• 投稿の最終変更日:10月 3, 2023
【仮想通貨】メリット・デメリットとは?今後の課題も。

【仮想通貨】メリット・デメリットとは?今後の課題も。

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仮想通貨に興味がある人「仮想通貨やビットコインという言葉を、よく耳にするようになりました。仮想通貨のメリット・デメリットが知りたいです。仮想通貨は、今後も伸びていくのでしょうか?」

こういった疑問に答えます。

✓もくじ

1.仮想通貨とは?基礎知識をサクッと。

2.仮想通貨のメリットとは

3.仮想通貨のデメリットとは

4.仮想通貨の今後の課題

夫・アダムは、2017年から仮想通貨を運用しています。

超IT系の友人も、2017年から仮想通貨を運用中。

もう一人の友人は、米国株をメインに運用。彼はテスラ株で約3,000万円を作り出しました。

仮想通貨のメリット・デメリットに関して、実体験・英語の文献調査に基づいて解説します。

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1.仮想通貨とは?基礎知識をサクッと。

1.仮想通貨とは?基礎知識をサクッと。

近年、仮想通貨が流行っていますね。

今回は、仮想通貨のメリット・デメリットをまとめて解説していきます。

■仮想通貨とは?

そもそも「仮想通貨ってなに?」って人のために、はじめに基本知識を簡単にまとめます。

仮想通貨は、「暗号資産」とも呼ばれます。

インターネット上でやり取りができる、世界共通の通貨(単位)です。価格変動があります。

仮想通貨は実物では存在せず、あくまでデータ上のみでやり取りが行われます。
仮想通貨に関しては、仮想通貨とは世界共通の単位。初心者にもわかりやすく簡単解説。で詳しく解説しています。よかったらご覧ください。

✓仮想通貨を英語で言うと、クリプトカレンシー。

仮想通貨を英語で言うと「cryptocurrency」です。

発音は、「クリプトカーレンシー」。(日本語のカタカナ表記ではカレンシーとなっています。)

英会話では単に「クリプト」と言うことが多いので、クリプトという言葉も覚えておきましょう。

仮想通貨に関する英語について、仮想通貨は英語でクリプト。仮想通貨に関する英語用語まとめで解説しています。よかったらご覧ください。

■仮想通貨の特徴

・実物がなく、データそのものである

・中央管理者がいない

・発行上限枚数が限られている

日本円やアメリカドルのように硬貨や紙幣で存在せず、インターネットの中に存在しています。

政府や銀行などの中央管理者が「いない」のが、仮想通貨の大きな特徴です。

また、仮想通貨の発行枚数に上限を設けている場合が多く、それによって価値を保っています。

仮想通貨の価値に関して、仮想通貨は、なぜ価値があるのか?仮想通貨の価値の決まり方。で詳しく解説しています。よかったらご覧ください。

■仮想通貨の仕組み

ブロックチェーン(分散型台帳)やマイニング(新たなブロックを生成する工程)といった、高度なコンピュータ技術(テクノロジー)で支えられています。

✓ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンを簡単に説明しておくと、取引するデータを「ブロック」という1単位で記録し、その「ブロック」を「チェーン」のようにつないで保管する技術のことを言います。

