• 投稿の最終変更日:6月 27, 2022
【オーガニックが少なすぎ】日本の野菜の海外の反応。

【オーガニックが少なすぎ】日本の野菜の海外の反応。

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海外に興味がある人「日本の野菜って、海外ではどんなイメージを持たれているのだろう?日本人しか食べない野菜とかあるのかな?」

という疑問に答えます。

✓もくじ

1.【オーガニックが少なすぎ】日本の野菜の海外の反応。

2.日本に住む海外の人の反応。【日本の野菜は包装が多すぎ】

3.海外と比べ、日本人は野菜食べない。あなたの反応は?

4.海外で売られている、日本の野菜に対する反応とは?

この記事を書いている私は、アメリカ在住歴2年半。夫・アダムは日本に8年間住んでいました。私は、長野市の百貨店のデパ地下、青果売り場でバイト歴1年以上。現在はアメリカのスーパーで、青果売り場のスタッフとして働いています。

日本の野菜に関して、実体験・英語の文献調査に基づいて解説します。

1.【オーガニックが少なすぎ】日本の野菜の海外の反応。

1.【オーガニックが少なすぎ】日本の野菜の海外の反応。

結論として、日本の野菜はけっこう農薬まみれです。

なぜかというと、日本が野菜作りに使っている農薬の量は、世界的に見ても多い方だからです。しかも、日本で買える野菜や果物のうち、オーガニックを占める割合がとても低いのが現状です。
1.【オーガニックが少なすぎ】日本の野菜の海外の反応。

データ出展:Our World in Data

↑2017年における、農薬使用量を色別に表しています。日本と中国は濃い緑色で、農薬使用量が多いことを示しています。
【オーガニックが少なすぎ】日本の野菜の海外の反応

データ出展:Our World in Data

上のデータを見てわかる通り、日本はアメリカよりも多くの農薬を使用しています。2000年までは、群を抜いて大量の農薬を使用していたこともわかります。

■日本の野菜にオーガニックが少ない。海外の人の反応は?

日本国内の食物すべて(野菜、果物、バターやパン、ポテチなどすべての食料を含める)のうち、0.4%がオーガニック製品です。この数字は、極めて少ないと言えます。

世界の平均値:2%

日本:0.4%

デンマーク:8%

データ元の参考文献:Organic food rarely found on Japan’s tables

世界の平均値が2%なので、日本は健康意識がどれだけ世界から遅れているかがわかります。
デンマークはなんと、驚異の8%!つまり、デンマーク国内のすべての食料のうち、8%がオーガニック製品なのです。

■日本と違い、アメリカのスーパーではオーガニックの野菜・果物がたくさん並ぶ。

私の職場でも、オーガニック商品は数多く取り扱っています。オーガニックはレギュラー(オーガニックではない)商品と比べて値段が高いです。それでも、多くの人がオーガニック商品を買っていきます。

実は、バナナはオーガニックのほうが甘くておいしいです。お客さんに教えてもらってから、私はオーガニックのバナナしか食べなくなりました。

2.日本に住む海外の人の反応。【日本の野菜は包装が多すぎ】

2.日本に住む海外の人の反応。【日本の野菜は包装が多すぎ】

日本は、野菜をはじめとする食料に対して、包装しすぎです。

夫・アダムは日本に8年間住んでいましたが、日本のスーパーで売られている野菜の多くはプラスチックの袋に包まれていて、「環境に悪いし、ムダだなぁ…」と感じていたそうです。

■海外のスーパーは日本の野菜とは違い、包装なしで売られる

アメリカのスーパーで売られている野菜や果物は、プラスチックによる包装もないものがほとんどです。

また、私の職場に買い物に来るお客さんも、「野菜ネット(洗濯ネットみたいなやつ)」を持参して、それに野菜を入れて買い物しています。アメリカでは、ビニール袋を使わないように努めている人を、とても多く見かけます。

■海外の人が日本に来たときの反応とは?野菜メインのベジタリアン女性。

ベジタリアンの外国人女性が、日本に行ったときの感想についての記事を発見しました。簡単にまとめて翻訳します。なかなか興味深い。

・ベジタリアンの彼女は、3週間、東京・名古屋・京都に滞在。

・レストランはどこも牛肉・豚肉・魚を使ったメニューばかり。野菜だけのサイドメニューがなかった。ベジタリアンにとって日本での食事が大変。

・最終的には、ベジタリアンだが魚を食べなくてはならない状況に…。

・スーパーに野菜を買いに行くことに。が、野菜があまりにも高くてびっくり。

・セブンで発見したサラダパックが命を救ってくれた。

・ネットでベジタリアンのレストランを検索した。件数も少なく、大都市なので外国人にとっては不慣れな環境でレストランを探し出すのが大変。

・ベジタリアンレストランを発見!メニューにはまさかの「チキン」と「卵」が…って、それベジタリアンじゃない。チキンて…。

・京都のお寺で食べた精進料理が最高だった!!

↓記事のタイトルは「日本には野菜がない(旅行体験記)」です。うける。

■体験談:アメリカのスーパーで働いている私が、日本のスーパーと野菜の売り方を比較してみる。

現在の私は、アメリカ・ミネソタ州のスーパーで青果売り場を担当しています。日本のスーパーとアメリカのスーパーを比較してみます。

・海外のスーパーは、野菜を量り売り

アメリカのスーパーでは、野菜も果物も量り売りが多いことに気がつきます。量り売りなので大きさは関係ありません。自分の欲しい量を、自分で取って買っていきます。

日本は大小に関係なく「1個いくら」です。どうせ同じ値段なら、大きなものを選ばなければ損ですよね。

アメリカのスーパーとの比較に関して、詳しくは【スーパー勤務】アメリカと日本のスーパーの違いは?値段の見方を解説で解説しています。よかったどうぞ。

3.海外と比べ、日本人は野菜食べない。あなたの反応は?

