• 投稿の最終変更日:9月 30, 2023
【NBAとは?】NBAの魅力/難しさを、すべて解説します。

【NBAとは?】NBAの魅力/難しさを、すべて解説します。

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バスケが好きな人「NBAって、なんですか?具体的に教えてください。」

こういった疑問に答えます。

✓もくじ

1.NBAとは?

2.NBAの創立とは…いつからあるの?

3.NBAのシーズンとは?

4.NBAに所属するチームとは?何チームあるの?

5.NBAのすごさ・難しさとは?

この記事を書いている私は、アメリカ在住歴約4年。現在は、ミネソタ州に住んでいます。

ミネソタ州のNBAチーム「ティンバーウルブズ」を応援しています。マイケル・ジョーダンを尊敬しています。

NBAに関して、英語でのネット調査・アダムのアドバイスに基づいて解説します。

本サイトでは、NBA(ライブ/過去の試合)の無料視聴方法を解説しています。

\シーズン中(10~6月)は、ライブで見よう!/

1.NBAとは?

バスケが好きな人もそうでない人も、NBAと言う言葉を一度は耳にしたことがあるかと思います。

今回は、NBAについて詳しく解説していきます。

■NBAとは?

NBAとは、アメリカのプロバスケのリーグだと考えればOK!

世界最高峰のバスケットボールの試合が見れるのが、NBAです。

■NBAとは、何の略?

NBAは、「National Basketball Association」の略です。

読み方は「ナショナル・バスケットボール・アソシエーション」です。

※Association(アソシエーション):協会、連合、団体のこと

■NBAとは、全米プロバスケットボール協会のこと

NBAは日本語で、

「全米プロバスケットボール協会」

「アメリプロバスケットボール協会」

と言います。

「National Basketball Association」を日本語に訳すと、上記のような言い方になるんですね。

日本語だと、堅苦しい聞こえ方になってしまいますね ((゜_゜)

■NBAのレベルとは?

NBAは、世界で1番レベルの高いバスケが見れるリーグです。

めちゃくちゃ強い、すごいバスケの試合が見たい…それが見れるのが、NBAです。

NBAの視聴方法は、別記事で解説しています。

✓NBA選手になれる年齢とは

NBAプレイヤーになれるのは、19歳以上です。

18歳では、NBAには入れません。

NBAの登録人数は、450人です。

(世界のうちで、450人しかNBA選手になれないということです。)

✓NBA以外の、世界のプロバスケリーグとは?

プロバスケリーグと言えば、1番有名・人気なのがNBAです。

が、世界に目を向けると、213カ国もの国が、独自のプロバスケリーグを持っていると言われています。

日本にも、プロバスケリーグ(Bリーグ)がありますよね。

2.NBAの創立とは…いつからあるの?

NBAができた頃の話をしていきます。

今から約80年もさかのぼります。

■NBAの歴史とは

1946年6月6日、ニューヨークシティのコモドア・ホテル(現在のHyatt Grand Central New York/グランドハイアットニューヨーク)にて、BAAとして創立が決定しました。

今から77年前です。(BAAは、NBAの前身。)

✓NBAの前身、BAAとは?

NBAは創立当初、NBAではなく「BAA」でした。

1946年6月に創立したBAAは、ライバルリーグであった「NBL」を1949年に吸収合併。

BAAから「NBA」になり、現在に至ります。

✓NBAの歴史変遷

1946-1947年シーズン:BAAが創立。参加チームは11

1949-1950年シーズン:NBLと合併してNBAになり、参加チームは17に。

※現在のNBAは、アメリカ29チーム/カナダ1チームの、全30チームで構成されています。

■NBA創立の目的とは?

当初の創立目的は、プロアイスホッケーのアリーナ(アイスリンク)の、空き時間を埋めるためでした。

■NBAの本拠地とは?

