッピー思考で、愛と自由と平和がモットー。
アダム・トーマン
このサイトの英語アドバイザーを担当。
2011~2019年まで、日本各地で英語・英会話講師を経験。
初めて住んだ岩手県二戸市が超大好き。
幼児~大人まで、ビギナー~超上級者まで、幅広く教えてきました。
Make your English your style.
★仮想通貨・米国株を2017年から運用中。
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