↓仮想通貨について学ぶなら、この2冊がおすすめ。

↑仮想通貨の基礎知識~実践的な内容まで学べる1冊。実際の取引方法なども解説されています。

↑仮想通貨投資のプロが書いた本。イラストや図で解説してくれるので、イメージしやすいです。仮想通貨の基礎~最新情報まで学べます。

仮想通貨をやってる人の割合に関しては、仮想通貨をやってる人の割合。3億人以上が仮想通貨をやってるで詳しく解説しています。よかったらご覧ください。

2.仮想通貨のメリットとは

では、仮想通貨のメリットについて詳しく見ていきます。

■仮想通貨のメリット

・個人間で直接やり取りできる

・送金スピードが速い

・手数料が無料または安い

・国際送金もできる

・決済ができる

・データ改ざんなどが不可能

・ブロックチェーンの安全性が非常に高い

・24時間いつでも取引できる

・監視や制限がなく、自由

・少額から取引できる

・世界共通なのでラク

・バーチャルリアリティーとの相性がいい

・可能性が無限

など

数が多いので、以下でサクサク解説していきますね。

■仮想通貨のメリット:個人間で直接やり取りできる

銀行などの仲介者がいないので、仮想通貨では「直接」相手に送金することが可能です。

「個人間で直接やり取りできるのって、そんなに大事なの?」ってあんまり腑(ふ)に落ちない人もいるかと思います。

ここの部分、ちょっと詳しく解説します。

✓仮想通貨が、個人間でやり取りできるメリットの意味

・プライバシーを保護することができる

→アメリカはクレジットカード社会です。み~んな使っているクレジットカードですが、「いつどこで、どのくらいお金を使ったのか」がすべて記録されます。

つまり、クレジットカード会社がデータを把握しているということ。

これではプライバシーが保護されているかわかりません。

クレジットカード会社や銀行が、個人情報を〇acebookとかのメディアに売っている可能性もゼロではありません。

(アメリカ人は、そういうのが大嫌いです。)

他にも、

・仲介者がいないので、手数料がかからない

・銀行の営業時間や祝日に左右されない

など

上記のメリットから、仮想通貨は特にアメリカ人に超フィットしているのです。

だから、仮想通貨を運用しているアメリカ人がとっても多いです。

■仮想通貨のメリット:送金スピードが速い

銀行を通して送金したときに、「今日振り込んで、明日の午後振り込まれる」なんてことがよく起こります。

振り込みが週末や祝日に重ねれば、「振り込まれるのは来週の月曜日か…。」って。

急ぎの要件の場合、なおさら気持ちが落ち着きませんよね。

一方で、仮想通貨の場合は利用してから数分~数十分のうちに相手のもとに仮想通貨が届きます。

感覚としてはEメールを送信している感じ。めちゃくちゃ速くて快適なのです。

上記でも述べましたが、仮想通貨なら銀行の営業時間や休み、祝日に左右されることはありません。

■仮想通貨のメリット:手数料が無料または安い

仮想通貨の利用には仲介者がいないので、送金や手続きにおける手数料がかかりません。

もしかかったとしても、とても安いです。

■仮想通貨のメリット:国際送金もできる

仮想通貨は、世界中で共通の価値(通貨)なので、国際送金としても利用できます。

送金スピードが速く、換金する必要もない、その上手数料も無料/格安なので特に、国際送金において非常に便利なのです。

海外在住の人や国際留学生にぴったり。

✓体験談:日本からアメリカに送金したとき、手続きが面倒だった話。

✓体験談:日本からアメリカに送金したとき、手続きが面倒だった話。

私はアメリカ在住なので、以前、日本にいる親に頼んでお金を送ってもらったことがあります(日本の私の口座から、アメリカの口座へ送金)。仮想通貨ではありません。

ワイズ(wise)という、国際送金が比較的安くできるサービスを利用しました。

親に銀行に行ってもらってお金を振り込んでもらい、数日後にアメリカの口座に振り込まれました。

ワイズは、ほかの銀行や郵便局などを利用するよりも、安く国際送金することができます。
しかしながら、手数料(数千円)が結構かかるのは事実。

そして、円→米ドルになるので円安の影響が痛いのです。

仮想通貨を利用すれば、こんな面倒な手続きを簡素化することができるのです。そして手数料が安い。

仮想通貨は世界共通なので、円→ドルに直す必要もありません。

■仮想通貨のメリット:決済ができる

アメリカではすでに、仮想通貨で買い物ができるお店が結構あります。

アメリカの大手企業も仮想通貨(ビットコイン)での決済を受け入れているので、かなり便利になってきています。

株式は、換金しなければモノを買うことはできませんが、仮想通貨は「通貨」なので換金せずにそのまま商品を購入できます。

※アメリカではマイクロソフト、スターバックス、ホールフーズなど、大手の企業でビットコインが利用できます。

■仮想通貨のメリット:データ改ざんなどが不可能

仮想通貨は、ブロックチェーン構造、暗号化技術、P2Pネットワークによる分散管理など、いろいろな高度技術で守られているため、データの改ざんや不正などができないようになっています。