NBAのオフィスは、ニューヨークにあります。

住所:Olympic Tower 645 Fifth Avenue New York,NY 10022

✓NBAのオフィスは、世界中にある

NBAは、世界中にもオフィスを構えています。

アフリカ:3オフィス

アジア:3オフィス(香港、マニラ、シンガポール)

カナダ:1オフィス

中国:2オフィス(北京、上海)

ヨーロッパ:2オフィス(ロンドン、マドリード)

インド:1オフィス(ムンバイ)

ラテンアメリカ:2オフィス(メキシコシティ、リオデジャネイロ)

■NBAの全盛期とは?→マイケル・ジョーダンの時代

NBAの全盛期と言えば、やはりマイケル・ジョーダンがプレーしていた時代でしょう。

2023年現在でも、「マイケル・ジョーダンを超えるプレーができる選手は、いない」と言っても過言ではありません。

✓NBAの全盛期を作った、マイケル・ジョーダンとは?

マイケル・ジョーダンは、1963年ニューヨークのブルックリン生まれで、現在は60歳です。

ニックネームは「MJ(エム・ジェイ)」。

現役当時の体格は、198cm/98kg。

NBAの公式サイトでも

「”By acclamation, Michael Jordan is the greatest basketball player of all time.”」

(史上最高のバスケットボール選手)

と称賛(しょうさん)されています。

✓NBAの全盛期とは、いつか?

マイケル・ジョーダンがNBAでプレーしていた期間は、以下の通りです。

1984~1993年

1995~1998年

2001~2003年

特に、1980年代~1990年代のマイケル・ジョーダンのプレーは、当時、世界中を興奮と新たなバスケットボールの世界へと導きました。

NBA選手としての期間が切れ切れになっているのは、マイケル・ジョーダンが途中で転向しているからです。

父親の突然の死や、メジャーリーグの選手になったりと、いろいろ経験しています。

バスケが神がかってうまいのに、プロ野球選手(MLB)にもなるなんて、すごすぎですね。

(コネでメジャーリーグに入った、という批判もありますが…。)

↓マイケル・ジョーダンの神プレーを見てみましょう(^^♪

空中で一瞬静止するプレーは、何度見ても興奮します。

まさに「エア・ジョーダン」ですね。

■NBAで、最も優勝回数が多いチームとは?

NBAで、もっとも優勝回数が多いチームは、以下の2チームです。

・Boston Celtics(ボストン・セルティックス)

・Los Angeles Lakers(ロサンゼルス・レイカーズ)

合計17回も、NBAで優勝を果たしています。

3.NBAのシーズンとは?

3.NBAのシーズンとは?

NBAのシーズンについて、詳しく解説していきます。

■NBAのレギュラーシーズンとは?

レギュラーシーズン:10月~翌年4月

NBAのレギュラーシーズンは、82試合も行われます。

移動日も含めて、平均で中2、3日で試合が行われます。

かなりのハードスケジュールです。

41試合:ホームゲーム(自分たちのスタジアムでプレー)

41試合:アウェイゲーム(敵チームのコートでプレー)

■NBAのポストシーズン(プレーオフ)とは?

ポストシーズン(プレーオフ):4月~6月

レギュラーシーズンの結果で、4月中旬頃からポストシーズンが始まります。

カンファレンスごとの勝者(8チーム)が、NBAプレーオフで戦います。

シーズンのチャンピオンが決定します。

↓ちなみに、2022-2023年シーズンはこんな感じでした。

■NBAのポストシーズン(プレーオフ)とは?

プレーオフに進めば、合計で約100試合もプレーすることになります。

■NBAのファイナルは、世界中で3億人が視聴

NBAのファイナルともなれば、世界中で3億人もの人が、試合を視聴すると言われています。

ファイナルでは7試合が行われ、先に4試合勝った方が、そのシーズンのチャンピオンとなります。

NBAのファイナルを見逃した人でも、VPNで過去の試合を視聴できます。詳しくは、【無料】NBAの過去の試合を、見る方法を画像で簡単に解説!の記事でどうぞ。

4.NBAに所属するチームとは?何チームあるの?

