• 投稿の最終変更日:11月 20, 2021
【低いです】歯科助手の年収・給料はいくら?ボーナスや昇給はあるの?

【低いです】歯科助手の年収・給料はいくら?ボーナスや昇給はあるの?

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歯科助手を目指している人「歯科助手の年収っていくらくらいなんだろう?ボーナスとか昇給はあるのかな?」

こういった疑問に答えます。

✓もくじ

1.歯科助手の年収は200~300万円【歯科助手の年収の内訳】

2.歯科助手の年収は低いけど…気になるボーナスや昇給は?

3.歯科助手のお給料・年収を上げる方法は?

この記事を書いている私は、歯科助手歴3年以上。転職・未経験で、正社員の歯科助手になりました。

現在はアメリカで歯科助手として働いています。

歯科助手の情報に関して、実体験に基づいて解説します。

1.歯科助手の年収は200~300万円。マジで低いです。

1.歯科助手の年収は200~300万円。マジで低いです。

結論として、歯科助手の年収は低いです。日本全国どこでも、200~300万円って思っておけば、大体正解です。マジで低い。

なぜ低いかというと、歯科助手には資格が必要ないからです。ぶっちゃけ、誰でもできる仕事です。

■体験談:私が歯科助手だったときの年収は、約230万円。

具体的なお話をすると、私は静岡県の個人歯科で2年4ヵ月、正社員として働いていました。

私の歯科医院は、院長がものすごくドケチで、銀行の振込手数料を節約するために、お給料は、まさかの現金手渡しでした。きっと現在も同じです。封筒に現金と明細が入って渡されます。

私は、もらった給与明細はすでに捨ててしまったので、正確な数字は書けません。が、なんとなく覚えているので、書いていきますね。

■歯科助手だった私の給料・年収

毎月、手取りで約14万円でした。(14万円以下にはならなかったけど、15万円以上にはいきませんでした)

1か月の給料:18万5,000円くらい

【内訳】
(通勤手当:3,000円)
(特別手当:5,000円)※大卒だったので、能力手当

社会保険・年金・その他税金:4万円くらい引かれる

手取り:毎月14万円

毎月手取り14万円です。年収だと約230万円くらい?めっちゃ低いですよね。

私は実家暮らしをさせてもらっていたので、手取り14万円でも生活には困りませんでした。

2.歯科助手の年収は低いけど…気になるボーナスや昇給は?

私が勤めていた歯科医院の、ボーナスと昇給に関して解説します。

■歯科助手だった私のボーナスについて

ボーナスは年2回ありました。6月と12月かな…?

ボーナス1回の金額は、1か月分のお給料でした。だから14万円くらいが手元に入る感じ。

2020年は、コロナのせいで「職員全員ボーナスなし」だったようです。(私はその歯科医院を辞めていますが、まだ勤務していた先輩に聞きました。)

※歯科医師はフェラーリに乗ってるクセにね。歯科医師なんて、そんなもんです。

■歯科助手だった私の昇給について

私が2年4ヵ月務めた歯科医院ですが、2年間のうちで、昇給はたったの1回でした。

なぜなら、私が「辞めます」と言ったから。

勤務し始めて1年経ったときに、1回昇給がありました。月5,000円の昇給です。

そのあと、数か月後に私が仕事を辞めたくなって、「辞めたいんですけど…」と伝えたので、その後の昇給は一切なしでした。辞めたくなった理由は、ブラック歯科だったからです。

3.歯科助手のお給料・年収を上げる方法は?

「お給料が上がる方法ってあるの?」という疑問があると思います。

そういった疑問もあると思いますが、ぶっちゃけ歯科医師(経営者)次第です。

なぜなら、歯科助手としての能力を評価されたり、歯科医師に気に入られたりすれば、お給料がうなぎ上りになる…それが私の勤めていたブラック歯科医院の現実だったからです。(ホワイト歯科ではどんな感じかわかりません。)

実際に、その歯科医院で1番長く勤めていた歯科助手の先輩は、「辞めたいけど、お給料がよすぎて辞められない」と言っていました。

その先輩は、合計で8~10年近く勤めたと思います。1年前に寿退社で職場をついに去ったそうです。

その人は、私が入社した時にはすでに「教育係」の立場だったので、新人の教育しかしていませんでした。歯科助手としての治療補助などは一切していませんでした。でも、歯科医師の1番のお気に入りです。

私の予想では、30万円くらいはもらっていたと思います。

他の先輩の話。私が辞めたいと思い始めたころ、その先輩に相談していました。もちろん私が辞めたいので、彼女も辞めたいと思うように…それに感づいた歯科医師が、彼女の1ヵ月のお給料に4万円も昇給として上乗せしたのです。

一気に、1ヵ月のお給料が4万円もアップするなんて…。マジで不平等すぎますね。

でも、これが現実。経営者の歯科医師に気に入られれば、昇給もいいです。気に入られなければ、昇給もちょっとずつです。現実は辛いですね。

ちなみに、アメリカでも同じような現象が起きます。

■歯科助手のお給料・年収を上げる方法は?

