• 投稿の最終変更日:10月 3, 2023
仕事のプレッシャーでうつに。幸せ探しのキッカケにしよう。

仕事のプレッシャーでうつに。幸せ探しのキッカケにしよう。

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仕事で悩んでいる人「仕事でのプレッシャーがすごくて、正直うつっぽいです。仕事に行きたくないと感じたり、同僚とも話したくない、今までできていた仕事に時間がかかったりするなど、とにかく辛いです。病院に行ってうつ診断をもらったほうがいいのかな、なんて思ったりもします。どうすればいいですか?」

こういった疑問に答えます。

✓もくじ

1.仕事のプレッシャーでうつ病に…。うつの症状とは?

2.仕事のプレッシャーで、うつ病になってしまう原因。

3.仕事のプレッシャーでうつになっても、うつ診断はおすすめしない。

4.体験談:仕事のプレッシャーによるうつは、自分の幸せを探すいいキッカケになる。

5.プレッシャーでうつ病に…そんな仕事は辞めてもいい。

この記事を書いている私は、大学卒業後になった小学校教員を、うつで半年で辞めました。

そのあとになった未経験の歯科助手(超ブラックな職場)を、勤務1年経ったときに「辞めたい」と伝えたら無理やり引き止められ、1年以上働く羽目に…。

辞めるまでの1年間は、院長にいじめ抜かれて、2回目のうつになりました。

仕事(歯科助手)のストレス発散のために通い始めた英会話教室で、夫・アダムと出会いました。

現在は、アメリカ在住歴3年。ミネソタ州で、夫と猫とキャンパー暮らしをしています。

仕事とうつ病に関して、実体験・英語の文献調査に基づいて解説します。

仕事を辞めたいのに、「上司が怖くて言えない」「引き留められてしまった」という人は、退職代行サービスがおすすめ。

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1.仕事のプレッシャーでうつ病に…。うつの症状とは?

1.仕事のプレッシャーでうつ病に…。うつの症状とは?

仕事をしていると、誰もが少なからずプレッシャーを感じているものです。

・仕事の内容や労働形態
・職場環境
・勤務時間
・人間関係
・本人の健康状態
・家庭環境

など、いろいろなものが複雑に絡み合って、プレッシャーやストレスとなり、あなたに降りかかってきます。

■仕事でのプレッシャーでうつっぽい?あなたは大丈夫?

うつ病は、心の病気です。特に近年の日本では、うつになる人はとても多いです。

中高生はソーシャルメディア(SNS)で悩み、社会人は仕事や家庭問題で悩んでいる…そんなイメージを持っている人も、多いのではないでしょうか。

グラフを見てわかるように、20年以上前と比較しても、患者数は年々増加している傾向にあります。

仕事でのプレッシャーでうつっぽい?あなたは大丈夫?

