【なぜ上がる？】仮想通貨の価格が上がる理由5つ。
仮想通貨に興味がある人「仮想通貨の価格が上がる理由を知りたいです。仮想通貨の価格変動はとても大きいですが、なぜですか？価格変動の要因や仕組みを教えてください。」
こういった疑問に答えます。
✓もくじ
１．【なぜ？】仮想通貨の価格が上がる理由を解説します。
２．仮想通貨の価格が上がる理由：①ニュース
３．仮想通貨の価格が上がる理由：②メディア
４．仮想通貨の価格が上がる理由：③政府による法整備
５．仮想通貨の価格が上がる理由：④FOMO（フォモ）
６．仮想通貨の価格が上がる理由：⑤pump and dump
７．情報網を張り、仮想通貨の価格変動をキャッチしよう。
夫・アダムと、2017年から仮想通貨を運用しています。
超IT系の友人も、2017年から仮想通貨と米国株を運用中。
もう一人の友人は、米国株をメインに運用中。彼はテスラ株で、約3,000万円を作り出しました。
仮想通貨の将来性について、実体験・英語の文献調査に基づいて解説します。
１．【なぜ？】仮想通貨の価格が上がる理由を解説します。
仮想通貨の価格変動は、はっきり言って「異常」です。
特に2021年にビットコインが一時700万円にまで上がったのは、世界中の誰もが驚きました。
■仮想通貨の価格が上がる理由は、すべてが複雑に絡み合っている
仮想通貨の価格は、誰か個人（有名人）の発言が大きく影響します。これは、株式ではあまり見られない現象です。
また、仮想通貨の取引は24時間365日なので、自分が眠っている間でも、世界中のほかの国で常に動いているのです。
■仮想通貨の価格が上がる理由5つ
①ニュース
②メディア
③政府による法整備
④FOMO（フォモ）
⑤pump and dump
以下で詳しく解説していきます。
２．仮想通貨の価格が上がる理由：①ニュース
仮想通貨の価格が上がる理由には、ニュースが関連します。
■仮想通貨に関するいいニュースがあれば、価格は上がる
例えば、世界的に有名な大企業が「何十億円、何百億円分ものビットコインを購入する」と発表すれば、大ニュースになって、多くの人がこぞってビットコインを買うようになります。
多くの人が同時に買い求めるため、価格は上がります。
■エルサルバドルが仮想通貨（ビットコイン）を法定通貨にしたときも、価格は上がった
2021年９月にエルサルバドルという国が、仮想通貨であるビットコインを国の法定通貨としました。
この発表により、ビットコインの価格が上がったのも事実です。
３．仮想通貨の価格が上がる理由：②メディア
SNSなどによるメディアでの発言も、仮想通貨の価格に大きく影響します。
誰もが知っている話だと、テスラ社のCEOであるイーロン・マスクですね。
イーロン・マスク（Elon Musk）の英語での発音は、「イラン・マスク」です。（彼は、南アフリカ共和国の出身です。）
■テスラのイーロン・マスクは、ビットコインへの影響力ありすぎ
イーロン・マスクをウィキペディアで検索すると、ビットコインへの影響への言及があります。彼、本当にすごいんですね。
以下は、ウィキペディア（イーロン・マスク）からの引用です。
ビットコインへの影響
2021年1月29日、ツイッターのプロフィールに＃bitcoinを追加した（ビットコイン価格が15％上昇）
2021年2月1日、Clubhouseアプリにて、ビットコイン支持者である旨を発言（その後テスラ社がビットコインへ投資）
2021年5月17日に、テスラ社の保有するBitcoinを売却する可能性を示唆した（ビットコイン価格が大きく下落）
Wikipedia：『イーロン・マスク』からの引用
■テスラがビットコインを大量に購入し、仮想通貨の価格が上がった
2021年2月に、テスラ社が＄1.5ビリオン（2,000億円以上）分のビットコインを購入しました。イーロン・マスク、すごい行動力ですね。
そりゃあ、アメリカの大手企業が2,000億円もビットコインを買ったら、一般人でも「え、すごい！ビットコインが熱いかも！」って思いますよね。
このことにより、多くの人がビットコインを買い求め、価格が急激に上がりました。
■テスラ社が仮想通貨（ビットコイン）による決済を開始したので、価格が上がった
テスラがビットコインを大量購入した同時期の2021年3月、テスラ社はビットコインによる決済を開始しました。
つまり、ビットコインでテスラ社の車が買えるようになったのです。
これも、ビットコインの価格を急上昇させた要因の1つです。（テスラは、アメリカで人気の企業です。）