「え、日本人、全然野菜食べてないじゃん」って思うかも。以下のデータをご覧ください。過去およそ30年のデータです。中国・韓国・イタリア・台湾・アメリカ・日本の野菜消費量(1人あたり)の比較データです。
3.海外と比べ、日本人は野菜食べない。あなたの反応は?

データ出展:Our Warld in Data

2017年時点で、比較した国の中で日本は最下位です。肥満体国と称されるアメリカよりも、日本人1人当たりの野菜消費量(1年間の合計)は少ないのです。びっくり。

ちなみに、イタリア人は「mediterranean diet(地中海式ダイエット)」で、とにかく大量の野菜を消費しています。「地中海食」とは、日本でいう「和食」みたいなもの。イタリアなので、トマトやオリーブ、魚がメインの食事スタイルです。

■【とにかく高い】日本の野菜・果物に対する海外の反応

日本の野菜や果物は、海外と比べて値段が高いです。特に日本の果物は「買おうと思えないほどの金額」で売られています。日本に住んでいたら、野菜も果物も高くて買えないのが現状です。

・アメリカは野菜も果物も安くておいしい

確かに、私が働くスーパーでは、ラズベリー1パックが$4(約400円)ですが、特売だと$1.25(約150円)まで下がります。オーガニックのラズベリーも、普段は$5(約500円)ですが、特売で$0.99(約100円)で1度だけ見かけました。

日本のコストコで同じ商品(オーガニックではないラズベリー2パックセット)で1200円だったので、1パックあたり600円ってことですよね。高すぎます。

アメリカでは、夏場、種なしスイカ(甘くておいしい)が1玉300円くらいで買えます。メロンも1玉300円前後。桃も量り売りで、1個約150円くらい。収穫時期であれば、本当に安く、いろいろな種類のものが楽しめます。

■【え、ギフト??】日本の野菜・果物に対する海外の反応

日本では、「フルーツ=ギフト・贈り物」感が強いです。日本では高級メロンや、アスパラガスだって3000円以上の値段で見かけます。アメリカでは絶対にそんな値段で見かけることはありません。
海外では「フルーツ=野菜と同じ感覚」なので、ギフトではありません。日ごろから、野菜と同じくらい手軽にたくさん食べるものです。しかも、海外の人は、野菜や果物の「見た目」よりも、「実際の栄養価」を意識している人が多いです。日本と真逆だと感じます。

4.海外で売られている、日本の野菜に対する反応とは?

4.海外で売られている、日本の野菜に対する反応とは?

海外でも、スーパーによってはアジア系や日本の野菜・果物を取り扱っています。私の職場でも、いろいろな日本の野菜を売っています。

■私の職場のスーパーで扱っている日本の野菜・果物

・大根(giant white radishやDaikon radish)

・もやし(Soybean sprout)

・おくら(Okura)

・里芋(taro root)

・青ネギ(Leekやgreen onion)

・キノコ(マイタケ、ブナシメジ、エリンギ)

・梨(pear)

・柿(persimmon)

青ネギは毎日、飛ぶように売れます。大根、もやし、キノコも結構人気です。

■海外でもアジアマーケットなら、日本の野菜が買える。

アメリカで、とにかく見かけないのが「ごぼう」です。ミネソタ州、ミネアポリスやセントポールの、特定の大型アジアマーケットでは買うことができます。

1度、ごぼうを買ったときに、アメリカ人のお客さんから「何それ???」って声をかけられました。ごぼうを知らない人にとっては、木の根っこに見えるようです。ちなみに、アダムはごぼうのきんぴらが大好きです。

■日本の野菜「オクラ」は海外でも人気

オクラは、アメリカ国内でも南の地域(オクラホマ州など)で非常にポピュラーな食べ物だそうです。勤務先のスーパーのスタッフと話して、判明しました。

彼はもう70歳近いですが、5歳くらいの時に、オクラホマ州出身のお母さんが、よくオクラを食べさせてくれたそうです。そんな彼はオクラが嫌いです笑。

彼のお母さんは、ほかの野菜と同じように、オクラの炒め物とかをよく作ってくれたそうで…。オクラってネバネバなので、その食べ方だとあまりおいしくないかも。だから、嫌いになるのもわかる気がします。

さっと茹でて豆腐に醤油とか、納豆と一緒に食べるのがおいしいですよね。

■海外のスーパー、アジアマーケットとの違い

アジアマーケットなら、アジア系の人が利用するためみんな「その食材をどうやって食べるかを知っている」ので、アジア各国の奇妙な食材を取り扱っても、ビジネスとして成り立っています。

一方で、私の職場でも、アジアのフルーツを取り扱っていますが、スーパーの利用客層はアメリカ人が主です。そのため、みんな「どうやってソレを食べるかを知らない。だから買わない。」のです。

柿や日本の梨、ジャックフルーツ、チェリモヤ、ブッダフィンガーなど…日本でも見かけないもので、私も初めて食べたものばかりでした。しかも値段が高めなので、「好きじゃなかったら損だな、損したくない」という気持ちから、売れ行きは悪いのが現状です(笑)。

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