■プレッシャーが大きい仕事でうつになると、世界が小さくなってしまう。

うつになると「自分は力不足だ」とか「みんなはできるのに、私にはできないなんて…」とネガティブになりがちです。

自分を苦しめる仕事、職場環境、人間関係に縛られていると周りが見えなくなってしまいます。

■仕事でのプレッシャーによるうつ病はこんな症状。

・眠れない

・体調不良になりがち

・疲れが取れない

・食欲不振/食欲増加

・憂うつになりがち

・遅刻、欠勤が増える

・単純作業に時間がかかる

・イライラしている

・ミスが増える

・集中力の低下

・同僚を避ける

などなど。

自殺願望などが現われたら、本当に危険です。

公務員や教員の退職代行に関しては、公務員・教員でも、退職代行は使える。注意点やおすすめを紹介。で解説しています。よかったらご覧ください。

・うつ病について、正しく知って理解しよう

「うつ病」と一言で言っても、心の病気なので症状も人それぞれです。

うつ病に関して、ルンドベック・ジャパン:うつ病とはで詳しく知ることができます。参考までにどうぞ。

■仕事でのプレッシャーによるうつ【セルフチェックしてみよう】

インターネットで簡単に、うつ病のセルフチェック(自己診断)をすることができます。

※うつ病の情報・サポートサイトである「こころの陽だまり」へ飛びます。

2.仕事のプレッシャーで、うつ病になってしまう原因。

2.仕事のプレッシャーで、うつ病になってしまう原因。

仕事でプレッシャーを感じる原因は、本当にたくさんあります。

しかも労働環境によっても左右されるので、個人個人でも違います。

例えば、以下の通り。

■仕事のプレッシャーでうつになる原因

・上司や周りからの期待が多きい

・新しい仕事を任された

・ノルマや仕事量が多い

・自信がない

・責任感が強い性格

などなど。

仕事でプレッシャーを感じる原因について詳しくは、仕事のプレッシャーを感じやすい人の特徴とは?5つの対処法。の記事で解説しています。よかったらご覧ください。

■「出世うつ」なんて言葉も生まれた。仕事でのプレッシャーは大きい。

近年では、「出世うつ」や「昇進うつ」なんて言葉も生まれています。

「出世や昇進は、いいもの。おめでたいこと。」という周りからのイメージとは違い、実際には「成果を出さなきゃならない」「仕事をスムーズにこなさなくてはならない」という本人の不安ばかりが渦巻いているのです。

周りからの期待やプレッシャーで、押しつぶされそう…なんて人も多いはず。

過労による心筋梗塞(しんきんこうそく)や脳梗塞(のうこうそく)で突然倒れる人も少なくありません。

■仕事のプレッシャーでうつになったと思っていたけど…

うつになる原因には、仕事だけではなく、家庭環境や本人の性格、健康状態なども関係してきます。

家庭環境で問題がある場合、「日ごろのストレスが、仕事にも影響してしまう」なんてことも、当然あり得ます。

おすすめの退職代行サービスに関しては、厳選:おすすめの退職代行サービス4選!辛いなら辞めよう。で解説しています。よかったらご覧ください。

3.仕事のプレッシャーでうつになっても、うつ診断はおすすめしない。

3.仕事のプレッシャーでうつになっても、うつ診断はおすすめしない。

「自分、うつ病かも…」と思っている人で、病院からのうつ診断をもらおうか考えたことがある人もいるかもしれません。

(実際に私も、小学校教員を辞める前にうつ診断をもらおうか悩んだことがあります。)

■仕事でのプレッシャーによるうつ…うつ診断をもらうのは簡単。

このご時世、うつ病になる人はとても多いです。

「○○さん、うつっぽいよね」なんて周りが心配するのも、悲しいことに結構ふつうです。

精神科などの病院に行って、お医者さんから「うつですね。」とうつ診断をもらうことも、かなりハードルが低くなりました

「うつ診断が欲しい」と思えば、ぶっちゃけ誰でももらえるんじゃないか、ってくらいです。

でも、ここに落とし穴が。

そのうつ診断、「そんなに簡単にもらっていいの?」って考えたことありますか?

■仕事のプレッシャーから逃げるためにもらったうつ診断で、苦しむ可能性も。

簡単にもらえるうつ診断ですが、うつ診断をもらえば休職することができます。(仕事にもよりますが)

でも、もし休職後にやっぱりその仕事を辞めて、転職活動をするとなったらどうでしょう。

転職活動中、面接を受けた企業から「うつ診断」について突っ込まれる可能性もあります。

近年では「うつ診断をもらっても、転職活動にそこまで関係ない」と主張する人もいます。

が、もしあなたが採用する側だったら「この人、うつだったんだな…。うちで雇って、またうつになったら厄介だなぁ。」って思いませんか?

うつ診断は関係ないと言っても、やっぱりないほうがいいです。

■うつ病は心の病気で、完治したか分からない。

うつ病は心の病です。見た目で完治が判断できる「骨折」や「切り傷」とは、わけが違います。

たとえ、お医者さんや本人が「うつ病は完治しました。だから大丈夫です。」といっても、根拠がないので本当に大丈夫なのかを信じるのは難しいですよね。

「うつ診断なんて、もらわなきゃよかった…」と後悔しても、うつ診断は消すことができません。

■うつ診断を簡単にもらわない方がいい、大きな理由とは?

