• 投稿の最終変更日:3月 24, 2023
【ロングアイランドアイスティー】作り方・度数を解説。強いので、お持ち帰りに要注意!

【ロングアイランドアイスティー】作り方・度数を解説。強いので、お持ち帰りに要注意!

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ロングアイランドアイスティーが気になる人「ロングアイランドアイスティーについて知りたい。名前からしておいしそうだけど、アイスティーのカクテルなのかな?なんか、軽くて飲みやすそうなイメージ…おいしいの?市販のものはあるのかな?なんのお酒が入っていて、度数的にはどのくらいなんだろう?作り方も知りたいな。」

こういった疑問に答えます。

✓もくじ

1. ロングアイランドアイスティーってなに?おいしいの?

2. ロングアイランドアイスティーは、度数が強くて、甘いカクテルです。

3. 【要注意】女性は、ロングアイランドアイスティーによる【お持ち帰り】の危険

4. 【簡単】ロングアイランドアイスティーのレシピ・作り方

5. ロングアイランドアイスティーの市販もある【キャプテンモルガン】

この記事を書いている私は、お酒に詳しい夫・アダムと結婚。現在は、ミネソタ州・ミネアポリス在住です。

アメリカのレストランで、サーバーを経験しました。アメリカでは、コロナが収束しつつあるので、バーに毎月行っています。私自身、お酒が苦手なのに、どんどん詳しくなっている。

ロングアイランドアイスティーの情報に関して、夫・アダム、ルームメイト・マイクの協力のもと、英語でのリサーチに基づいて解説します。

1.ロングアイランドアイスティーってなに?おいしいの?

1. ロングアイランドアイスティーってなに?おいしいの?

ロングアイランドアイスティーは、アメリカでは、人気のカクテルです。英語では、「Long Island iced tea」と書きます。

名前からして、「おいしそう」「飲みやすそう」「さっぱりしてそう」「アイスティーのカクテルかな?」というイメージを持つ人が多いはずです。

私もそう思っていました。実際には、ものすごく度数が強くて、アイスティー(紅茶)は、一滴も使われていないカクテルなんです。

■ロングアイランドアイスティーを、インスタで見てみよう

インスタグラムで、いろんなロングアイランドアイスティーの写真が見れます。

参考までに貼っておきますね。インスタグラム≫[#long island iced tea]

■ロングアイランドアイスティーは、ウォッカベースのカクテル

■ロングアイランドアイスティーは、ウォッカベースのカクテルです。

ロングアイランドアイスティーは、ウォッカをベースとした、甘いカクテルです。

レモンティーみたいな味です。

甘いので飲みやすく、あまりアルコールを感じないカクテルなのですが、実際には度数がかなり強いお酒です。

お酒に弱い人(私みたいな人)なら、知らないうちに酔っぱらってしまうので、要注意ですね。

■ロングアイランドアイスティーには、アイスティーが入っていない。

「ロングアイランドアイスティー」という名前からして、アイスティー(紅茶)が使われているのかと思いきや、実際には一滴も紅茶は使われていません。
紅茶を一切つかっていないにも関わらず、見た目と味をアイスティーに近づけてつくられているのが、ロングアイランドアイスティーなのです。

■ロングアイランドアイスティーの始まり

1970年代に、アメリカで人気になったカクテルです。

■ロングアイランドアイスティーの現在

■ロングアイランドアイスティーの現在

ロングアイランドアイスティーは、「夏の飲みもの」として親しまれています。

現在のアメリカでは、大手チェーンのレストラン(Applebee’sなど。日本で言うデニーズみたいな感じかな)で飲むドリンクって感じです。

✓アメリカだと、ロングアイランドアイスティーのイメージは安い

なのでアメリカでは、ロングアイランドアイスティーは、バーでおしゃれに飲むものではなく、お金のない大学生が、チェーンのレストランでお金をセーブするために飲むカクテルです。

なんか、現実は名前のイメージとかけ離れていますね。アメリカでは、ロングアイランドアイスティーは「安いカクテル」です。

■ロングアイランドアイスティーの名前の由来は?

