英語学習の順番：まずは単語・文法【効率的に学習しよう】
英語学習を始めたい人「英語学習を始めたいけど、何からやればいいかわからない。TOEICが高得点なのに英語が話せない人もいるって聞いたし…。やっぱり勉強する順番が大事なのかな？英語が完全初心者なので、誰でもわかるようなレベルで手順解説してほしいな。」
こういった疑問に答えます。
✓もくじ
1.英語学習の順番：まずは単語・文法【効率的に学習しよう】
2.【英会話が１番簡単】英語学習の順番を目的別に解説します
この記事を書いている私は、社会人英語学習歴５年。英会話をきっかけにアメリカ人と国際結婚しました。現在は、アメリカで歯科助手として働いています。
英語学習の順番に関して、実体験に基づいて解説します。
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1．英語学習の順番：まずは単語・文法【効率的に学習しよう】
結論として、英語学習は、まずは英単語・英文法の学習からです。
なぜかというと、単語・文法の基礎がないと、スタート地点に立てないからです。
いきなり英会話を始めると、英語の基礎がないため、挫折する人が大半です。効率的に英語学習したいなら、まずは中学レベルの基礎を固めましょう。
■英語学習の順番：①英単語を学習しよう
・英会話力をつけたい人
とにかく語数をたくさん覚えればいいので、正確なスペルは重要ではありません。スペルより、発音に力を注ぎましょう。書いて覚えるよりも、ひたすら口に出して覚える方が、効率的なやり方です。
・英検やTOEICのために勉強したい人
正確なスペルを覚えなくてはなりません。ノートにひたすら書いて覚えるのが一般的でしょうか。学生時代の私は、ノートにひたすら書きまくって覚えました。
↓おすすめの単語帳はキクタンですかね。とりあえず、4000語からスタート。
■英語学習の順番：②英文法を学習しよう
英文法も単語同様、中学レベルの基礎は非常に重要です。でも、中学レベルの本当に、基礎だけでOKです。
中学校で勉強した内容をマルッと復習してみましょう。記憶の奥底から、ちょっとずつ引き出せばOKです。
↓『ひとつひとつわかりやすく。』シリーズが、本当にわかりやすいです。
■体験談：高校生だった私が英語嫌いになった話
具体的なお話をすると、高校１年生のときに、英語が大嫌いになりました。理由は、高校で周りの生徒たちの圧倒的な単語力・文法力・理解力に、ついていけなかったからです。
正直、成績に関して、学年で最下位をさまよう高校生活を送っていました。
中学校で学んだ単語・文法までは普通に理解していました。でも、高校レベルの英語は、当時高校生だった私には難しすぎた…。しかも、周りの子が優秀すぎた。
英語嫌いになった私でも、25歳のときに英会話に通い始め、単語・文法を復習し英語が話せるようになりました。今ではアメリカで歯科助手として働いています。仕事でも、使う英語は中学レベルがメイン。
■よくある疑問：アメリカで歯科助手してるとか、もともと英語も優秀だったんでしょ？
「アメリカで歯科助手してるくらいなら、もともと頭が良かったのでは？」という疑問があると思います。
そういった疑問もあると思いますが、私は勉強の才能は普通です。暗記力はかなり低いですし…。
そうではなくて、日本人が「英語＝難しい」と思い込んでいるから、もっと難しくなるのです。英語学習は、みんなが思っているほど難しいものではありません（→英会話ができるレベル）。
なぜなら、私は英検４級しか持ってないのに、アメリカで歯科助手してる、それが証拠だと思います。
中学レベルの英語なら、日本人であればほとんどの人がマスターできます。
だって実際に中学生が勉強しているレベルですから。私の甥っ子も中学生なので、日本で英語を勉強していますよ。
■よくある疑問②：英検やTOEICはとった方がいいですか？
ここまで読んで「検定はあった方がいいのかな…？」と思う方もいるかもです。
「英会話力を身につけたい」という人は、英検やTOEICなどの検定は、なくてもOKです。
なぜなら、英会話力は、検定が全てじゃないから。
