• 投稿の最終変更日:3月 11, 2023
【重要】歯科助手の面接時の見学で、職場の雰囲気を見極めろ!

【重要】歯科助手の面接時の見学で、職場の雰囲気を見極めろ!

cat

歯科助手の面接を受ける人「最近、歯科助手の仕事に応募しました。面接するときに、歯科医院の見学があるそうです。歯科助手の面接は初めてなので、どんな感じか全然わかりません。見学するときに、注意して見ておいた点やアドバイスとかあれば知りたいです。」

こういった疑問に答えます。

✓もくじ

1.【なにするの?】歯科助手の面接では、見学がある。

2.歯科助手の面接時の見学で、注意して見た方がいい7点

3.歯科助手の面接・見学は、何件か受けて比較しよう

この記事を書いている私は、大卒で小学校教員になりましたが、うつで半年で退職。

転職・未経験で歯科助手になりました(静岡県内)。現在は、アメリカ在住です。アメリカ移住後、半年で(アメリカで)歯科助手になりました。

歯科助手の見学に関して、実体験に基づいて解説します。

1.【なにするの?】歯科助手の面接では、見学がある。

1.【なにするの?】歯科助手の面接では、見学がある。

歯科助手の面接を受けるとき(または、面接を受ける前に)、ほぼ確実に「職場見学」があると言えます。

■歯科助手の面接時に、院内見学がある理由

なぜ職場見学があるかというと、「職場の雰囲気や、スタッフが働いている様子を見て、あなたが興味を持てそうな仕事かどうか、判断するため」です。

歯科助手は未経験OKで資格はない仕事ですが、歯科医院で働く以上はりっぱな医療従事者です。

✓歯科助手の仕事を見学することで、興味がもてそうか判断する

歯科助手の具体的な仕事内容は一般的に知られていません。

なので、雇う歯科医院側も「こんな感じの仕事内容にになるけど、興味を持ってできそうかな?」という部分を見せて確認したいのだと思います。

✓歯科助手の実際の仕事は、見学時よりグロイよ

実際に歯科助手の仕事を始めるとわかりますが、血を見たり、抜いた歯を見たりする機会があります。

先に職場を見ておけば、実際に歯科助手になったときに

「思っていたのと違った!」

「歯科助手の仕事無理!」

ってなる可能性は低くなりますからね。職場見学は非常に重要です。

■歯科助手の仕事内容よりも、見学時に見る職場の雰囲気が重要

しかしながら、それ以上に重要なのが「職場環境」や「職場の雰囲気」です。

歯科助手の仕事内容は、日本全国ほぼ同じ。

✓歯科助手の仕事は同じでも、職場環境は全然違う

でも、職場の雰囲気や働きやすさは、歯科医院によって全然違います。

見学時・面接時に、そこを見極めるのがとても重要です。

✓歯科助手は誰でもなれる仕事だが、医療従事者の仲間だ

歯科助手は、資格・経験も不要で採用してもらえるため、誰でもできる仕事と言えます。

とはい歯科医院は「医療現場」の1つです。

歯科助手も「医療従事者」の1人に入ることになります。

■体験談:転職・未経験で歯科助手になった、私の職場見学の話。

■体験談:転職・未経験で歯科助手になった、私の職場見学の話。

私は、大学卒業後、横浜市で小学校教員になりました。半年でうつになり退職。

地元・静岡に戻って転職活動していて、興味を持ったのが歯科助手の仕事でした。

仕事に応募するために、歯科医院に電話をかけました。

「先に職場見学があるので、履歴書を持って◎月◎日の◎時に、来てください」とのことでした。

■歯科助手の職場見学は、10分程度

私が見学したのは、治療室全体と、裏方全体って感じです。

私の職場の場合、院長の奥さんが事務と受付の仕事をしていました。(ほかの受付スタッフも2人いました。)

そのため、奥さんが見学の説明をしてくれました。見学自体は10分程度で、サクッと終わりました。

✓歯科助手の見学時の服装

見学の当日は、スーツまたは落ち着いた服で行けば大丈夫です。

爪は短く切り、アクセサリーは外していきましょう。

メモ帳やペンなどは不要ですが、念のためバッグに入れておきましょう。

■歯科助手の見学で「質問ある?」と聞かれる

当たり前ですが、見学の最後に向こうから「なにか質問ありますか?」って聞かれます。

せっかくのチャンスなので、いろいろ質問しましょう。

具体的な質問は、以下の通りです。参考にしてみてください。

✓歯科助手の見学でできる質問の例

・何人の歯科助手と歯科衛生士さんが働いていますか?