■仮想通貨のメリット:ブロックチェーンの安全性が非常に高い

仮想通貨のメリット:ブロックチェーンの安全性が非常に高い

仮想通貨は、「ブロックチェーン」という高度なテクノロジーのもと作られています。

ブロックチェーンは、セキュリティが非常に高いです。

■仮想通貨のメリット:24時間いつでも取引できる

インターネット環境があれば、24時間365日、いつでも仮想通貨を利用することができます。

仮想通貨は、マーケットや取引の時間制限がないのが特徴です。(株式は、マーケットに時間制限があります。)

■仮想通貨のメリット:監視や制限がなく、自由

仮想通貨では、中央管理者がいません。

そのため、とにかく「自由」なのです。

この自由さも、アメリカ人をはじめとする外国人が、仮想通貨に好感を抱くポイントなのです。

政府や銀行などに制限されない「真の自由」が、仮想通貨にはあるのです。

■仮想通貨のメリット:少額から取引できる

仮想通貨は、100円前後から取引できるものもあります。

「資金がないから、自分にはできない」ということはありません。

インターネット環境があれば、誰でも気軽に始められるのがメリットです。

(※運用・管理には、最低限の知識が必要になります。)

■仮想通貨のメリット:世界共通なのでラク

仮想通貨は世界共通の通貨なので、換金する必要がありません。

これから仮想通貨がもっと世界中で普及すれば、海外旅行がグッと楽になります。

■仮想通貨のメリット:バーチャルリアリティーとの相性がいい

近年、バーチャルリアリティー(VR)がどんどん普及してきています。

友人がVRを持っているので、私たちもよく一緒に遊んでいます。

VRがあれば、バーチャルの世界で世界中の人とつながることができます。

将来的に高い可能性で、バーチャルリアリティーの中で、仮想通貨が使われるようになるでしょう。

すべて(会議、ゲーム、ショッピング、映画、飲み会、デート、勉強、旅行など)がオンラインの世界で行われるようになるのが、今後の近い未来だと言われています。

仮想通貨の将来性に関しては、仮想通貨の将来性とは。将来性がありそうな仮想通貨はどれ?で解説しています。よかったらご覧ください。

■仮想通貨のメリット:可能性が無限

仮想通貨は、日々新たなプロジェクト開発が進められています。

今後もさらに拡大していく業界なので、可能性は無限と言えます。
→エルサルバドルという国が、2021年9月からビットコインを法定通貨に採用しています。詳しくは、エルサルバドルは、なぜビットコインを法定通貨に採用したの?で解説しています。よかったらご覧ください。
仮想通貨には、「ミームコイン」というものもあります。詳しくは、ミームコインとは?ミームコインの特徴やリスク・将来性とはで解説しています。よかったらご覧ください。