ロングアイランドアイスティーの名前の由来には、諸説あるようです。

①1970年代、アメリカ・ニューヨーク州東部にある、ロングアイランドで作られたため、「ロングアイランドアイスティー」という名前がつけられたという説。

②テネシー州の街の名前から来ているという説。

アイスティー(紅茶)が使われていないのに、ロングアイランド「アイスティー」と呼ばれるわけは、味わいがアイスティーに似ているからです。

アイスティーに似た色合いは、コーラで再現されています。

2.ロングアイランドアイスティーは、度数が強くて、甘いカクテルです。

ロングアイランドアイスティーは、名前のイメージとは真逆で、めちゃくちゃ強いお酒です。
ロングアイランドアイスティーの度数:20~25度

■ロングアイランドアイスティーは強い

ロングアイランドアイスティーは、甘くて飲みやすいカクテルですが、とにかく強い。日本酒や焼酎と同じくらいの度数です。

そのため、気づかずにどんどん飲んでしまうと、日本酒や焼酎をがぶ飲みしているのと同じです。

そりゃ、酔います。

気をつけて!

■【体験談】ロングアイランドアイスティーは酔う!1杯は飲みきれなかった話。

■【体験談】ロングアイランドアイスティーは酔う!1杯は飲みきれなかった話。

新年(2022年)にアメリカのバーに行きました。ロングアイランドアイスティーを注文。上の写真のところでギブアップしました(ベロベロに酔いたくなかったので)。

でも、おいしくて飲みやすいので、グイグイ飲めるんですよね~。

苦いのが大嫌いな、この私でも飲めるんだから、みんな飲めます。

名前や味とは裏腹に、めちゃくちゃ強い…。知らないうちにかなり酔っぱらいました。

■ロングアイランドアイスティーは、アメリカでは、若い人向けのカクテル

ロングアイランドアイスティーは、甘くて飲みやすいカクテルです。

言ってしまえば、ソーダ(炭酸ドリンク)みたいな感じでしょうか。

たとえお酒の「にがみ」が嫌いな人でも、ロングアイランドアイスティーなら、飲めるはずです。味は、本当に「甘いアイスティー」の味。

飲んでいて、ちょっとだけ苦みを感じるときもありますが、「レモンの皮の味がちょっとする感じ」って程度です。

そのため、アメリカでは、高校生や大学生によく飲まれています。

アメリカ人でも、若い人は、ビールは飲まないので、最初は甘いカクテルから入っていきます。(アメリカでは、お酒は21歳からですが。)

■ロングアイランドアイスティーが好まれる理由

アメリカで、ロングアイランドアイスティーに人気の理由は以下のとおりです。

・甘くて飲みやすいから

・強いから(すぐ酔える)

・安いから(1杯飲めば酔えるから、たくさん注文しなくてすむため、結果的に安上がり)

■ロングアイランドアイスティーで使われるお酒

ロングアイランドアイスティーで使われているお酒は、なんと4種類もあります。

・ウォッカ

・ホワイトラム

・ジン

・シルバーテキーラ

それぞれの、度数の目安は40度以上です。

40度以上のお酒をぐびぐび飲む人はあんまりいませんね。

ロングアイランドアイスティーに使われる、お酒すべてが度数の強いお酒です。そりゃ、酔いますね。

■アメリカ人も、ロングアイランドアイスティーの作り方と味に困惑?!