4.NBAに所属するチームとは?何チームあるの?

NBAに所属するチームは、30チームです。

アメリカから29チーム、カナダ1チームの、全30チームで構成されています。

■NBAのカンファレンスとは?

NBAのリーグは、西と東で2つのカンファレンスに分かれています。

下の地図で、赤が西カンファレンス(Western Conference)、青が東カンファレンス(Eastern Conference)となっています。

西カンファレンス:15チーム

東カンファレンス:15チーム

■NBAの西カンファレンスとは

上の地図上で赤色の、西カンファレンス(Western Conference)は、3つの地区に分かれています。

各地区で5チームです。

■NBAの東カンファレンスとは

上の地図上で青色の、東カンファレンス(Eastern Conference)は、3つの地区に分かれています。

各地区で5チームです。

■NBAの各地区のチームとは

NBAのすべてのチーム名を載せておきます。

✓NBAの西カンファレンス(Western Conference)のチームとは

上の地図上で、赤色のカンファレンスです。

・Northwest Division(ノースウェスト/北西地区)

・Minnesota Timberwolves(ミネソタ・ティンバーウルブズ)-MIN

・Denver Nuggets(デンバー・ナゲッツ)-DEN

・Oklahoma City Thunder(オクラホマシティ・サンダー)-OKC

・Portland Trail Blazers(ポートランド・トレイルブレイザーズ)-POR

・Utah Jazz(ユタ・ジャズ)-UTA

・Pacific Division(パシフィック/太平洋地区)

・Los Angeles Lakers(ロサンゼルス・レイカーズ)-LAL

・Golden State Warriors(ゴールデンステート・ウォリアーズ)-GSW

・Los Angeles Clippers(ロサンゼルス・クリッパーズ)-LAC

・Sacramento Kings(サクラメント・キングス)-SAC

・Phoenix Suns(フェニックス・サンズ)-PHO

・Southwest Division(サウスウェスト/南西地区)

・New Orleans Pelicans(ニューオリンズ・ペリカンズ)-NOP

・Dallas Mavericks(ダラス・マーベリックス)-DAL

・Houston Rockets(ヒューストン・ロケッツ)-HOU

・Memphis Grizzlies(メンフィス・グリズリーズ)-MEM

・San Antonio Spurs(サンアントニオ・スパーズ)-SAS

✓NBAの東カンファレンス(Eastern Conference)のチームとは

上の地図上で、青色のカンファレンスです。

・Atlantic Division(アトランティック/大西洋地区)

・New York Knicks(ニューヨーク・ニックス)-NYK

・Boston Celtics(ボストン・セルティックス)-BOS

・Brooklyn Nets(ブルックリン・ネッツ)-BKN

・Philadelphia 76ers(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)-PHI

・Toronto Raptors(トロント・ラプターズ)-TOR

・Central Division(セントラル/中部地区)

・Chicago Bulls(シカゴ・ブルズ)-CHI

・Milwaukee Bucks(ミルウォーキー・バックス)-MIL

・Cleveland Cavaliers(クリーブランド・キャバリアーズ)-CLE

・Detroit Pistons(デトロイト・ピストンズ)-DET

・Indiana Pacers(インディアナ・ペイサーズ)-IND

・Southeast Division(サウスイースト/南東地区)

・Miami Heat(マイアミ・ヒート)-MIA

・Atlanta Hawks(アトランタ・ホークス)-ATL

・Charlotte Hornets(シャーロット・ホーネッツ)-CHA

・Orlando Magic(オーランド・マジック)-ORL

・Washington Wizards(ワシントン・ウィザーズ)-WAS

上記の合計30チームが、2023年現在のNBA所属チームです。

5.NBAのすごさ・難しさとは?

5.NBAのすごさ・難しさとは?

