• 投稿の最終変更日:4月 7, 2022
【国土広すぎ!】アメリカと日本の決定的な違い。国土が大きいっていいな。

【国土広すぎ!】アメリカと日本の決定的な違い。国土が大きいっていいな。

cat

アメリカについて気になる人「アメリカと日本の違いについて知りたいな。アメリカって大きな国だし、かっこいいイメージがあって、自由で楽しそう。いつかアメリカに行けたらいいなぁ...なんて思ったりするので、アメリカについていろいろ知りたいです。」

こういった疑問に答えます。

✓もくじ
■アメリカと日本の決定的な違い【国土がバカ広い】
■アメリカと日本の【テクノロジー】普及の違い
■アメリカと日本の【ファッション】の違い
■アメリカと日本の【住居】の違い
■アメリカと日本の【食生活】の違い
■アメリカと日本の【スーパー】の違い
■アメリカと日本の【レストラン】の違い
■アメリカと日本の【学校生活】の違い(高校・大学)
■アメリカと日本の【スポーツ】の違い
■アメリカと日本の【ホームレス】の違い
■アメリカと日本の【働き方】の違い
■アメリカと日本の【お金】の違い
■アメリカと日本の【医療】の違い
■アメリカと日本の【文化】の違い

この記事を書いている私は、アメリカ在住歴2年。

アメリカ人の夫・アダムと結婚して4年が経ちました。アメリカのレストランで、サーバーの仕事を3ヵ月間経験。その後、歯科助手として1年以上勤務。現在は、スーパーの青果売り場で働いています。

コロラド州(フォートコリンズ)→ウィスコンシン州(オークレア)→ミネソタ州(セントポール)に住みました。

現在は、ミネソタ州のミネアポリス在住です。夫とルームメイトと私で、3人で暮らしています。

アメリカと日本の違いに関して、実体験に基づいて解説します。

■アメリカと日本の決定的な違い【国土がバカ広い】

結論として、アメリカと日本の決定的な違いは、「国土の広さ」です。

「アメリカ」という国の広さは、日本では絶対に感じることのできないものです。

なぜなら、日本は「小さな島国」だからです。

・アメリカは、日本の国土の25倍。

日本の国土と、アメリカの国土を比べてみてみると…アメリカの国土は、日本の25倍もあります。ロシア、カナダに次いで、アメリカの国土は世界で3番目に大きいのです。

アメリカにある「モンタナ州」が、日本の国土とほぼ同じくらいの広さです。

■体験談:私がアメリカで、日本との国土の違いを痛感した話。

■体験談:私がアメリカで、日本との国土の違いを痛感した話

具体的なお話をすると、私は2017年に、6週間アメリカ1人旅をしました。アダムのお姉ちゃんがコロラド州に住んでいるので、ミネソタ州(ツインシティ)からコロラド州(フォートコリンズ)に、会いに行くことに。

アダムのいとこたちの車で、片道14時間かけて、コロラド州まで行きました。ガソリンの給油とトイレ休憩以外は、車を止めることはありませんでした。運転は、4人で交代です。2泊して、また片道14時間かけて、ミネソタ州へ戻りました。

これ、多くのアメリカ人にとっては「普通」なんだそう。アダムは、日本に移住する前は、年2~3回は、ミネソタ州→コロラド州までの運転を、1人でやっていました。1人で、寝ないで14時間ぶっ通しで運転するって、すごいですよね。でも、アメリカの道って、とにかくまっすぐだから、日本での運転よりも楽なんだとか。

長時間の運転に慣れているアメリカ人にとって、「片道3時間」は「たった3時間か。近いね。」って感覚です。

・アメリカは国内でも、4時間の時差がある

アメリカは、ニューヨークとカリフォルニアを比べると、4時間もの時差があります。国土が横にも広いので、朝のニュースを見ていても、話しているリポーターは、自分よりも過去にいたり、未来の時間にいたりします。

・アメリカと日本の【人口】の違い

中国、インドに次いで、アメリカの人口は、世界で3番目に多いのです。アメリカの人口は、3億2820万人(2019年時点)です。現在も、アメリカの人口は増え続けています。世界人口が約76億人なので、地球上の25人に1人が「アメリカ人」という計算になります。

日本の人口は、約1億2581万人です。アメリカの人口は、日本の2.6倍です。

・アメリカに住んでいる人と、日本人の【人種】の違い

アメリカには、世界中から人が集まります。「アメリカ人」と一言で言っても、肌の色も、文化も習慣も、考え方も、信仰もまったく異なります。特に大都市は、「メルティングポット」です。ちなみに、アメリカでは「アジア系の人=中国人」って判断されます。
アメリカでは、田舎ほど白人の人口が増えます(←そして、トランプ支持者がめちゃくちゃ多くなります)。