✓テスラは現在、ビットコインでの取引を保留中。理由は？
イーロン・マスクは、テスラ社のビットコインでの取引を中断しています（2021年5月～）。
その理由は、仮想通貨をマイニングするのが、ものすご～く環境に悪いから。
仮想通貨を作り出すのに、想像もつかないほどのエネルギーを消費するので、地球温暖化を推し進めてしまうのです。
✓再生可能エネルギーを利用できれば、仮想通貨での取引を再開したい
2022年10月現在の時点でも、まだビットコインでの取引は再開されていません。
（イーロン・マスクは、仮想通貨を作り出すために使うエネルギーのうち、半分を再生可能エネルギーで補えたら再開したいと話しています。）
４．仮想通貨の価格が上がる理由：③政府による法整備
仮想通貨は2009年に、世界で初めてビットコインが誕生したことでスタートしました。
まだ誕生して13年しか経っていません。そのため、世界中の国々で法整備が整っていないのが現状です。
■政府が仮想通貨に対する法整備を整えると、価格が上がる
政府が、仮想通貨に対して法を整えるなど、いいニュースが流れれば、仮想通貨を運用する人が増えたり、もっと多くのお金が動いたりするので、仮想通貨の価格が上がります。
■もし国が仮想通貨を法定通貨にしたら、価格は爆上がりする
今後もし、どこかの国がエルサルバドルのように、仮想通貨を国の法定通貨に定めたら…。
そしたらまた、仮想通貨の価格は上がると予想されます。
５．仮想通貨の価格が上がる理由：④FOMO（フォモ）
仮想通貨の価格が上がる理由の1つに、「FOMO（フォモ）」が挙げられます。
■FOMO（フォモ）とは？
FOMOは、「Fear of Missing Out（フィア・オブ・ミッシング・アウト）」の頭文字をとった略語です。FOMOの読み方・発音は「フォモ」でOK。
■仮想通貨における「FOMO」の意味
FOMOの意味は、特定の仮想通貨の価格が上昇していて、世界中の人たちがどんどんそのコインを買っている状況で、「自分だけ買わずに、チャンスを逃したくない！」という気持ちから、多くの人が同じタイミングで同じ仮想通貨を買うことです。
✓需要が大きくなれば、仮想通貨の価格が上がる
多くの人が同じタイミングで同じ仮想通貨を買えば、需要と供給のバランスにより価格は上昇します。
✓ビットコインの価格が超上がったのが、FOMOだった
2021年にビットコインの価格変動が異常に大きかった現象が、まさにFOMOです。
（価格変動の原因は、FOMO以外にもいろいろありますが。）
６．仮想通貨の価格が上がる理由：⑤pump and dump
英語で「pump and dump（パンプ・アンド・ダンプ）」という言葉があります。
■仮想通貨の「pump and dump」とは？
「pump and dump」とは、簡単に説明すると以下の感じです。
特定の人が同時に（価格の低い）仮想通貨を大量に購入して、意図的に（わざと）価格を上昇させる。
↓
世界中の一般人も「このコイン、これから伸びるかも？」と、こぞって買うのでさらに価格が上昇。
↓
価格が上がったところで、一気に売り払ってぼろ儲けする。
※FOMOと似ていますが、pump and dumpは意図的に価格上昇させる違法行為（見せかけの価格上昇）です。
✓人間は貪欲である
「pump and dump」は、違法行為です。違法行為ですが、こういう悪い行為ってなくならないんですよね…。
人間は、お金が好きです。貪欲なんです。
■世界中のセレブがやってる、仮想通貨の価格上昇
世界中のセレブ（富豪）も、仮想通貨をやっています。
富豪たちが数人協力しただけで、仮想通貨の価格を上昇させられる力になります。
そりゃ何十億円、何百億円が一度に投入されれば、価格も動きますよね…。企（くわだ）てた富豪だけがお金を儲けられます。
✓イーロン・マスクは超大富豪
ちなみに、イーロン・マスクの推定保有資産は、3020億ドル（約34兆4106億円）と言われています。ケタが違い過ぎて、言葉も出ません。
※イーロン・マスクは、pump and dumpなんて汚いことはやりませんよ。お金があり余り過ぎて、やる必要がないですからね(笑)
■世界中のチャットグループがやってる、仮想通貨の価格上昇
仮想通貨のコインの価格を上げるには、とにかく大金が必要です。
一般人にはできない…実はそんなことはなくて、世界には悪いことを考える人がいるものです。
仮想通貨に関するチャットグループ内で、世界中の仲間を集めて、大人数でお金を出し合ってpump and dumpをやる場合もあります。