1970年代に誕生し、人気になったロングアイランドアイスティーですが、お酒が大好きなアメリカ人でさえ、ロングアイランドアイスティーの作り方に困惑するようです。
ロングアイランドアイスティーの作り方を見て、アメリカ人は「ウォッカ、ラム、ジン、テキーラを混ぜたカクテルなんて、正気なの?作り方を聞く限り、ぜんっぜん、おいしそうじゃないんだけど…!?」って反応をします。

■ロングアイランドアイスティーは摩訶不思議(まかふしぎ)

その理由は、4種類のお酒はそれぞれ、全然違う味・スタイルなので、それらをミックスさせるなんて、普通はやらないからです。

というか、おいしくならないはず…。

なのに、おいしくなってしまうロングアイランドアイスティーは、アメリカ人にとって「摩訶不思議(まかふしぎ)のカクテル」なんです。

ちなみに、それぞれのお酒のイメージとしては、こんな感じです。

ラム:甘い

ジン:ドライ

ウォッカ:ウォッカはウォッカ(クリーン、クリア)

テキーラ:ストロング(とにかく強い)

3. 【要注意】女性は、ロングアイランドアイスティーによる【お持ち帰り】の危険

ロングアイランドアイスティーは、甘くて飲みやすく、度数がめちゃくちゃ強いので、飲み会や合コンで飲むと危険なカクテルです。

カクテルの中でも、特に強いと言われているのが、ロングアイランドアイスティーです。

アメリカ人なら多くの人が、

「ロングアイランドアイスティー = 強いお酒」

として認識しています。

お酒に強いアメリカ人でさえ「強い」というのだから、本当に強いです。

■「ロングアイランドアイスティー」の名前にだまされないで。

お酒にあまり詳しくない女性、お酒が苦手な女性にとって、「ロングアイランドアイスティー」という名前だけ聞いた限り、「え、ちょっとおいしそうだな。」とか「それなら飲めるかも…」と感じてしまうものです。(私がそんな感じだからです。)

男性は、「甘いアイスティーみたいな味で飲みやすいよ。」とか、「おもしろい味だよ。」とか言って、女性にすすめるのも簡単なお酒です。

そして酔った女性に近づく…最低のやり方です。

■「ロングアイランドアイスティー」に限ず、お酒はスマートに飲もう

飲み会などでは、カクテルを注文する際に、お店の人にアルコール度数を確認してから頼んだ方が安全ですね。

アメリカ人は、お酒をスマートに飲む人が多いです。

私が夫・アダムに「ロングアイランドアイスティーって私も飲めるかな?」と聞いたら、「甘いから、味は好きかもしれないけど、めちゃくちゃ強いからやばいと思うよ。アメリカ人でさえ強いって言うくらいだよ。」ってはっきり教えてくれました。

夫でなくとも、優しい男性(特に海外の人は相手のことをしっかり考えてくれる)なら、的確な答えとアドバイスをくれるはずです。

飲み会でロングアイランドアイスティーをすすめてくるような男性は、下心があり、確実に「いい人ではない」ので注意が必要です。

4. 【簡単】ロングアイランドアイスティーのレシピ・作り方

4. 【簡単】ロングアイランドアイスティーのレシピ・作り方

では、気になる作り方についてまとめていきます。

■ロングアイランドアイスティーの作り方(材料)

・氷+グラス(トールグラス)

・ウォッカ:大さじ1

・ホワイトラム:大さじ1

・シルバーテキーラ:大さじ1

・ジン:大さじ1

・トリプルセック(Triple Sec):大さじ1

・シンプルシロップ(ガムシロップ):大さじ1(※下記で説明)

・レモン果汁:大さじ1(レモンを絞って)

・コーラ:グラスがいっぱいになるまで注ぐ(目安:大さじ3弱)

・レモンくし切り:1かけ(飾り用)

(・チェリーを飾ってもかわいいです。)

全ての材料が1:1で同量ならいいので、たくさん作りたい場合も簡単です。

アメリカの英語でのレシピ検索では3/4オンスだったので、各22mlずつの配合レシピでした。ちなみに、1オンスは約30ml、大さじ1は15mlです。

■ロングアイランドアイスティーの作り方に出てくる、「シンプルシロップ」ってなに?

