• 投稿の最終変更日:6月 27, 2022
【歯科助手の将来性とは】まだ20代なら歯科助手の将来性はある。

【歯科助手の将来性とは】まだ20代なら歯科助手の将来性はある。

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歯科助手をやっている人「歯科助手をしているけど、お給料も低いし、このまま続けても将来性が見えない…このまま歯科助手を続けていくべきか、それとも転職したほうがいいのかな?このまま歯科助手を続けて意味ある?」

こういった疑問に答えます。

✓もくじ

1.【若い時だけ】まだ20代なら歯科助手の将来性はある。

2.【歯科助手の将来性とは】30歳に近づいたら転職を考えてもいいかも。

この記事を書いている私は、歯科助手歴3年以上。

24歳で転職・未経験で歯科助手になりました。現在はアメリカで歯科助手として働いています。

歯科助手の将来性に関して、実体験に基づいて解説・考察します。

NOTEにて、未経験の歯科助手さん向けにテキストの販売を始めました。よかったらご覧ください。≫未経験の歯科助手ライフ-高校生もOK!ゼロからのスタートを切るために-

1.【若い時だけ】まだ20代なら歯科助手の将来性はある。

1.【若い時だけ】まだ20代なら歯科助手の将来性はある。

結論として、20代なら歯科助手としての将来性はあります。

なぜかというと、歯科助手のスキルと歯科の知識があれば、将来的な選択肢がいくつかあるからです。

■体験談:歯科助手の将来性を考えてみる。私がアメリカで歯科助手になった話

具体的なお話をすると、1年前私はアメリカ・ミネソタ州で歯科助手になりました。

アメリカに移住して、たった半年で歯科助手として働き始めました。

1年前の私は、日常英会話ができる程度の英語力でした。

ぶっちゃけ、歯科に関する英語知識はゼロ。EXT(エキスト)とかRCTは日本で使っていたのでわかる程度です。

■歯科助手だった過去の自分の努力が、将来性を育てる

それでも歯科助手の仕事がとれたのは、日本での歯科助手の経験とスキルがあったからです。

履歴書(レジュメ)に自分のスキルと能力を書いて、歯科医院に持って行ったら、面接すらなしで速攻で採用してもらえました。

■アメリカで歯科助手になって、本当に大変だった

歯科助手になってから、初めの3カ月間はまじで大変でした。

アメリカで歯科助手になって大変だった理由は、以下の通りです。

・ちょうどアメリカで、コロナが流行り始めたタイミングだったこと

・コロナで、他のスタッフがいなかったこと

・歯科助手としてもブランクが3年あったこと

・歯科英語を覚えること

質問しまくって、英単語を必死でメモして覚えました。正直「逃げ出したい」と思ったこともあります。

努力の甲斐あって、今では職場で1番信頼の厚い存在になりました。

■よくある疑問:若くないと、歯科助手の将来性はないのですか?

■よくある疑問:若くないと、歯科助手の将来性はないのですか?

「年を取ったら、歯科助手の将来性はないの?」という疑問があると思います。

そういった疑問もあると思いますが、私が未経験で歯科助手の仕事をおすすめするなら、26歳くらい(未経験の場合)までです。

なぜなら、歯科助手は体力勝負な仕事で、年齢とともに「きついな」と感じるからです。

しかも、体はきつくなってくるのに長年働いても、お給料は低いままです…。

■私は将来性も考え、歯科助手を辞めました。

実際に、私は26歳のときに、2年以上働いた歯科医院を辞めました。

辞めた理由は、手取り14万円のお給料と、院長の経営方針と私の考えが違ったからです。「このままずっと、この歯科医院で働きたくないな」と思いました。

歯科助手は、歯科衛生士の資格を取らない限り、ずーっと歯科助手のままです。歯科助手は、ぶっちゃけ雑用係です。

(私は、そんな歯科助手の仕事が好きなのですが)