事実、私は英検４級しか持っていません。それでも、アメリカで、英語を使って仕事をしています。歯科助手という仕事は、歯科用語や器具など、少し特殊です。
とは言っても、歯科助手としてのスキルがあれば、スタッフや患者さんとのコミュニケーションは、中学レベルの英語でぶっちゃけなんとかなります。
しかも、英検２級やTOEIC900点などを持っていても、英語がまったく話せない人って結構います。英検やTOEICが評価されるのは、日本国内だけです。アメリカ人はTOEICの存在すら知りません。
海外では何の意味もありません。世界で通用するのは、実際に英語が話せる実践力です（たとえ間違っている英語でも、コミュニケーションが取れればOK）。
なので、「英語が話したい」が目的の人には、検定は必要ないです。
※英検やTOEICに関して、「持っていても海外では意味がない」とは言いましたが、それでも日本国内であれば、持っていて損はないかと思います。なぜなら、仕事では評価される基準として使われますので。しかも、勉強した過程で得た知識は自分の身につきます。
2.【英会話が１番簡単】英語学習の順番を目的別に解説します
結論、目的別で英語学習の順番・内容が変わってきます。
理由は、
目的：英会話力を身につけたい
・単語のスペル必要ないし。文法が多少間違っていても大丈夫。
・発音やスピーキングの練習が重要
目的：英検やTOEICのため
・正確な単語スペル、正確な文法が求められる
・発音やスピーキングはあまり重要ではない
からです。
■【目的別】英語学習の順番を紹介
私は勉強やテストが嫌いなので、TOEICや英検のために勉強したことがありません。私が重視しているのは、まさに「実践的な英会話力」です。
これがあれば、単語のスペルが分からなくても、余裕で外国人と友だちになれます。
でも、日本人は検定やテストが好きなので（嫌いなのに、多くの人が頑張ってチャレンジしているイメージですが）、やっぱりテキストにかじりついて勉強する人が多いのかな…。
ここでは、３つのパターンに分けて解説します。
目的：英会話力を重視する人（仕事ですぐに英会話が必要な人）
目的：TOEIC・英検を重視する人
目的：ビジネス英語をバリバリ使いたい人（海外で商談とかできるレベル）
以下で詳しく解説します。
・英語学習の順番。目的が英会話力を重視する人（仕事ですぐに英会話が必要な人）
日本人にとって、「ビジネスで英語が必要…」という人は、ここに分類されます。
①単語②文法（←上記で説明済み）
③流暢さ（英会話で練習）
英会話力を重視して英語学習を進めるなら、英語を話す流暢（りゅうちょう）さが必要となります。流暢さとは、一言で言えば「スラング英語を使って自然な英語表現を、ペラペラ話すこと」ですね。もちろん、ネイティブスピーカー並みのペラペラさは必要ありません。
流暢さを得たり、アップさせたりする方法は、外国人との英会話です。オンライン英会話で週３～４回のペースで、インプットした英語をアウトプットする。
これを１年も続ければ、かなりペラペラに近づくことができます。もちろん、日々の単語・文法の勉強も、同時並行して行わなければいけません。
単語・文法を勉強して、中学レベルの基礎（英検5・4級レベル）が身についたころから、オンライン英会話を始めるのがいいでしょう。オンライン英会話を始めたら、ちょっとレベルアップして、高校レベルの英語に手を出してみるとかもいいですね。
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・英語学習の順番。目的がTOEIC・英検を重視する人
英語学習の目的が英検やTOEICであれば、正直、テキストや過去問でガリガリ勉強しまくればいいだけです。
①単語②文法（←上記で説明済み）
③ライティング
検定ではミスすれば、得点にはつながらないため、正確なライティングスキルが求められます。英語で日記を書いたり、ペンパルで海外の人と手紙のやり取りをしたりするのもいいでしょう。でもその際、答え合わせのための添削が必要となります。