※シンプルシロップとは?

アイスティーやアイスコーヒーに入れる、甘い液体砂糖のこと(ガムシロップ)です。

家になければ、砂糖と水を1:1でレンジにかけて、簡単に作れます。

ロングアイランドアイスティーに砂糖をそのまま入れてもいいのですが、冷たい飲み物のため、当たり前ですが、溶けません。

味を均等に、おいしくつくるには、液体状で入れるのがベストです。

■ロングアイランドアイスティーの作り方に出てくる、「トリプルセック」ってなに?

■ロングアイランドアイスティーの作り方に出てくる、「トリプルセック」ってなに?

画像出典:Asahiのホームページより

トリプルセック(Triple Sec)とは、ホワイトキュラソー(リキュール)のことです。アルコール度数は、35~40度です。オレンジの果皮などを使用して作られる、リキュールのことです。

ロングアイランドアイスティーに入れれば、オレンジのフレーバーを引き立ててくれます。

アサヒから、「ボルス トリプルセック」が販売されているので、どこでも買えるかと思います。

■ロングアイランドアイスティーの作り方の注意点

最後にコーラを注ぎますが、あまり入れすぎるとアイスティーの味から遠ざかってしまいます。

コーラは入れすぎ注意です。ちょっとずつ足して、味見しつつ作ってください。

ロングアイランドアイスティーにコーラを入れるのは、アイスティーの色(見た目)に近づけるためです。

コーラ自体はそんなに入っていないので、やはりメインは4種類の強いお酒です。

■ロングアイランドアイスティーを、もっと【フルーティー】にする作り方

英語でレシピでレシピを検索していたら、こんな情報を見つけました。

ロングアイランドアイスティーを、もっとフルーティーな味わいにしたい場合は、コーラの代わりに、クランベリージュースを使うといいです。

(この情報は、英語のレシピブログで見かけました。気になる方は試してみてくださいね♪)

■ロングアイランドアイスティーの作り方【お酒は、安いものでOK】

ロングアイランドアイスティーで使うお酒は、どれも安く買えるブランドでOKです。

理由は、アルコールのほかにもいろいろな味が混ざり合うので、お酒自体のクオリティが低くても、味に差し支えないからです。

✓ロングアイランドアイスティーのピッチャー?

ロングアイランドアイスティーを作るのは安いので、アメリカでは、家でのパーティー向けのカクテルです。

ピッチャーで大量に作って、みんなでワイワイやりながら飲むのが、アメリカの若者スタイルです。(飲みすぎに注意ですね。)

5. ロングアイランドアイスティーの市販もある【キャプテンモルガン】

アメリカには、ロングアイランドアイスティーの市販の缶があります(下の写真)。

残念ながら、日本にはまだ上陸していない模様。

画像出展:Total Wine and MORE

参考までに、アメリカで売られているロングアイランドアイスティーの缶の画像検索のリンクを貼っておきます。こちら≫[ canned long island iced tea ]

ただ、キャプテンモルガンのロングアイランドアイスティーは、日本でも購入できます。すでに完成しているものなので、グラスに氷を入れて、お酒を注げばそのまま飲んで楽しめます。

キャプテンモルガン ロングアイランド・アイスティー
Captain Morgan LongIsland Iced Tea
アルコール度:17度

ロングアイランドアイスティーの作り方自体は簡単ですが、面倒だな、って人は、キャプテンモルガンを飲めばいいですね。

いかがでしたか?

以上、ロングアイランドアイスティーについて、アメリカの文化を交えてまとめてみました。

日本ではおしゃれなイメージのカクテルですが、アメリカではおしゃれとは反対のイメージとは…。

それにしても、ロングアイランドアイスティーは度数が強いので、おいしいからと言って、飲みすぎに気を付けてください。

※お酒は二十歳になってから。

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