【オーガニックが少なすぎ】日本の野菜の海外の反応。
海外に興味がある人「日本の野菜って、海外ではどんなイメージを持たれているのだろう?日本人しか食べない野菜とかあるのかな?」
という疑問に答えます。
✓もくじ
1.【オーガニックが少なすぎ】日本の野菜の海外の反応。
2.日本に住む海外の人の反応。【日本の野菜は包装が多すぎ】
3.海外と比べ、日本人は野菜食べない。あなたの反応は?
4.海外で売られている、日本の野菜に対する反応とは?
この記事を書いている私は、アメリカ在住歴2年半。夫・アダムは日本に8年間住んでいました。私は、長野市の百貨店のデパ地下、青果売り場でバイト歴1年以上。現在はアメリカのスーパーで、青果売り場のスタッフとして働いています。
日本の野菜に関して、実体験・英語の文献調査に基づいて解説します。
1.【オーガニックが少なすぎ】日本の野菜の海外の反応。
結論として、日本の野菜はけっこう農薬まみれです。
データ出展:Our World in Data
データ出展:Our World in Data
■日本の野菜にオーガニックが少ない。海外の人の反応は?
世界の平均値:2%
日本:0.4%
デンマーク:8%
■日本と違い、アメリカのスーパーではオーガニックの野菜・果物がたくさん並ぶ。
私の職場でも、オーガニック商品は数多く取り扱っています。オーガニックはレギュラー(オーガニックではない)商品と比べて値段が高いです。それでも、多くの人がオーガニック商品を買っていきます。
実は、バナナはオーガニックのほうが甘くておいしいです。お客さんに教えてもらってから、私はオーガニックのバナナしか食べなくなりました。
2.日本に住む海外の人の反応。【日本の野菜は包装が多すぎ】
日本は、野菜をはじめとする食料に対して、包装しすぎです。
■海外のスーパーは日本の野菜とは違い、包装なしで売られる
アメリカのスーパーで売られている野菜や果物は、プラスチックによる包装もないものがほとんどです。
■海外の人が日本に来たときの反応とは?野菜メインのベジタリアン女性。
ベジタリアンの外国人女性が、日本に行ったときの感想についての記事を発見しました。簡単にまとめて翻訳します。なかなか興味深い。
・ベジタリアンの彼女は、3週間、東京・名古屋・京都に滞在。
・最終的には、ベジタリアンだが魚を食べなくてはならない状況に…。
・セブンで発見したサラダパックが命を救ってくれた。
・ネットでベジタリアンのレストランを検索した。件数も少なく、大都市なので外国人にとっては不慣れな環境でレストランを探し出すのが大変。
・京都のお寺で食べた精進料理が最高だった!!
↓記事のタイトルは「日本には野菜がない(旅行体験記)」です。うける。
■体験談:アメリカのスーパーで働いている私が、日本のスーパーと野菜の売り方を比較してみる。
現在の私は、アメリカ・ミネソタ州のスーパーで青果売り場を担当しています。日本のスーパーとアメリカのスーパーを比較してみます。
・海外のスーパーは、野菜を量り売り
アメリカのスーパーでは、野菜も果物も量り売りが多いことに気がつきます。量り売りなので大きさは関係ありません。自分の欲しい量を、自分で取って買っていきます。
日本は大小に関係なく「1個いくら」です。どうせ同じ値段なら、大きなものを選ばなければ損ですよね。
3.海外と比べ、日本人は野菜食べない。あなたの反応は?
データ出展:Our Warld in Data
ちなみに、イタリア人は「mediterranean diet(地中海式ダイエット)」で、とにかく大量の野菜を消費しています。「地中海食」とは、日本でいう「和食」みたいなもの。イタリアなので、トマトやオリーブ、魚がメインの食事スタイルです。
■【とにかく高い】日本の野菜・果物に対する海外の反応
・アメリカは野菜も果物も安くておいしい
確かに、私が働くスーパーでは、ラズベリー1パックが$4(約400円)ですが、特売だと$1.25(約150円)まで下がります。オーガニックのラズベリーも、普段は$5(約500円)ですが、特売で$0.99(約100円)で1度だけ見かけました。
アメリカでは、夏場、種なしスイカ(甘くておいしい)が1玉300円くらいで買えます。メロンも1玉300円前後。桃も量り売りで、1個約150円くらい。収穫時期であれば、本当に安く、いろいろな種類のものが楽しめます。
■【え、ギフト??】日本の野菜・果物に対する海外の反応
4.海外で売られている、日本の野菜に対する反応とは?