上記で「NBAでは、世界で1番うまいバスケが見れる」と述べました。

でも具体的には、何がどんなにすごいのか、NBA選手になる難しさなど、なかなかイメージが湧きませんよね。

NBAのすごさや、NBA選手になることの難しさなどを、以下で具体的に解説していきます。

NBAのすごさを知ることで、試合観戦がもっと楽しくなるかもしれませんよ(^^)

■NBA選手になる難しさとは?

NBA選手になるのは、非常に難しいことです。

なぜなら、ただバスケがうまいだけではダメだからです。

世界中でバスケをやっている人口は、4.5億人と言われています。

その中でNBA選手になれるのは、450人です。

450人をバスケの競技人口である4.5億人で割ってみると、0.000001%の人が、NBA選手になれるということになります。

■NBA選手の人種の傾向とは

2021年のNBA選手を見た場合、

アフリカ系(黒人):73.2% 

白人:16.8%

ラテン系:3.1%

アジア系:0.4%

というデータが出ています。

NBA選手の7割以上が身体能力の高い、アフリカ系の選手だということが分かります。

アジア系のNBA選手は、ほとんどいませんね。

■アメリカのNCAA(カレッジバスケ)も、NBA並みの難しさ?

アメリカでは、NCAAと呼ばれるカレッジバスケ(大学生のバスケリーグ)も大人気です。

※NCAAは、エヌシーエーエーと言っても伝わりますが、アメリカ人は一般的に「エヌシーダブルエー」と言います。

✓アメリカの高校バスケ選手が、大学でプレーできるのは3.5%だけ!

2020年におけるNCAAの調査では、

「アメリカの男子高校生のバスケ選手のうちで、大学に行ってもバスケがプレーできるのは、たった3.5%」

だそうです。

✓アメリカの大学は、バスケのレベルが高すぎて選手になるのが難しい

高校でバスケをやっていても、大学レベルとなると、レベルが高すぎてチームに入れない、プレーできないんですね。

大学でもバスケを続けたくても、桁が違い過ぎてプレーできない/ついていけないって、ヤバいですよね。

・アメリカの大学生バスケは、日本のプロよりも強い

アメリカの大学のバスケも、すでにレベルがめちゃくちゃ高いんです。

NCAAのディビジョン1部は、日本のプロバスケチームよりも強いです。

そんなこと言ったら、NBAのレベルはどんなことになってしまうんだ…って感じです((+_+))

✓アメリカでは、バスケのスカラーシップで大学がタダに。NBAの希望も…

アメリカでは、大学からバスケのスカラーシップがもらえれば、学費が無料になります。

とはいえ、アメリカ全土で多くの高校生選手が、スカラーシップを得るために一生懸命練習しています。

✓アメリカの大学から、バスケのスカラーシップを得る方法とは?

バスケが上手な選手は、大学からの「スカウト」でスカラーシップをもらいます。

バスケの名門校(高校)であれば、スカウトがすでに目を光らせているので、試合会場にスカウトが来ています。

また、親やコーチなどが推薦状や手紙、プレーの様子を映した動画などを、スカウトに送りまくってアピールしています。

「うちの子がすごいから、ぜひ!」って感じ…アメリカ人らしいですよね。

・アメリカの大学から、バスケのスカラーシップを得ることの難しさとは

本当に、本当にバスケが上手くなければ、大学からのスカラーシップを得ることは難しいです。

超超、超~競争倍率が高いので、めちゃくちゃ狭き門です。

アメリカの高校なんて言ったら、何校あるか数えきれませんからね。

・バスケでスカラーシップを得ても、怪我したら終わり

やっとの思いで大学のスカラーシップが得られても、怪我のリスクもあります。

怪我をしたら、大学との契約(スカラーシップ)の条件によって、スカラーシップを失う可能性もあります。

怪我をしてバスケを続けられなければ、卒業できずに中退しなくてはならないこともあります。

カレッジバスケも、本当に厳しい世界なのです。

■NBAのレベルは、日本のプロバスケとは比較にならない強さ

NBAでのバスケのプレーは、日本のプロバスケとは全く比べ物になりません。

そもそも、身体能力が桁違いです。

✓NBA選手の身体能力とは?