「うつ診断は転職活動で不利になる」と上記で触れましたが、ほかにも大きな理由があります。

それは「生命保険への加入が難しくなる」ことです。

すでに生命保険に加入済みの人には関係ありませんが、もしあなたがまだ若くて、生命保険に加入していないなら、うつ診断をもらうかどうかは冷静に考えた方がいいでしょう。

■うつ診断をもらうと、生命保険に入れない?

一般的にうつ診断をもらったあと、生命保険に加入するのは難しいと言われています。

(理由は、ほかの加入者間の公平性を保つため。)

とはいえ、うつ診断をもらってから5年が経過している場合(完治している場合)は、問題なく生命保険への加入ができます。

4.体験談:仕事のプレッシャーによるうつは、自分の幸せを探すいいキッカケになる。

4.体験談:仕事のプレッシャーによるうつは、自分の幸せを探すいいキッカケになる。

私は過去10年のうちで、10個の仕事を経験しました。

普通に考えて10個って、けっこうヤバいですよね(笑)

簡単に、私の職歴をご紹介します。

■トーマンはるかの職歴

・居酒屋バイト(大学生)

・デパ地下の青果売り場(大学生)

・小学校教員(半年で辞める)

・未経験で歯科助手

 (英会話に通い、アダムと出会う)

 (北海道移住)

・教育委員会でパート

・会社の事務員

・地元静岡に戻り市民プールでバイト

 (アメリカ移住)

・レストランでウエイトレス(3か月で辞める)

・歯科助手

・スーパーの青果売り場

・ホテル清掃員(今ここ)

(※書き出してみたら、11個でした。)

■小学校教員として働いていたとき、かなりうつだったんだと思う。

小学校教員になってうつっぽくなり、教員を辞めた私ですが、当時は「生きている意味」や「私の人生ってなに?」って、1人でかなり悩んでいました。

実際に、職場に行きたくない思いから、学校に(徒歩で)行くのに倍の時間がかかったり、駅に着く電車に対して、このまま線路に飛び込みたいな~…なんて思ったりしていたものです。

(当時は、横浜と言う知らない土地で独りぼっち。本当に落ち込んでいました。仕事しかしていませんでした。)

■仕事でうつになった私。仕事を辞めてから、自分で歩み始めることができた。

小学校教員を辞めるのは、とても大きな決断でした。

私の両親も教員だったので、期待も大きかったですし、そもそもクラス担任をしていたので、子どもたちを残して私だけ逃げるのも気が引けました。

職場の先生方からも、3か月間の休職をすすめられました。

公務員や教員の退職代行に関しては、公務員・教員でも、退職代行は使える。注意点やおすすめを紹介。で解説しています。よかったらご覧ください。
おすすめの退職代行サービスに関しては、厳選:おすすめの退職代行サービス4選!辛いなら辞めよう。で解説しています。よかったらご覧ください。