・アメリカは国土が広いので、極寒も南国も体感できる

日本も、北海道と沖縄を比べたら、「寒い・雪」と「暑い・海」で分けられますね。アメリカでは、それがもっと極端になる感じです。ミネソタ州では、2020年の冬に、マイナス30℃を記録しました。一方で、フロリダ州は、めちゃくちゃ暖かいです。

アリゾナ州周辺では、夏に50℃近くになります。砂漠もあって、サソリもいます。

■アメリカと日本の【テクノロジー】普及の違い

・70代のアメリカ人も、スマホ・SNSを大活用

70代、80代のお年寄りも、最新のスマホを持っています。持っているだけではなく、しっかり活用し、使いこなしているから驚きです。私はスーパーで働いていますが、ワイヤレスイヤホンを使って会話しているお年寄りのお客さんも、かなりいます。

・アメリカ人は、ワイヤレスイヤホンで会話しまくり

アメリカでは、公共の場でも普通に電話で会話します。バスや電車、買い物中のスーパーの店内でも、トイレでも、どこでも。レストランの裏方で、作業するのが仕事の人は、仕事中に友人や家族と会話しています。で、みんなワイヤレスイヤホンで会話しているので、ハタから見たら、「独り言をいっている」状態。こっちが「電話中」と気づくまで、最初は話しかけられているのか、変な人なのか、と思ってしまいます。

・アメリカでは、「スマートウォッチ」をつけている人がたくさんいる

レストランでサーバーをしていたときも、歯科助手だったときも、スーパーで働いている現在も、私の勤務先の同僚はAppleの「スマートウォッチ」をつけています。メッセージを送ったり、電話をしたり、インターネットで検索したり…とにかくめちゃくちゃ活用しているのが、アメリカの若者(20代、30代)です。

・アメリカで買うスマホの写真撮影は、音がしない

先日、アメリカでスマホを買いました。写真の撮影をするときに「カシャッ」という音が鳴りません。アダムが、「スマホの写真で、音が鳴るのは日本だけだよ。アメリカには、スカートのなかを”盗撮”する人なんていないからね。」って。…日本のスマホの撮影音は、盗撮の防犯対策か。恥ずかしい。

・テクノロジーに一切頼らずに生活するアメリカ人「アーミッシュ」

アーミッシュと言われる、現代文明に頼らずに、原始生活を送っている人たちもいます。こういう、人と変わった選択肢が許されるのが、アメリカの「自由」です。

■アメリカと日本の【ファッション】の違い

■アメリカと日本の【ファッション】の違い

・アメリカ人の女の子は「レギンス・スパッツ」で外出

アメリカの女の子は、レギンスやスパッツだけ履いている人が多いです。20代の若い子だけでなく、50代くらいの女性でも見かけることもあります。レギンスは体のラインが出て、よりセクシーに見えるし、動きやすいから、かな?たぶん。

アメリカでは、「ヨガパンツ」と呼ばれています。

・アメリカ人女性は「ノーブラ」

アメリカで街を歩いていると、ノーブラの子をけっこう見かけます。あと、スポーツブラをつけている人も多いので、Tシャツを着ていても乳首がはっきり見えます。アメリカ人は、男女とも気にしない、というか「別に乳首の影が見てたところで、なに?」とか「セクシーでいいね」って、軽い感じです。

・アメリカでモテるファッションは「セクシー」系

日本では、「かわいい」系がモテますが、アメリカでは断然「セクシー」系がモテます。アメリカの女子高生や女子大生は、とにかくザックリと開いた胸元のトップスに、レギンスや超ショートパンツとかです。とにかく体のラインを強調させるファッションが多いです。

・アメリカ人は、子どももピアスをしている

知り合いが先日、「週末に6歳の子どもに、ピアスを開けてきたよ~。」って言っていました。多くのアメリカ人は、子どものときにピアスを開けているので、本人も「いつ開けたか、記憶にない」ってことが多いです。

歯科助手として働いていたときも、舌ピアスや、くちびるピアス、鼻ピアス、ほっぺたピアス、眉毛ピアスなど、本当にいろいろなピアスを見てきました。

・アメリカ人には、サングラスが必須

アメリカ人にとって、サングラスは欠かせないアイテムです。特に、青い目や緑色の目をしている人たち…彼らは、私たち日本人の目よりも、太陽などの強い光に弱いんだそう。「サングラスが、かっこいいからつける」というよりも、「まぶしいから、必要」とか「紫外線から目を守るため」という理由でつけている人が多いです。