NBAプレイヤーは、とにかく身体がデカいです。

NBAの平均身長は、200㎝ほどです。

日本のプロバスケであるBリーグの平均身長は、190㎝くらいです。

バスケの世界では、10㎝の差はものすごーく大きいです。

NBA選手は、高身長、技術が上手い、ポイントが取れる、パスが上手い、動きが速い、チームワークができる…そんな選手が生き残れます。

NBA選手の身長に関しては、NBAの平均身長は、198cm!高身長だとフリースローが苦手?の記事で解説しています。よかったらご覧ください。
・NBA選手がジャンプできる高さとは?

NBA選手の平均ジャンプの高さは、71㎝です。

最もジャンプできるNBA選手は、なんと約122㎝の高さまで飛ぶことができます。

そりゃあ、ダンクシュートだって簡単にできますよね。

■NBAの選手になるには、バスケが上手いだけではダメな理由とは?

NBA選手になるには、バスケのスキル・プレーが超人的に上手いだけではダメです。

NBA選手に求められるものは、具体的に以下の通りです。

・超人的なバスケのスキル・プレー

・大きな体格(平均身長2m)

・桁外れの身体能力

・チームメンバーとの協調性

・規律を守れること(discipline)

・自己鍛錬(discipline)

・自制心が強いこと(discipline)

・コーチの指示を絶対に聞くこと

・威張らない姿勢

・スター気取りにならないこと

・私生活や食事面でも、プロとしての意識をもって生活する

・練習でも100%超え、全力で向き合うこと

・練習、食事、私生活…すべてにおいて、常に100%

などなど…

以上のように、NBAでプロバスケ選手として必要な能力は、バスケの技術だけではありません。

✓NBA選手に必須な「discipline(鍛練)」とは?

NBAを始めとする、アメリカのプロスポーツ選手になるために重要なのは、

「discipline」

(規律/自制心/鍛練/統制)

だとよく言われます。

disciplineの発音は、「ディサプリン」です。

どんなにプレーが上手くても、どんなに技術が高くても、disciplineがない選手は、すぐにプロの世界から消えていきます。

常に100%で、すべてのことに全力で取り組むことで、NBAで生き残れるチャンスを勝ち取っているのです。

・Michael Jordan had a lot of discipline.

(マイケル・ジョーダンは、自己鍛錬/自制心がすごかった。)

・Michael Jordan was very disciplined.

(マイケル・ジョーダンは、とても自己鍛錬をしていた。)

・The best players have the most discipline.

(ベストプレイヤーは、最も自制心を持っている。)

※自己鍛錬:厳しい練習により、自身の能力や技術を向上させ、鍛えること。

※自制心:自分の感情や行動をコントロールし、自分を制御する力のこと。

✓NBAでは、コーチの指示は絶対命令。従わなければ、去れ。

NBAでプレーするには、コーチの指示は絶対に聞かないといけません。

「今、シュートのチャンスだ…」と思って、コーチの指示ではないプレーや行動を取ってしまうような選手は、NBAでは全くやっていけません。

すぐに契約を切られてしまうと考えてOKです。

コーチの指示は、「絶対、死守」なのです。
・NBA選手で、スターみたいな態度を取る人は、すぐに消えていく

めちゃくちゃバスケが上手くて、どんなに完璧な選手でも、NBAプレイヤーになって「スター選手」みたいな態度を取ってしまう人は、NBAの世界からすぐに消えていきます。