こちらも違法ですが、pump and dumpが行われたら、やっぱり仮想通貨の価格は上昇します。（見せかけで一時的な価格上昇）
■「pump and dump」は、ほとんどニュースにならない。
「pump and dump」がうまく作用するには、スピードが重要です。
なので、急に起きます。予測不能ですし、一般人には知る由（よし）もありません。
pump and dumpは、トレンドや通常の価格変動とも異なるので、ほとんどニュースとして取り上げられません。
※ニュースで取り上げられたとしても、内容は事後のこと。pump and dumpは違法なので、ニュースも処罰・処分うんぬんの内容になります。
✓pump and dumpは、マイナーな仮想通貨で行われる
pump and dumpは、ビットコインのような、すでに有名・大きなコインでは行われません。
通常、元々価格が低めのもの（マイナーなコイン）が対象とされます。
■仮想通貨の価格が上がる理由を見極めよう
何度も言いますが、pump and dumpは違法行為です。仮想通貨の価格上昇も一時的なもので、ニセモノ（フェイク）の上昇です。
ダマされないように、日々勉強したり情報収集したりして、本当に価値のあるコインなのか見極める力を育てましょう。
７．情報網を張り、仮想通貨の価格変動をキャッチしよう。
上記で解説したように、仮想通貨の価格が上がる理由はいろいろあります。
仮想通貨の価格変動に関して、あなたが今日からできることをまとめます。よかったら参考にしてみてください。
■仮想通貨に関するニュースを読むクセをつける
仮想通貨は、常に新しいプロジェクト開発が進められています。
仮想通貨は株式と違い、24時間365日、世界中で取引が行われています。
日々のニュースやソーシャルメディアを頻繁にチェックして情報収集するクセをつけましょう。
✓仮想通貨に関する情報、おすすめサイト
■仮想通貨に関する勉強を欠かさない
仮想通貨はとても複雑なので、仮想通貨に関する勉強は欠かせません。
仮想通貨の基礎を学んで、自分の中でしっかりと土台を築くことが大事です。おすすめの本はこちら。
■仮想通貨に関することをリサーチしよう
気になるコインがあれば、買う前にリサーチしまくりましょう。
「このコイン、いいのかな？」と買うのに迷っている場合は、そのコインに関する情報がすべて細かく書かれている「Whitepaper（ホワイトペーパー）」というものにも目を通すといいでしょう。
ホワイトペーパーの内容は英語ですが、グーグルの翻訳機能などを使えば大まかな概要はつかめるはずです。
[会社名（英語）␣whitepaper]とか[コイン名（英語）␣whitepaper]で検索すれば出てきます。
日本語に翻訳されたビットコインのホワイトペーパーを見つけたので、リンクを貼っておきます。≫ビットコイン： P2P 電子通貨システム
コイン購入後も、その（コインを作った）会社についての情報には、常にアンテナを張っているようにしましょう。
以上、参考になればうれしいです。
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トーマン悠（トーマンはるか）
英語が大嫌いで、英会話に通って英語が話せるようになりました。英検4級だけ持っています。
アメリカ人と結婚して6年、アメリカ在住4年。現在は夫・アダムと、のんびりキャンパー暮らしをしています。
新卒で小学校教員
→半年で退職
→歯科助手
→英会話に通う
→アメリカ6週間1人旅
→北海道移住
→事務員
→夫婦で仕事を辞め、エベレストのベースキャンプまで120㎞を完歩
→アメリカ移住
→レストランでサーバー、3か月で辞める
→歯科助手
→スーパーの青果売り場勤務
→ミネソタ州でキャンパー暮らし
→ホテルの清掃員
→RVパークのスタッフ
現在はアメリカ・ミネソタ州在住です。
目標であった、夫・アダムの奨学金450万円を完済しました（2021年12月末）。
ヒッピー思考で、愛と自由と平和がモットー。
アダム・トーマン
このサイトの英語アドバイザーを担当。
2011～2019年まで、日本各地で英語・英会話講師を経験。
初めて住んだ岩手県二戸市が超大好き。
幼児～大人まで、ビギナー～超上級者まで、幅広く教えてきました。
Make your English your style.
★仮想通貨・米国株を2017年から運用中。
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