みんなのサポートをする仕事なので、重要な仕事ではありますが、本当にお給料の低さで悲しくなります。

■歯科助手のお給料だと、将来性に不安を感じる

もし実家暮らしができなくなったら…もし一生独身だったら…。

手取り14万円で、あの労働量を毎日こなすには、気力と若さが必要です。

若ければ、歯科助手を辞めたところで、まだ将来の選択肢や可能性はたくさん残されています。時間がたっぷりあるので、いくらでも挽回できます。

■アメリカでも歯科助手は歯科助手。免許を取らなければ、将来性が低いので辞めます。

私は現在、アメリカで歯科助手になって丸1年が経ちます。そして、すぐに30歳になります。

職場には、来月辞めることを伝えました。なぜなら、私の人生において、歯科助手の仕事は将来性が見込めないからです。

アメリカなら歯科助手の資格があるので、4年間学校へ行って、免許を取れば、「ライセンス歯科助手」として、最高$28(約3,000円)まで稼ぐことができます。

しかし、私は今から4年間もアメリカの学校へ通いたくはありません。

だって、アメリカに一生住むかも分かりません。また、私は50歳60歳になっても、歯科助手の仕事をやりたいとは思わないからです。

私は、歯科助手の仕事は好きですし、職場のスタッフもみんないい人で楽しいです。お給料は時給$15(時給1,700円くらい)。

辞めると伝えたとき、「昇給するから、辞めないで!」と言ってもらいました。

それでも、今後の将来を考えると、私のお給料は最高でもらえても$18(2,000円くらい)が限度です。ボーナスもなし。

「あれだけ体を使って、一生懸命働いてもこれだけか~…」と思うと、割に合わないかなって。しかも、年を取るごとに仕事はきつくなる一方です。

■よくある疑問②:将来性が低い歯科助手なのに、なぜ若い人にはおすすめするの?

■よくある疑問②:将来性が低い歯科助手なのに、なぜ若い人にはおすすめするの?

ここまで読んで「年をとったら将来性がないなら、そもそも歯科助手にならない方がいいのでは…?」と思う方もいるかもです。

年を取ったら、歯科助手の将来性はグッと低くなるのは事実です。だっていくら長く勤めてもお給料は上がらないし、体がもつかもわからない。
それでもおすすめする理由は、若いうちに歯科助手になって、スキルや歯科知識を身につけることで、将来的な選択肢が増えるのも事実だからです。

歯科医師の先生と結婚するかもしれませんし(笑)

私の職場の院長と奥さんがそうでした。(奥さんが元受付歯科助手)

では、以下で具体例を紹介します。

■歯科助手の将来性①ワーキングホリデーへの挑戦

■歯科助手の将来性①ワーキングホリデーへの挑戦

30歳までなら、ワーキングホリデーを利用して、海外に挑戦することができます。

私のように海外で歯科助手として働いている人は、実は結構います。海外で働くには、基本的な英語力が必要にはなります。

でも、必要な英語力はぶっちゃけ1年も真剣に学習すれば、身につけることができます。

アメリカで歯科助手になるときに必要な英語力に関して、アメリカで歯科助手やってます。必要な英語力とは?【レジュメ公開】で詳しく解説しています。よかったらご覧ください。

・海外では、日本人歯科助手が重宝される

まだ20代なら、今すぐ英語学習を開始して、海外で挑戦できる準備をしてみるのもありです。歯科助手のスキルと知識があれば、海外では日本人は重宝されます(真面目で一生懸命働いて、スキルも高いから)。印象に石こうを盛るの、外国人はかなりヘタクソです。

日本人って本当に器用なんだな、って実感しました。石こうが上手につげるだけで、一目置かれる存在になります。

・海外で歯科助手になって英語を身につければ、将来性は開けてくる

ワーホリに行って英語力が身につけば、日本帰国後は、英語を活かした別の仕事を見つけることもできます。外国人と恋に落ちて、国際結婚する可能性もゼロではありません。

ワーホリでカナダに行って、カナダに超ハマって、ライセンス歯科助手に挑戦することだって可能です。

カナダで学校へ行って勉強すれば、歯科助手の免許も取れます。そうすれば、お給料もグッと上げることがあります。

歯科衛生士を目指すことも可能です。カナダの歯科衛生士の年収は700万円以上です。

もちろん、奨学金のことも考えなくてはなりませんが。

オーストラリアでも、歯科助手として挑戦可能です。

・外国人女性も、年齢に関係なく歯科助手としてがんばっている。将来性は自分で切り開く。

私の職場のライセンス歯科助手は、フィリピン人で50歳の女性です。歯科助手は未経験だったのに、アメリカで4年間学校に通って免許を取得。7年間アメリカで歯科助手として働き、時給$28(3,000円)で働いています。

英語や英会話力を身に着けておけば、必ず役に立ちます。今のうちからコツコツと周りに内緒で勉強しておくのも、将来の自分のためです。

初心者におすすめの英会話は、無料あり:初心者におすすめのオンライン英会話と講師の選び方。で詳しく解説しています。よかったらご覧ください。

■歯科助手の将来性②歯科衛生士を目指す

歯科助手の将来性①ワーキングホリデーへの挑戦

歯科助手としての知識があれば、歯科衛生士の学校でもかなり役立つはずです。

歯科衛生士の学校へ行きながら、空き時間で歯科助手のバイトとかもできます。

ファーストナビ歯科衛生士なら、歯科助手の求人も探せます。

・歯科衛生士になれば、歯科助手より給料上がる

日本でも、年齢に関係なく歯科衛生士を目指せます。歯科衛生士になれば、お給料も上がります。また、歯科助手のような雑用仕事も減ります。

■歯科助手の将来性③他の歯科医院で就職

■歯科助手の将来性③他の歯科医院で就職

歯科医院は日本中、どこにでもあります。歯科助手の経験があれば、まじでどこでも働けます。(海外でも働けますからね。)コンビニより多い歯科医院…中には本当に天国のような職場もあるようですから、運命の職場に出会える可能性もあります。