なぜなら、NBAプレイヤーに必要なのは「discipline(規律/自制心/鍛練/統制)」だから。

スター選手みたいな態度を取る選手は、チームメンバーとの協調性にも欠けますし、コーチの指示に従わなくなったり、練習を怠ったりします。

スター気取りは、NBAでは排除されます。

■NBAと言えば、マイケル・ジョーダン

現役時代のマイケル・ジョーダンは、とにかく「discipline(規律/自制心/鍛練/統制)の塊(かたまり)」と言っても、過言ではありません。

マイケル・ジョーダンのプレーは、彼の努力の結晶です。

彼の練習は、信じられないほど厳しかったと有名です。

✓マイケル・ジョーダンの、NBA時代のドキュメンタリー映画「The Last Dance(マイケル・ジョーダン:ラストダンス)」

画像出展:IMDb

マイケル・ジョーダンに関する、ドキュメンタリー映画があります。

マイケル・ジョーダンの若いころの、実際の映像が見られます。

なぜマイケル・ジョーダンがあんなに強かったのかも、このドキュメンタリーを見ればわかるでしょう。

未公開映像や彼のスポンサー、コーチなども見れます。

バスケに関する映画は、【バスケ】実話~コメディ映画まで。おすすめのバスケ映画まとめで解説しています。よかったらどうぞ。

■NBA選手になった日本人とは?

NBA選手として活躍できるアジア系の割合は、たったの0.4%(2021年)です。

そんな狭き門を通った、日本人選手が3人います。

上記の3人が、NBAで活躍した日本人選手です。

✓日本人NBA選手:田臥勇太(タブセ・ユウタ)

田臥勇太選手は、2004-2005年シーズンに、NBA(フェニックス・サンズ)で活躍しました。

NBAで活躍したプレー時間は、合計で17分。7得点3アシストでした。

身長173cm、体重77kg。

✓日本人NBA選手:八村塁(ハチムラ・ルイ)

八村塁選手は、2019~2023年現在、NBAで活躍している現役NBA選手です。

ロサンゼルス・レイカーズに所属しています。身長203cm、体重104kg。

✓日本人NBA選手:渡邊雄太(ワタナベ・ユウタ)

渡邊雄太選手は、2018~2023年現在、NBAで活躍している現役NBA選手です。

ブルックリン・ネッツに所属しています。身長206cm、体重98kg。

■多くのNBA選手が、バスケで人生を救われている事実とは

NBA選手の多くが、バスケをプレーすることで人生を救われています。

というのも、7割以上のNBA選手はアフリカ系アメリカ人です。

アメリカでは人種差別の理由から、アフリカ系アメリカ人は、貧しい生活を強いられている人がたくさんいます。

多くのアフリカ系アメリカ人のNBA選手も、それに当てはまります。

もしも彼らがバスケに出会っていなければ、ほとんどの人がクライム(犯罪)で監獄(かんごく)にいることでしょう。

✓貧しいアメリカ人は、犯罪と隣り合わせ

アメリカで貧しく育つということは、犯罪が身近に起きていることがほとんどです(特に大都市)。

バスケをしていなければ、犯罪やドラッグに手を染めてしまう機会が増えるのです。

暇な時間:バスケに打ち込む→NBA選手に

暇な時間:犯罪やドラッグに手を出す→監獄行き

✓バスケは、貧しくてもできる最高のスポーツ。NBAも夢ではない。

バスケは、ボールさえあれば誰でもできるスポーツです。

一方で、アメリカで人気のアイスホッケーやアメフトなどは、たくさんのギアが必要なので、「お金持ちしかできないスポーツ」と言っていいでしょう。

バスケが上手になって、大学からのスカラーシップがもらえれば、大学だって無料で行けますからね。

バスケというスポーツは、多くの貧困層アメリカ人を救っていると言えます。

■NBAの選手でいられる期間とは?

夢を叶えてNBA選手になった場合、「プロ選手として活躍できる期間(キャリア)」はどれくらいだと思いますか?

NBAプレイヤーの平均所属期間(NBA選手として活躍する平均期間、キャリア)は、4.5年(4年半)だというデータが出ています。

怪我のリスクもありますしね。

✓NBAで活躍したキャリア期間が、1番長い選手とは?

