【ヴィンス・ロンバルディ】グリーンベイパッカーズのコーチとは?
アメリカンフットボールのファン「アメリカのフットボールが好きです。ヴィンス・ロンバルディについて知りたいです。」 こういった疑問に答えます。
こういった疑問に答えます。
✓もくじ
1.ヴィンス・ロンバルディとは?
2.グリーンベイパッカーズのコーチになった、ヴィンス・ロンバルディ。
3.ヴィンス・ロンバルディ・トロフィーってなに?
4.ヴィンス・ロンバルディが残した多くの名言。
5.ヴィンス・ロンバルディの死因
この記事を書いている私は、アメリカ在住歴2年半。現在は、ミネソタ州に住んでいます。夫・アダムと猫と、キャンパー暮らしです。
アダムはウィスコンシン出身で、熱狂的なパッカーズファンです。
ヴィンス・ロンバルディに関して、実体験・英語の文献調査に基づいて解説します。
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1.ヴィンス・ロンバルディ(Vince Lombardi)とは?
アメリカのフットボールが好きな人なら、知っておきたい人物なのが「ヴィンス・ロンバルディ」です。
今回は、偉大なるロンバルディについて解説します。
■ヴィンス・ロンバルディの基本情報
名前:Vincent Thomas Lombardi(ヴィンセント・トーマス・ロンバルディ)
生年月日:1913年6月11日
出生地:ニューヨーク州ブルックリン
身長:172.7㎝
体重:83.8kg(大学生のとき)
コーチの成績:5回もリーグチャンピオンシップ優勝。第1回、第2回のスーパーボウル連覇(パッカーズ)。
■ヴィンス・ロンバルディの若いころ
ロンバルディには、4人の年下の兄弟がいました。
ロンバルディが15歳のとき、キリスト教の神父になるために大学に入学しました。大学に入って2年後、進路を変更。
別の学校へ転校しています。その転校先の大学で、フットボールや野球をプレーします。
その後、司法学校に通い始めましたが、中退しています。
■グリーンベイパッカーズのコーチになる前の、ヴィンス・ロンバルディ
1939年(ロンバルディ26歳)、ニュージャージー州にある高校の、アシスタントフットボールコーチの職を引き受けました。
合計8年間コーチを務めましたが、うち5年間はヘッドコーチでした。その後、大学のフットボールコーチに就任。
1948年、陸軍士官学校のアシスタントコーチになりました。当時のヘッドコーチであった、アール・ブライク(Earl Blaik)という人物のコーチングスタイルが、後のNFLのロンバルディのチーム特徴となっています。
2.グリーンベイパッカーズのコーチになった、ヴィンス・ロンバルディ。
ロンバルディは、グリーンベイパッカーズのコーチに就任し、素晴らしい成績・名言を残しました。
■ヴィンス・ロンバルディがコーチになったのは、41歳になってから
ロンバルディが、プロフットボールのコーチとしてのキャリアを歩み始めたのは、彼が41歳になった1954年シーズンからのことです。
ちなみに、現在のパッカーズのコーチ「Matt LaFleur (マット・ラフルアー)」は、現在42歳。
グリーンベイパッカーズのプレイヤーについては、グリーンベイパッカーズの選手まとめ。過去~現在の英雄たち。で詳しく解説しています。よかったらご覧ください。
■ヴィンス・ロンバルディのおかげで、グリーンベイパッカーズは優勝
ロンバルディは、グリーンベイパッカーズのコーチに就任し、第1回と第2回のNFLスーパーボウルで連覇(優勝)を果たしています。
ヴィンス・ロンバルディは、プロフットボールの殿堂入りを果たしています。≫公式サイト
■ヴィンス・ロンバルディの写真を見てみよう
ヴィンス・ロンバルディは、本当に素晴らしい人柄で、みんなから慕(した)われ、敬愛されていました。
まぁ、神父さんになろうとしていたのですから、かなり道徳心が高い方だったのだと思われます。
彼は、生涯を通してキリスト教徒でした。
■グリーンベイパッカーズのランボーフィールドに、ヴィンス・ロンバルディの像がある。
グリーンベイパッカーズの本拠地である、グリーンベイにあるランボーフィールドに行けば、ロンバルディの銅像があります。
3.ヴィンス・ロンバルディ・トロフィーってなに?