本当にいい職場は、職員が年を重ねても、辞めません。

私の先輩は、大好きなディズニーランドのために、30歳前に職場を辞めて、東京へ引っ越し、別の歯科医院で歯科助手になっていました。毎週何度もディズニーに通い詰めています。彼女の暮らしも、楽しそうでした。

■歯科助手の将来性④クラウドソーシングで副収入

歯科助手のお給料は本当に安いです。でも、仕事がない日は完全にオフだし、シフト制の職場だと、半日オフとかもありますね。

東京とかだと、4日フルで働いて、3連休のシフトとかもあります。

歯科助手のいい点は、プライベートと仕事の区切りがはっきりしていることです。

空き時間を使って、ブログやクラウドソーシングで自分の経験や情報を発信し、収入につなげる方法も1つの選択肢です。

もちろん、クラウドソーシングやブログでお金を稼ぐことは簡単ではありません。

それでもクラウドソーシングで記事を書いたりして、経験を積めば、将来的に自宅でパソコンを使って10万円を稼ぐことも可能になります。

家にいて、パソコンでお金が稼げるなんてサイコーですよね。

実は、私もクラウドソーシングでちょろっと記事を書いて、月3,000円くらいの副収入を稼いでいました。3,000円もあれば、ランチに2,3回行けますよね。

登録無料なので、気になるならどんな仕事・案件があるのか見てみましょう。初めは、記事作成とかがおすすめです。↓

以上のような選択肢が、若い歯科助手の将来性だと、私は考えています。「私にはそんなのできないよ」って思っているような人も多いかと思います。

私もそうでした。でも、実際にやってみると、案外できるものです。

なにごとも、初めは小さな一歩からです。歯科助手をしている人なら、精神的にかなり強い方だと思います。

歯科助手の最初の大変さ乗り越えた人なら、いろいろ挑戦できると信じています。

人生は1度しかないので、若いうちにいろいろな将来の可能性・選択肢を知っておくことが非常に重要です。

実際に、歯科助手だった私の先輩は、歯科助手を辞めて、オーストラリアにワーホリに行きました。

自分には関係ない選択肢だと思っても、それはまだあなたが知らなくて「不安」だからです。人生の可能性や選択肢を「知る」ことはタダなので、とりあえず情報だけでも得ておくと、自分のタメになります。

2.【歯科助手の将来性とは】30歳に近づいたら転職を考えてもいいかも。

2.【歯科助手の将来性とは】30歳に近づいたら転職を考えてもいいかも。
結論、30歳に近づいて歯科助手で体を動かして働いていると、体力的にも、精神的にも結構キツイです。

なぜなら、30歳になると体も疲れやすくなりますし、少ないお給料の現実に悲しくなるからです。だってこのまま働き続けても、お給料は上がらないし…。

■将来性の検討。歯科助手を辞めて事務職に転職

私は26歳で歯科助手を辞め、未経験で事務職に転職しました。主な理由は、職場が超ブラックで未来が暗黒だったから。

主人と一緒に、静岡から北海道へ逃げました。

北海道でも、他の歯科医院でまた歯科助手も考えましたが、主人が土日休みだったため、私も「絶対に土日休みがいい」というのが条件でした。

歯科助手をやっていたので、細かいサポートが得意なことや、コミュニケーション能力の高さを評価され、未経験でも事務職として雇ってもらうことができました。
ちなみに、歯科助手だった先輩は、33歳で歯科助手を辞め、保険の営業として働いています。歯科助手で得た「コミュニケーション能力」を活かして、営業職もいけるんですね。

歯科受付で医療事務経験や知識を身に着ければ、ほかの歯科医院や病院やクリニックの医療事務の道も開けます。

↑医療事務に関する本も売られています。

■将来性を考える歯科助手向けの、転職エージェント・サイト3社

↓登録無料なので、他の歯科医院をちょっとでも考えているなら、登録してみるのもいいでしょう。

歯科助手はやっぱり20代向けの職業かな、って思います。

ライフスタイルも、体力面もお給料面も含めて。若いうちなら、別にお給料が低くたって、その後でぶっちゃけいくらでも挽回できますからね。

メンタル面・健康面で病気にならないこと、大きな借金(1千万円とか)を作らないこと、この2点に注意すれば、何とかなります。

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