NBAのキャリアが1番長かった選手は、Vince Carter(ヴィンス・カーター)です。現在46歳。

1998年~2020年の引退まで、なんと22年間(22シーズン)もNBAプレイヤーとして活躍していました。

スラムダンカーで有名な選手で、NBAでも「史上最高のダンカー」と称賛されています。

✓NBAで、1番短いキャリアだった選手とは?

NBAで1番短いキャリアだった選手は、Jameson Curry(ジェイムソン・カリー)という選手。

NBAでのキャリアは、3.9秒でした。

■NBAのドラフトで選ばれても、NBAの試合でコートに立てるわけではない

「NBA選手」と言っても、コート上で実際にプレーできるかは保証されていません。

特に大学生などは、ドラフトで選ばれて、そのままデベロップメント・リーグでプレーすることの方が多いです。

■毎年NBAのドラフトで、若い選手が入ってくる。代わりはいくらでもいる事実。

NBAでは、毎年「ドラフト」が行われます。

ドラフトでは、常に若い選手がNBAに入ってくるので、正直に言って「お前の替わりは、いくらでもいる」という、厳しい世界なのです。

めちゃくちゃうまいプレイヤーは、年俸(契約金)が何億円もします。

チームからすると、

「プレーはうまいから、うちのチームに欲しいけど…契約金が高すぎる。しかも年齢が若いわけじゃないし…。だったら十分に上手くて、契約金が安くて、若い大学生のプレイヤーをドラフトでとった方が、メリットが多いな。」

と、こんな風に考えるわけです。

NBA=ビジネス。金、カネ、金、の世界なのです。

スター気取りでチームの協調性がない選手や、コーチの指示に従わないような選手は、真っ先に消えていく理由も、ココ(替わりはいくらでもいる)とつながります。

■NBA選手の60%が、5年後には貯金ゼロ

NBA選手の60%が、「5年後には貯金がゼロ」だという、衝撃の事実についても触れておきます。

理由は、NBAで稼いだ大金をパーティーや高級車、豪遊(ごうゆう)で、一気に使い果たしてしまうからです。

永遠にそんな大金が入ってくるとは限らない…ってことに気が付かないんですね。

✓NBA選手の多くは、無計画にお金を使いまくる

上記で、多くのNBA選手が貧しい環境で育っていると述べました。

貧しく育っているので、十分な教育(お金の使い方)を得られないまま大人になっている(バスケしか知らない、犯罪が身近だったなど)場合も多いのです。

スカラーシップによって、無料で大学に行き、NBA選手になると同時に、いきなり何億円もの大金が舞い込んできます。

極端に言えば、「人生で初めて自由に使えるお金が、何億円レベル」なのです。

20代前半のNBAプレイヤーですよ?

そりゃ、パーティーしますよね。高級車だって買いますよ。

多くのアメリカ人は、お金を派手に、パーっと使うのが大好きです。

✓貧しい環境からNBA選手になった場合、お金に関する教育や知識が少ない

お金に関する知識がないので、「貯金/投資」という概念もないです。

なので、貯金しない人がほとんどです(NBA選手の60%)。

上記で述べましたが、NBA選手の平均キャリアは4年半です。

これらから考えても「NBA選手になってから5年後には、60%のNBA選手が貯金ゼロ」というデータにも、納得がいきますね。

ちなみに、英語で「一文無し/お金が全くないこと」を

I’m broke.(発音:アイム・ブロウク)

と言います。

以上、参考になればうれしいです。

NBAの魅力を知り、これを機にNBAの試合を観戦してみてくださいね!

\シーズン中(10~6月)は、ライブで見よう!/

✓アメリカ/海外のプロスポーツを、ライブで見る方法

アメリカのプロスポーツの簡単な観戦方法を、別記事で解説しています。

VPNさえあれば、すべて無料で観戦できます(^^)よかったらご覧ください。

✓アメリカ/海外のプロスポーツの、過去の試合を見る方法

\30日間の返金保証あり!/

↑公式サイトの一番下までスクロールすると、言語設定を日本語に変更できます。

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