・アメリカ人男性は、「ヒゲ」「マスタッシュ」にこだわる

アメリカ人男性は、ヒゲのある人が多いです。ながーい「あごひげ」にこだわりのある人もいれば、整った「マスタッシュ」にこだわっている人も。

・アメリカの田舎では、乗っている「トラック」がファッション

・アメリカの田舎では、乗っている「トラック」がファッション

アメリカの田舎では、男性は自分の所有する「トラック」に超こだわります。カントリー音楽は、よくトラックについて歌っていますよ。ピックアップトラックと言われるトラックが人気で、GMC、Dodge(ダージ)、CHEVROLET(シボレー)、Ford(フォード)のトラックが人気です。

■体験談:見知らぬアメリカ人同士で、トラックの話題で盛り上がっていた話。

先日、ウィスコンシン州のコンビニで、トラックにガソリンを入れていた男性に、別の男性が話しかけていました。「I love your truck.」って。そのあと、トラックの話で10分くらい盛り上がっていました。知らない人に話しかけて、会話を始めるのも、アメリカの文化ですね。

■アメリカと日本の【住居】の違い

■アメリカと日本の【住居】の違い

・アメリカの家には、乾燥機がある

アパート暮らしなら、共同の洗濯機と乾燥機(コインランドリー)があります。25セントコインを入れて使います。
家に住んでいるなら、洗濯機と乾燥機があります。私の借りているドゥープレックス(二世帯住宅)にも、洗濯機と乾燥機があります。
家に洗濯機も乾燥機もない人もいます。週1や2週間に1回のペースでコインランドリーに行って、洗濯します。

・アメリカの賃貸や売り物件は、家電付き

アメリカでアパートを借りたり、家を買ったりするとき、すでに家電が備わっているので、引っ越しもラクラクです。冷蔵庫、電子レンジ、コンロ、オーブン、洗濯機と乾燥機は、備え付けです。

・アメリカでは洗濯物を外に干さない

アメリカでは、洗濯物を外に干す習慣がありません。また、「景観を壊す」という理由から、洗濯物を外に干してはいけません。

アメリカ人は男女ともに、フルタイムで働いているので、乾燥機でやった方が手間も省けて時間の節約にもなります。

・アメリカ人と日本人の「きれい」の感覚の違い

アメリカの家は土足が多いです。ソファーも靴を履いたまま使います。

アメリカでは、洗濯は「週1~2週間に1回のペース」と言う人が多いです。1回着た服、5回着たトレーナー、2回使ったバスタオルは、「汚くない」そうです。

もちろん、アメリカにはいろいろな人がいるので、日本人よりも潔癖症の人もいますが。

■アメリカと日本の【食生活】の違い

・超不健康なアメリカ人と、超健康志向なアメリカ人の違い

超不健康なアメリカ人と、超健康志向のアメリカ人に分けられる感じです。
野菜は一切食べず、毎日肉やチーズ、パンや米を食べているアメリカ人はたくさんいます。ファストフードやピザ、ハンバーガーを日常的に食べて、2Lの炭酸飲料をがぶ飲み。運動はしない。こういう人は、体臭がキツイです。アメリカの都会にも、田舎にもいます。

一方で、超健康志向のアメリカ人もめちゃくちゃたくさんいます。朝、出勤前にジムで汗を流し、野菜メインでバランスのいい食事。お酒もほどほどで、超アウトドアな人。都会に住んでいる人に多いです。

・アメリカ人は「オーガニック食材」にこだわる

アメリカでは、お金に余裕がある人は「オーガニック食材」を購入する人が多いです。お金がなくても、超ヒッピー思考の人はオーガニック食材しか食べない、という人も。

・アメリカには「ベジタリアン」「ヴィーガン」がたくさんいる

アメリカには、ベジタリアンとヴィーガンの人がたくさんいます。ベジタリアンとは、肉は食べないけど卵や乳製品は食べる人。ヴィーガンは野菜メインで、動物性のものは一切食べない人のことです。ヴィーガンは牛乳もバターもアイスクリームも魚も肉も卵も食べません。

しかし、アメリカには「すべての人に選択肢がある」ので、ヴィーガン向けの「植物性由来の食べ物」がたくさんあります。豆乳やアーモンドミルク、ヴィーガンバターやヴィーガンアイスなど、値段は高くなりますが、動物性の食べ物を避けて生活しても、問題なく暮らせるのがアメリカです。

・日本人が思っている以上に、アメリカ人も箸をよく使う

アメリカでは、安くてボリュームがあるので「チャイニーズフード」が人気です。中華レストランで食べるのも、テイクアウトするのも、デリバリーするのも人気。で、レストランでもらう「割りばし(日本からの輸入)」で食べます。日本食も大人気ですよ。