3.仮想通貨のデメリットとは

3.仮想通貨のデメリットとは

仮想通貨のデメリットは、以下の通りです。

■仮想通貨のデメリット

・価格変動が大きい

・世界各国で法体制が追いついていない

・国や政府がNOと言ったら…

・中央管理者がいない

・アクセスキーをなくしたら、誰も助けてくれない

・利用にはインターネット環境が必須

・取引所がハッキングされる可能性がある

・仮想通貨を作り出すのに、膨大なエネルギーが必要

・現時点で、仮想通貨を使えるお店が限られている

など

デメリットも数が多いので、以下でサクサク解説していきますね。

■仮想通貨のデメリット:価格変動が大きい

仮想通貨が始まったのは、2009年です。13年経ったとはいえ、まだまだ始まったばかりです。

仮想通貨の知名度が高まると、価格が飛び上がったりします。需要と供給のバランスが取れないときに、大きく変動します。

仮想通貨の価格変動が安定するまでは、まだ何年もかかりそうですね。

仮想通貨の価値が上がる理由に関して、【なぜ上がる?】仮想通貨の価格が上がる理由5つ。で解説しています。よかったらご覧ください。

■仮想通貨のデメリット:世界各国で法体制が追いついていない

仮想通貨によるお金(データ)の動きは、中身が見えません。

そのため、テロリストや犯罪への、政府の懸念があります。

政府のコントロールがきかないので、なかなか難しいところです。

■仮想通貨のデメリット:国や政府がNOと言ったら…

政府は、仮想通貨自体を国内から排除したり、コントロールしたりすることはできません。

しかしながら、取引所を国外に追い出すことは可能です。

そうなった場合、VPNを使わないと、その取引所を利用することはできなくなります。

■仮想通貨のデメリット:中央管理者がいない

「自由を手にする」という点ではメリットですが、「補償制度がない」という視点ではデメリットになります。

仮想通貨の運用・管理には最低限の知識が必要です。

■仮想通貨のデメリット:アクセスキーをなくしたら、誰も助けてくれない

仮想通貨は、すべて自己管理のもと利用されます。

万が一、自分のアクセスキーのメモをなくした、記憶したのに忘れた…そんな場合は、中央管理者がいないので誰も助けてくれません。

管理者は「あなた自身」ということです。

■仮想通貨のデメリット:利用にはインターネット環境が必須

仮想通貨は、インターネット上に存在しています。

インターネットに接続しない限り、仮想通貨を利用することは絶対にできません。

■仮想通貨のデメリット:取引所がハッキングされる可能性がある

「ブロックチェーンは、セキュリティが高くて安全」だとメリットの部分で解説しました。

一方で、「取引所」はハッキングされてしまうリスクがあります。

■仮想通貨のデメリット:仮想通貨を作り出すのに、膨大なエネルギーが必要

実は、仮想通貨は地球温暖化を超~助長しているのです。

仮想通貨を作り出すのに、膨大なエネルギーを必要とします。

仮想通貨は、とにかく環境に悪いのです。

■仮想通貨のデメリット:現時点で、仮想通貨を使えるお店が限られている

現時点では、仮想通貨を使って買い物ができるお店が限られています。

近所のスーパーやコンビニに行って仮想通貨が使える、というわけではありません。

特に日本国内では、仮想通貨で買い物できるお店は少ないです。

アメリカでは、マイクロソフトやスターバックスなどの、大手企業でビットコインが使えます。

仮想通貨の危険性に関しては、なぜ危険?仮想通貨の危険性と危険回避のためにできること。で詳しく解説しています。よかったらご覧ください。

4.仮想通貨の今後の課題

2009年のビットコインから始まった仮想通貨…かれこれ、13年間も世界中を翻弄(ほんろう)しています。

■仮想通貨の歴史は、始まったばかり

仮想通貨の歴史は、現在13年間です。

ビットコインを始めとして、価格変動もまだ安定していません。

13年という月日は長いですが、「通貨」としてとらえたときに、「仮想通貨13年間の歴史」は、まだまだ始まったばかりだと言えます。

■仮想通貨の今後とは

受け取る側、送る側の双方が仮想通貨(ビットコイン)による支払い・受け取りに対応していなければ決済することはできません。

しかしながら、今後も世界中の人が仮想通貨を利用するようになり、国や企業も仮想通貨を受け入れるようになっていくことが大いに予想されます。

以上、参考になればうれしいです。

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