海外でも、スーパーによってはアジア系や日本の野菜・果物を取り扱っています。私の職場でも、いろいろな日本の野菜を売っています。
■私の職場のスーパーで扱っている日本の野菜・果物
・大根(giant white radishやDaikon radish)
・もやし(Soybean sprout)
・おくら(Okura)
・里芋(taro root)
・青ネギ(Leekやgreen onion)
・キノコ(マイタケ、ブナシメジ、エリンギ)
・梨(pear)
・柿(persimmon)
■海外でもアジアマーケットなら、日本の野菜が買える。
アメリカで、とにかく見かけないのが「ごぼう」です。ミネソタ州、ミネアポリスやセントポールの、特定の大型アジアマーケットでは買うことができます。
■日本の野菜「オクラ」は海外でも人気
オクラは、アメリカ国内でも南の地域(オクラホマ州など)で非常にポピュラーな食べ物だそうです。勤務先のスーパーのスタッフと話して、判明しました。
彼はもう70歳近いですが、5歳くらいの時に、オクラホマ州出身のお母さんが、よくオクラを食べさせてくれたそうです。そんな彼はオクラが嫌いです笑。
彼のお母さんは、ほかの野菜と同じように、オクラの炒め物とかをよく作ってくれたそうで…。オクラってネバネバなので、その食べ方だとあまりおいしくないかも。だから、嫌いになるのもわかる気がします。
さっと茹でて豆腐に醤油とか、納豆と一緒に食べるのがおいしいですよね。
■海外のスーパー、アジアマーケットとの違い
アジアマーケットなら、アジア系の人が利用するためみんな「その食材をどうやって食べるかを知っている」ので、アジア各国の奇妙な食材を取り扱っても、ビジネスとして成り立っています。
一方で、私の職場でも、アジアのフルーツを取り扱っていますが、スーパーの利用客層はアメリカ人が主です。そのため、みんな「どうやってソレを食べるかを知らない。だから買わない。」のです。
柿や日本の梨、ジャックフルーツ、チェリモヤ、ブッダフィンガーなど…日本でも見かけないもので、私も初めて食べたものばかりでした。しかも値段が高めなので、「好きじゃなかったら損だな、損したくない」という気持ちから、売れ行きは悪いのが現状です(笑)。
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トーマン悠(トーマンはるか)
英語が大嫌いで、英会話に通って英語が話せるようになりました。英検4級だけ持っています。
アメリカ人と結婚して6年、アメリカ在住4年。現在は夫・アダムと、のんびりキャンパー暮らしをしています。
新卒で小学校教員
→半年で退職
→歯科助手
→英会話に通う
→アメリカ6週間1人旅
→北海道移住
→事務員
→夫婦で仕事を辞め、エベレストのベースキャンプまで120㎞を完歩
→アメリカ移住
→レストランでサーバー、3か月で辞める
→歯科助手
→スーパーの青果売り場勤務
→ミネソタ州でキャンパー暮らし
→ホテルの清掃員
→RVパークのスタッフ
現在はアメリカ・ミネソタ州在住です。
目標であった、夫・アダムの奨学金450万円を完済しました(2021年12月末)。
ヒッピー思考で、愛と自由と平和がモットー。
アダム・トーマン
このサイトの英語アドバイザーを担当。
2011~2019年まで、日本各地で英語・英会話講師を経験。
初めて住んだ岩手県二戸市が超大好き。
幼児~大人まで、ビギナー~超上級者まで、幅広く教えてきました。
Make your English your style.
★仮想通貨・米国株を2017年から運用中。
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