■アメリカと日本の【スーパー】の違い

・アメリカは、野菜もフルーツも安いしデカイ

アメリカのスーパーで働いていますが、ジャンボピーマンに巨大ナス、季節ごとに変わる、色とりどりのフルーツで楽しいです。

種なしスイカは、大きなものでも$5(約500円)しません。オーガニック食材は、ノンオーガニック食材よりも値段が高くなります。

・アメリカのスーパーでは、日本では見かけないものが買える

ジャックフルーツや、ハラペーニョ、ハバネロやバナナペッパー。アロエベラやビーツ、ライムにスターフルーツ、シランチョロ(コリアンダー)、ヒカマ、ザクロ、ココナッツなど…日本ではなかなか見かけない食材が多数です。

■アメリカのスーパーが、日本のスーパーと違う理由

・アメリカの国土が広いから、国内生産、国内消費ができる

アメリカは国土が広いので、国内でも、いろいろな気候があります。フロリダ州やカリフォルニア州などの暖かい地域ではオレンジがよく育ちます。ミネソタ州などの寒い地域はハラペーニョの栽培にぴったりです。各州ごとに特産品があり、国内生産・国内消費のため、関税をかけずに安い値段のまま、消費者に売ることができます。

・アメリカでは、「フルーツ=ギフト」ではない

日本では、「フルーツ=高価=贈り物」というイメージが定着していますが、アメリカではそんなイメージはありません。野菜もフルーツも同じ感覚です。フルーツは特別、ではありません。

・アメリカは、カナダとメキシコに接していてラッキー

アメリカはカナダやメキシコから、野菜もフルーツもたくさん輸入しています。どちらとも、陸路で輸送輸入できるため、送料も抑えることができます。結果的に安く消費者へ届けられる。メキシコからは、大量のアボカドやフルーツを輸入しています。

■アメリカと日本の【レストラン】の違い

・アメリカには、日本にない「チップ」制度がある

アメリカでは「サービス」に対して、お金を払わなくてはいけません。基本的には、食事にかかった金額に18~20%のチップを支払います。

・アメリカのレストランの食事は高い

アメリカでレストランに行って、2人で食事すると、通常$30(約3,000円)は超えます。(私たちの場合。)

ちょっと高級レストランに行けば、軽く1万円は飛んでいきます。

・アメリカのお客さんは、注文が多い

アメリカのレストランでは、「キノコきらいだから入れないで」とか「ピーマン抜きで」とか「ソースはかけないで」「エビの代わりにチキンにできる?」「卵多めで」とか…既存のメニューだけど、自分の好きなように注文できます。働く側からしたら、「嫌いだったら、それだけ残せばいいのに」って思ってしまいますが。(アレルギーがある人なら理解できますが。)

・アメリカのレストランでは、日本のように店内でタバコは吸えない

日本の居酒屋やチェーンレストランのように、「喫煙OK」や「分煙してます」なんてのは、アメリカにはありません。アメリカでは、レストランやバーなどでは、タバコは一切吸えません。

・アメリカでは、お酒を飲めるのは21歳から

アメリカは、実はお酒にすごく厳しい国です。アメリカでは、18歳で大人としてみなされるため、18歳になれば選挙権ももらえるし、タバコも買えます。でもお酒を飲めるのは、21歳以上です。レストランやバーでも、ID(運転免許証など)を確認されます。

■アメリカと日本の【学校生活】の違い(高校・大学)

■アメリカと日本の【学校生活】の違い(高校・大学)

・アメリカは16歳で運転免許証が取れる

アメリカでは、16歳になったら運転免許証が取れます。しかも$30くらい(約3,000円)で運転免許証をとることができます。車を持つまでは、高校生でもスクールバスを利用しなくてはなりません。が、アメリカの高校生は、スクールバスを使いたがりません。なので、多くの高校生は、運転免許をとったらなんとかして車を手に入れ、車で高校に通い始めます。

・アメリカの田舎に住む高校生は、車で通学する

アメリカの田舎に住んでいる高校生は、高校までの通学時間が長いです。スクールバスで1時間かかる場所なら、自家用車で自分で30分運転して通学します。夫・アダムも高校生のときは片道50分かけて高校に通学していました。

■アメリカと日本の【スポーツ】の違い

アメリカと日本の【スポーツ】の違い

・アメリカ人はスポーツ大好き

アメリカでは、スポーツをするのも、観戦するのも大人気です。アメリカで1番人気なスポーツともいえるのが「フットボール」です。カレッジフットボール、プロフットボールのシーズンは、みんな試合観戦で盛り上がります。