・歯科医師は何人いますか?

・歯科助手と受付の仕事は分かれていますか?

・未経験ですが、先輩方がいろいろ教えてくれますか?

・残業はありますか?

・シフトはどうやって決めていますか?希望休や有休はしっかりとれますか?

・長期休暇とかって、ありますか?

・職場のスタッフはみんな仲がいいですか?

・1日にだいたい何人ぐらいの患者さんを診ますか?

・みんなは入社してどのくらいで、先生の補助に入っていますか?

・ネイルとか髪の毛を染めるのは禁止されていますか?

・スタッフの勤務歴はどれくらいですか?

など、こんな感じでしょうか?

2.歯科助手の面接時の見学で、注意して見た方がいい7点

2.歯科助手の面接時の見学で、注意してみておいた方がいいポイント7個

さて、歯科医院の見学のときに、意識して見ておくべきポイントがいくつかあるので、ご紹介します。

(※あくまで、私の経験に基づく考えですが…)

■歯科助手の見学だけでも、雰囲気は感じられるはず?

歯科助手の見学は非常に短い時間ですが、10分間でも「職場の雰囲気」を感じることはできるはずです。

もちろん、スタッフに知り合いもいないだろうし、たった10分程度なので、超難しいです。

が、あなたの今後の未来がかかっています。スパイになった気分で、頑張ってください。

✓歯科助手の見学・面接前に、歯科医院のホームページを見ておこう!

歯科助手の面接を受けるクリックで、もしホームページを持っている場合は、掲載されている写真や情報を隅々まで見ておきましょう。

スタッフの顔写真や集合写真が載っていたら、「写真で見た第一印象と、実際に会ったときの雰囲気」にギャップがどれくらいあるかも、意識を向けておきましょう。

■歯科助手の見学でのポイント7個

①スタッフからのあいさつがあるか?

②スタッフ全員が、グローブをつけているか?

③掃除はどこまでキレイにやっていそうか?

④職場で働く歯科助手の年齢層

⑤歯科助手の数、男性スタッフの数

⑥歯科助手同士が会話をしているか?

⑦歯科医師がどんなふうにスタッフに接しているか?

以下でそれぞれ解説します。

■歯科助手の見学ポイント:①スタッフからのあいさつがあるか?

あいさつは、コミュニケーションの基本です。

特に歯科医院では、患者さんはみんな恐怖を感じています。

笑顔で優しいあいさつをされたら、それだけで安心できますよね。

✓短い時間の見学でも、歯科助手の様子を観察!

まあ、歯科医院だとみんなマスクをつけているので、笑顔は見えません。

それでも、声のトーンや雰囲気は感じられます。

「本当に心のこもった」あいさつなのか、「言わされている」あいさつなのかを聞き分けるのが大事です。

■歯科助手の見学ポイント:②スタッフ全員が、グローブをつけているか?

■歯科助手の見学ポイント:②スタッフ全員が、グローブをつけているか?
グローブ着用の有無は、とても大事です。

治療室にいるスタッフ全員が、グローブを着用しているか、絶対に確認しましょう。

✓歯科助手の安全はグローブ・ゴーグルが必須。見学時に、全員着けているか確認を

信じられませんが、歯科医院によっては「歯科助手だからグローブは不要」という場所もあるようです。(こんな歯科医院はクソです。)

✓歯科医院の院長は、消耗品に対してケチである

院長からしたら、グローブが高価な消耗品なのは分かります。

しかし、グローブは、歯科助手を感染症の危険から守ってくれる大事なものです。(感染症や肝炎、コロナから身を守るもの)

✓歯科助手にグローブをつけさせない歯科医院は、面接・見学を受ける価値もない

歯科助手にグローブを使わせてくれないような歯科医院は、面接を受ける価値もありません。

もし、スタッフがグローブなしで治療に入ってるのを目撃したら、速攻で辞退しましょう。

■歯科助手の見学ポイント:③掃除はどこまでキレイにやっていそうか?