英語の添削サービスなどもありますが、お金もかかるし面倒なので、英検やTOEICの過去の問題集や練習問題を解きまくるのが１番です。答え合わせも自分でできますし。
④リーディング
こちらも英検やTOEICの問題集を解きまくる。洋書を読んでみてもいいかもしれません。
こちらの記事もおすすめ≫【すばらしい名作】アメリカ人が選ぶ、英語学習におすすめの洋書９選
⑤リスニング
とにかく英語を聞いて、耳を英語に慣れさせることが重要です。洋画を観たり、洋楽を聴いたり、海外のラジオを聴いたり…インターネットのおかげで方法は無限です。
オンライン英会話で、実際に外国人講師の英語を聞いてリスニングの勉強をするのもいいでしょう。
洋画を「英語+英語字幕」で観るのも、とても効果的な勉強方法です。
VPNを使えば、日本にいながらアメリカのAmazonやネットフリックスで映画を見ることができます。
・英語学習の順番。目的がビジネス英語をバリバリ使いたい人
ほとんどの人は、ここに当てはまらないはずなので、かなりザックリ説明していきます。
①単語（ビジネス）
英語には、日本語のような尊敬語・敬語などはありません。しかしながら、ビジネスで英語を使いたい人（海外資本企業の通訳者みたいな仕事）であれば、日常英会話では使わない、「ビジネス英語」を勉強する必要があります。
日本語でも同じです。会話では「バスに乗ってさ～」と言うけど、仕事の会議では「公共交通機関の利用で」とか、難しく表現しますよね。
②文法
高校レベル・大学レベルまでマスターしましょう。
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①②+英会話
単語と文法を勉強すると同時に、英会話も始めなくてはなりません。
③ライティング
英語でメールを書いたり、文章を作成したりすることもあります。正確なライティングスタイルが求められます。
④リーディング
洋書や英字新聞、ニュースを読むといいでしょう。BBCやCNNのニュースがおすすめ。
⑤リスニング
英語でニュースや映画を見たり、ラジオを聴きましょう。
⑥流暢（りゅうちょう）さ
オンライン英会話で、とにかくアウトプットしまくりましょう。流暢さを得るには、ネイティブスピーカーから学ぶのが１番の近道です。ぶっちゃけ、日本人からは学べないと言っても過言ではないでしょう。オンライン英会話を利用するなら、講師はネイティブスピーカーを選びましょう。
いかがでしたか？
目的別に英語学習の順番をご紹介しました。まずは全員、中学レベルの基礎を身につけなくては始まらないよ、って話です。英語を話すための学習手順が１番簡単だと思います。
日々、コツコツと学習しましょう。
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トーマン悠（トーマンはるか）
英語が大嫌いで、英会話に通って英語が話せるようになりました。英検4級だけ持っています。
アメリカ人と結婚して6年、アメリカ在住4年。現在は夫・アダムと、のんびりキャンパー暮らしをしています。
新卒で小学校教員
→半年で退職
→歯科助手
→英会話に通う
→アメリカ6週間1人旅
→北海道移住
→事務員
→夫婦で仕事を辞め、エベレストのベースキャンプまで120㎞を完歩
→アメリカ移住
→レストランでサーバー、3か月で辞める
→歯科助手
→スーパーの青果売り場勤務
→ミネソタ州でキャンパー暮らし
→ホテルの清掃員
→RVパークのスタッフ
現在はアメリカ・ミネソタ州在住です。
目標であった、夫・アダムの奨学金450万円を完済しました（2021年12月末）。
ヒッピー思考で、愛と自由と平和がモットー。
アダム・トーマン
このサイトの英語アドバイザーを担当。
2011～2019年まで、日本各地で英語・英会話講師を経験。
初めて住んだ岩手県二戸市が超大好き。
幼児～大人まで、ビギナー～超上級者まで、幅広く教えてきました。
Make your English your style.
★仮想通貨・米国株を2017年から運用中。
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