こんな歯科助手の悲しいお給料の現状ですが、昇給のためにできることはあるのか、考えてみました。私が考える、お給料を上げる方法3つをご紹介します。

ちなみに、歯科衛生士の資格を取得するのもありですが、学校へ通わないといけないので…。

①他の歯科医院に移動する

最低でも1年の勤務歴があるのであれば、他の歯科医院に移動することは可能です。

なぜなら、歯科の基礎知識も、歯科助手としてのスキルも身についているはずだからです。

他の歯科医院ならもう少しお給料よく雇ってくれるところもあるかもしれません。

※注意点

もし、今の歯科医院で人間関係に悩んでいないのであれば、お給料が多少低くても、その歯科に留まった方がいいでしょう。

なぜなら、人間関係が良好な歯科医院を見つけるのって、本当に、本当に大変だからです。優しい歯科医師に出会うのって、まじで難しい。ちょっとのお給料アップよりも、良好な人間関係を重視したほうが、ストレスフリーなので得策です。

でももし、人間関係にもお給料にも不満がある場合は、他の歯科医院も検討してもいいと思います。

②英語学習してスキルを身につける

ひとつ、考えられるアイデアとして、「英語学習して、外国人患者に対応できるスキルを身につける」というのはどうでしょうか?

「英語対応できるので、お給料上げてください」って、院長に交渉してみるのも、1つの手です。他の歯科助手と差をつけられれば、昇給交渉もしやすいかと思います。もちろん、外国人患者が来ない歯科医院だったら意味ないですが。

私が働いていたちょっと田舎の歯科医院でも、たまに外国人患者が来ていたくらいです。

外国人と「ちょっと英会話ができる」程度でいけると思います。

必要な英語レベルは、中学レベルの英語基礎・英会話スキル、歯科に関する簡単な英語表現でOK。

Quizletで歯科に関する英語表現を学習できます。 ≫Quizletサイト

③ワーホリで海外に行き、歯科助手ライフを送る

ぶっ飛んだアイデアですが、ワーキングホリデーに行って「海外で歯科助手になって稼ぐ」という選択肢もあります。

私はアメリカで歯科助手として働いています。海外の歯科医院って土日休みが多いです。私の時給は15ドルなので、時給約1,700円って感じでしょうか。(私の歯科医師もケチです。)

他の人のブログとかを見てみると、オーストラリアで歯科助手になって、時給25ドルとかみたいですね。日本と全然お給料が違います。

また、海外は歯科助手でも、ネイル・金髪・ピアス・ネックレス・マツエク…なんでもOKです。

そしてなにより、日本人労働者は真面目で仕事ができるので、めっちゃ重宝されます。

ちなみに、中・高レベルの基礎英語があれば海外で生活できます。歯科助手としてのスキルが十分身についていれば、海外では通用します。実際に私も、英語歯科用語の知識ゼロの状態で、アメリカで歯科助手として働き始めました。ぶっちゃけなんとかなります。

ワーホリは30歳までなら挑戦できます。カナダやオーストラリア、東南アジアやヨーロッパ各国に行けます。行くとしたらカナダがおすすめ(いい国だから)。

「私には無理だから関係ない」と思っていても、ワーホリに興味を持つのもいいと思います。私の先輩の歯科助手だった人は、海外に興味があって、実際にワーホリでオーストラリアに行きました。(オーストラリアで歯科助手はしていませんでしたが。)

海外に興味があれば、ワーホリについて調べてみて、英語学習を始めてみてはいかがですか?(目標は1年後。お金をためて、英語を勉強して…コロナも収まっているはず。)

以上、お給料は低い仕事ですが、歯科助手はやりがいがあります。人生を楽しみながら、歯科助手ライフも楽しみましょう。

YouTube動画でも解説しています。↓

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