■歯科助手の見学でのポイント③:掃除はどこまでキレイにやっていそうか?
私は、就職するならある程度汚れている職場の方がいいと思っています。

もちろん、利用者側(患者さんの立場)だったら、超きれいな所の方がいいですが…。

✓掃除に厳しい歯科医院は、歯科助手の仕事が多い

なぜかというと、職場が超きれいで、神経質なくらい整っていると、働く側になった時には、「毎日毎日、細かく掃除をしなくてはいけない」ということになるからです。

毎日ネチネチ言われて掃除するのって、マジでうんざりしますよ。

✓歯科助手は、できれば楽な方がいいよね

逆に言えば、そこまできれいな職場でなければ、入社後も細かいことで注意される可能性は低くなります。

ホコリがちょっと落ちている、とか、カレンダーが曲がっているような職場の方がユルく働けます。

■歯科助手の見学ポイント:④職場で働く歯科助手の年齢層

良い雰囲気の職場は働きやすいため、長年勤務している一定数の「年齢高めの社員」がいます。

若手社員だけの職場は、離職率が高い可能性があります。

✓歯科助手の仕事は、院長の人柄による

歯科医師が優しいと、院内全体の人間関係もやわらかいです。

そういう歯科医院は離職率が低いので、年齢が上がっても辞めずに働いている人が多いです。

歯科助手の年齢に関する記事はこちら≫【体力勝負で大変な仕事】年齢が壁になる歯科助手。年齢不問なのに?で解説しています。よかったらご覧ください。

■歯科助手の見学ポイント:⑤歯科助手の数、男性スタッフの数

診察台の数に対して、歯科助手の数が異常に多い職場は、ちょっと変です。

✓歯科助手の職場見学で、診察台数とスタッフ人数を確認しよう

私の職場は、診察台が5台しかないのに、スタッフが10人以上いました。多い時には14人とか…。

ぶっちゃけ、診察台が5台しかないので、10人以下で仕事は回ります。

✓歯科助手以外に、男性スタッフがいる方がいい

また、院長のほかにも、(若い)男性の歯科医師がいたりするといいですね。

女性だけの職場は、人間関係がぎくしゃくする可能性があります。

残念ながら、歯科助手をしている男性は日本にはいないでしょう。

■歯科助手の見学ポイント:⑥歯科助手同士が会話をしているか?

歯科助手の見学ポイント:⑥歯科助手同士が会話をしているか?

当たり前ですが、職員同士が仲の良い職場だと働きやすいです。

働いている歯科助手同士が、楽しそうに日常会話をしている様子が見られればいいですね。

✓歯科助手を長く募集している歯科医院は、離職率が高いかも

見学・面接だけでなくても、求人募集が長期間掲載されている会社や、何度も頻繁に掲載される会社は、「離職率が高い可能性」が高いです。
就職・転職は、たくさん情報を集めた方が有利です。

■歯科助手の見学ポイント:⑦歯科医師がどんなふうに、スタッフに接しているか?

歯科医院の雰囲気や働きやすさ、職場環境は、「院長」によって決まることが多いです。

特に個人経営の歯科医院の場合、先生が優しければ、スタッフみんなもやさしくなる、と考えてOKなくらいです。

✓歯科助手の見学で変だと感じたら、ちょっと考えよう

「とにかく見学・面接で職場の雰囲気を感じて、少しでも変だな?と思う点があれば、その歯科医院への転職はやめておこう!コンビニの数より歯科医院は多いのだから、選択肢は無限だよ。」とアドバイスします。

やっぱり、上司・一緒に働くメンバーがの人柄が1番重要です。

3.歯科助手の面接・見学は、何件か受けて比較しよう

歯科助手になるなら、何件かの歯科医院を候補にあげましょう。

私のように、「1つのクリニックだけ受けて、比較しない」ようでは、ブラック企業にハマってしまう可能性がありますよ。

■歯科助手になるなら、転職(就職)サイトを活用しよう

企業の求人情報を見て、自分で探します。

とりあえず無料で登録して、求人情報をゲットするだけっていう使い方もOK。

いろいろな歯科医院を調べて、比較しましょう。

転職(就職)サイト(無料登録)≫リクナビNEXT公式サイト

がんばってくださいね♪

■コメントや質問がある方は、私のSNSにダイレクトメッセージをください(^^♪ 
(※時差があるので、3日以内に返信するように心がけています。)

ツイッター
インスタグラム
YouTube
[email protected]
(EメールでもOKですが、私からの返信が迷惑メールに入ってしまうようなので、要注意。)

あわせて読みたい記事