アメリカのプロフットボールが好きな人は、優勝したチームがもらう「トロフィー」を目にしたことがあるかと思います。
実は、あのトロフィーの名前は「ヴィンス・ロンバルディ」なんです。
↑アメリカのAmazonで、レプリカのトロフィーも売っています。(笑)
■ヴィンス・ロンバルディは、トロフィーの名前になった。
NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)の優勝決定戦「スーパーボウル」で優勝したチームには、トロフィーが贈呈されます。
そのトロフィーの名前が「Vince Lombardi Trophy(ヴィンス・ロンバルディ・トロフィー)」です。
第1回、第2回の優勝チームだったのが、グリーンベイパッカーズだったためです。
(ロンバルディの死後1週間で、彼の名誉を称えてトロフィーが名づけられました。)
■グリーンベイパッカーズのランボーフィールドに、ヴィンス・ロンバルディ・トロフィーがある。
ランボーフィールドに、巨大なロンバルディ・トロフィーがあります。
ランボーフィールドに行けば、見ることができます。
■ヴィンス・ロンバルディ・トロフィーの値段は?
スーパーボウルの優勝チームがもらうロンバルディ・トロフィーは、制作費がなんと$50,000ドル(約645万円)!
トロフィーの素材は、スターリングシルバーです。作製にかかる日数は、4か月以上。
↓ロンバルディ・トロフィーを作っている様子。
■ロンバルディ・トロフィーは優勝チームに1つだけ。
ちなみに、ロンバルディ・トロフィーは優勝チームに1つだけ贈呈されます。(そりゃあ、そうですよね。)
本物のトロフィーは、1つしかありません。そのため、優勝したチームのプレイヤーは小さいレプリカを1人1つずつもらいます。
レプリカトロフィーの価格は、約1,400ドル(約18万円)と言われています。
4.ヴィンス・ロンバルディが残した多くの名言。
パッカーズのコーチとして大活躍したロンバルディですが、彼は数々の名言を残していることでも有名です。
■【パッカーズ伝説のコーチ】ヴィンス・ロンバルディの名言
ロンバルディは、プレイヤーから深く敬愛され、称賛されていました。
ここでは、ロンバルディの名言を5つ厳選してご紹介します。
■ロンバルディの名言①
【If you can’t accept losing, you can’t win.】-Vince Lombardi
負けを認めなければ、勝つことはできない。
■ロンバルディの名言②
【Mental toughness is essential to success.】-Vince Lombardi
成功するには、精神的な強さが不可欠である。
■ロンバルディの名言③
【They call it coaching but it is teaching. You do not just tell them – you show them the reasons.】-Vince Lombardi
人々は指導と呼ぶが、示教(教育)である。ただ単に言ったり伝えたりするんじゃなくて、理由を示すんだよ。
■ロンバルディの名言④
【Once you learn to quit, it becomes a habit.】-Vince Lombardi
一度辞めることを覚えたら、クセになる。
■ロンバルディの名言⑤
【The man on top of the mountain didn’t fall there.】-Vince Lombardi
山の頂上にいる人は、途中で脱落しなかったから。
NFLの公式サイトがYouTube動画をアップしています。≫vince lombardi speech
5.ヴィンス・ロンバルディの死因
みんなが大好きだったロンバルディは、残念ながら57歳の若さで他界しています。
■【パッカーズ元コーチ】ヴィンス・ロンバルディの死因。
ロンバルディは、57歳という若さで亡くなりました。死因はガン。
1970年6月末に検査を受けて、大腸がんが発覚。その後、たった10週間でこの世を去りました。
■【パッカーズ元コーチ】ロンバルディは、映画にもなっている。
『Second Effort』(1968年)という映画があります。30分と短い作品なので、サクッと見れます。
ロンバルディに関する動画が、NFL公式サイトにより制作されています。≫こちら
[vince lombardi]と打って、YouTube動画で検索すればいろいろ見れますよ!
以上、参考になればうれしいです。Go Pack Go!
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トーマン悠(トーマンはるか)
英語が大嫌いで、英会話に通って英語が話せるようになりました。英検4級だけ持っています。
アメリカ人と結婚して6年、アメリカ在住4年。現在は夫・アダムと、のんびりキャンパー暮らしをしています。
新卒で小学校教員
→半年で退職
→歯科助手
→英会話に通う
→アメリカ6週間1人旅
→北海道移住
→事務員
→夫婦で仕事を辞め、エベレストのベースキャンプまで120㎞を完歩
→アメリカ移住
→レストランでサーバー、3か月で辞める
→歯科助手
→スーパーの青果売り場勤務
→ミネソタ州でキャンパー暮らし
→ホテルの清掃員
→RVパークのスタッフ
現在はアメリカ・ミネソタ州在住です。
目標であった、夫・アダムの奨学金450万円を完済しました(2021年12月末)。
ヒッピー思考で、愛と自由と平和がモットー。
アダム・トーマン
このサイトの英語アドバイザーを担当。
2011~2019年まで、日本各地で英語・英会話講師を経験。
初めて住んだ岩手県二戸市が超大好き。
幼児~大人まで、ビギナー~超上級者まで、幅広く教えてきました。
Make your English your style.
★仮想通貨・米国株を2017年から運用中。
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