・アメリカのバーでもスポーツができる

アメリカのバーでは「ビーンバッグ」や「ダーツ」「ボーリング」などができます。ビーチバレーのコートがあるバーもあります。ビールを飲みながら

■アメリカと日本の【ホームレス】の違い

アメリカと日本の【ホームレス】の違い

・アメリカのホームレスは、日本のホームレスの124倍いる

アメリカのホームレスは約57万人(2020年)、日本のホームレスは約4500人(2019年)という数値が出ているようです。アメリカのホームレスは、日本の数より124倍です。
アメリカでホームレスになってしまう主な要因が、アルコールやドラッグ中毒、精神的な問題、経済的な問題です。

■アメリカと日本の【働き方】の違い

■アメリカと日本の【働き方】の違い

・アメリカには、日本みたいに「正社員」はない

アメリカは、1週間に何時間働くかで「フルタイム」か「パートタイム」か区別されます。1週間の労働時間が35~40時間なら「フルタイム」で、35時間以下なら「パートタイム」です。私は、歯科助手はフルタイム、今のスーパーではパートタイムという働き方をしています。

・アメリカと日本の働き方の大きな違いは「同僚」か「友だち」か

アメリカで働くと、職場のスタッフは「仲間」や「友だち」に近い関係になります。年齢も性別も関係なく、めっちゃ仲良くなれるし、ハグもするし、仕事終わりに飲みに行ったり、プライベートで遊んだり、お互いの家に行ったり…だから一緒に働くのも楽しいし、仕事が大変でも一緒に乗り越えられる。日本では、ただの「同僚」で終わってしまう関係ですよね。

■アメリカと日本の【お金】の違い

・日本は現金、アメリカはクレジットカードが主流

アメリカでは、クレジットカードでの支払いが主流です。とは言いつつ、田舎のバーによっては現金のみのお店もあります。クレジットカードと現金(数千円分)を持ち歩く人が多いです。

・アメリカでは、100ドル札はニセモノと疑われる

アメリカはカード決済が多いため、100ドル札(日本の1万円札をイメージ)で支払う人が少ないです。そのため、100ドル札で支払いすると、店員がお札を透かして確認し、本物かどうかめちゃくちゃ疑ってきます。

■アメリカと日本の【医療】の違い

■アメリカと日本の【医療】の違い

・アメリカには日本のような「国民保険制度」はない

アメリカでは、健康保険に加入するのも個人の自由です。多くの人は、勤務先の会社が提携している保険プランに加入します。が、毎月5万円、10万円も保険料を支払わなくてはならないため、加入していない人も多いです。保険料の支払いが月5万円って、アメリカでは普通か、安いプランって感じです。

・アメリカは歯科保険・眼科保険が別物

たとえ高いお金を保険料として支払っていても、健康保険と歯科、眼科の保険は別物です。さらにお金を払って、歯科保険と眼科保険にそれぞれ契約しないと、保険は使えません。アメリカで歯の(根っこ)治療を自費ですると、1本の歯に対して15万円くらいかかります。日本なら、保険適用3割負担で数千円です。

■アメリカと日本の【文化】の違い

■アメリカと日本の【文化】の違い

・アメリカでは「家族」が第一優先

アメリカでは、友人や恋人も大事ですが、なによりも大事なのが家族です。また、「母親」「おばあちゃん」がものすごく大事にされています。

・アメリカの子どもは、1歳でも1人で寝る

アメリカでは、「自立」が重要視されます。そのため、1歳の赤ちゃんでも自分の部屋が与えられ、自分のベッドで1人で寝ます。赤ちゃんが寝るまで、親が寝かしつけます。子どもが寝ている間は、モニターや音声で親が安否(寝息など)を確認しています。

・アメリカ人は、髪の毛は毎日洗っちゃダメと言う

歯科助手として働いていたとき、他の女スタッフ同士での会話で判明。「髪の毛は、毎日洗っちゃだめだよ。毎日洗うと髪の毛に悪いから、2日に1回か、3日に1回のペースで洗わないといけないんだよ」って言われました。そのとき話していたスタッフ(アメリカ人5人とも)全員が満場一致だったので、これもアメリカの文化なんだな~、と。

・アメリカ人はフレンドリー!

アメリカ人はとにかく陽気で明るく、フレンドリーです。知らない人にも話しかけます。スーパーでレジの店員と楽しく世間話をする人が多いため、レジは長蛇の列。15分待ちでも、待っているお客同士で会話が始まるので、「レジが遅い」と文句を言う人は少ないです。

こちらの記事もおすすめ