でも、今となっては「あのとき辞めて本当に良かった」と思います。

もし今も教員をやっていたら、夫であるアダムにも出会うことができませんでした。

教員を辞めたから、歯科助手になることができました。

歯科助手になって、院長からのストレスから逃れるために通い始めた英会話教室。まさか国際結婚するなんて思っていなかった…。

そしてアメリカ移住して、アメリカでも経験を活かして歯科助手になることができた。

本当にすべてがつながっているのです。これらはすべて、私が自分の意志で決めて歩んできた道です。

5.プレッシャーでうつ病に…そんな仕事は辞めてもいい。

5.プレッシャーでうつ病に…そんな仕事は辞めてもいい

人生は短く、一瞬です。生きていること自体が、本当にキセキなのです。

仕事のプレッシャーやストレスのせいで「すべてがどうでもいい」「死んでしまいたい…」なんて思っているくらいなら、そんな仕事は辞めていいと思います。

あなたの人生をそんな仕事に捧げてはいけない。
仕事は辞めたいけど、辞めるなんて言える状況じゃない…と悩んでいる人は、退職代行サービスを検討してみましょう。

退職代行サービスのメリット・デメリットに関しては、退職代行サービスのメリット・デメリットとは?で解説しています。よかったらご覧ください。

■仕事より、重要なのは自分の幸せ。

私は、教員・歯科助手になって2回もうつになった過去の経験から、「自分の幸せ」を最優先にするようになりました。

特に夫・アダムに出会ってからは、「仕事は人生において、まったく重要ではない」という思想(超アメリカっぽい)に共感するようになりました。

そして私の経験上、「生きていれば何とかなる」ということもわかりました。

■仕事のプレッシャーから逃げるために辞める…冷静なときに考えよう。

私は20代で何度も仕事を辞めていますが、すべての悩んでいる人に「いやー、そんな仕事辞めちゃえば?」と軽々しく言えるわけではありません。

私は仕事を何度も転職しているので、自業自得な部分もあって…。

お給料は過去10年ほぼ同じ…いや、むしろ下がってる?と言えます。

(一方で、後悔はしていません。お金がなくても幸せは手に入ります。)

仕事を辞めるということは、それなりのリスクもあるわけで、人生における大きな決断と言えます。

「こんな仕事辞めてやる!」と勢いで辞めて後悔するよりかは、冷静なときによく考えることをおすすめします。

最悪な仕事の辞め方に関して、仕事を辞めたい人が知っておきたい、最悪な辞め方を避ける方法。で詳しく解説しています。よかったらご覧ください。

退職代行サービスに関しては、【仕事辞めたい】退職代行サービスとは?メリット・デメリットも解説。で詳しく説明しています。よかったらご覧ください。

在職中に資格を取ったり、活かせるスキルを身に着けたり、転職活動を始めたり…できることはいろいろあります。

■【出世うつ】高齢なら、休職すべき?

特に日本では、年齢を重ねるにつれて転職が難しくなります。

50歳、60歳になってからの転職は、かなりハードルが高いはずです。家族を養わなくてはならない立場であれば、なおさら…。

今の仕事以上のプレッシャーとストレスが、のしかかってくる可能性もあります。

だったら、うつ診断をもらって休職した方が現実的かな、と思います。

ちなみにアメリカ(海外)では、年齢も見た目も性別も関係ありません(そもそも履歴書に生年月日や年齢を書く欄がない。顔写真も貼りません)。重要なのは経験・知識・実績・やる気です。

■若者は海外に行け!うつなら、仕事のプレッシャーから逃げていい。

もしあなたがまだ20代なら、ワーキングホリデーで海外に出ることをおすすめします。

「え、海外?英語なんてできないし、無理無理。」って思う人が多いかと思いますが、在職中になんとか時間を見つけて、オンライン英会話で練習すれば大丈夫です。

画像出展:CAMBLY公式サイト

若いなら、英語ゼロでも勢いで海外に出てみるのもアリです。

(夫・アダムは29歳のときに、日本語ゼロの状態で、地震と津波直後1週間の岩手県に、アメリカから移り住んでいます。実際、なんとかなるものです。)

私の友人も、少なくとも10人は海外に出ています。

仕事を辞めて、カナダやオーストラリア、フィリピンでワーキングホリデーをしていました。最初は、みんな英語が話せません。

私もアメリカに移住したときは、全然英語が話せませんでした。

海外へのワーキングホリデー・アメリカ留学したい人は、留学エージェント・夢カナ留学がおすすめ。

留学エージェントとは、留学する学校やホームステイ先、留学に関して必要な手続きをサポートしてくれるサービスです。

おすすめのオンライン英会話に関しては、【簡単丸暗記】オンライン英会話で、初心者でも使える英語フレーズで解説しています。よかったらご覧ください。

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■ワーキングホリデーって、仕事は何するの?

「ワーキングホリデー」といっても色々あります。

レストランでサーバー(ウエイトレス)になったり、ファーム(農場)でフルーツや野菜を収穫したり、ベビーシッターや日本語の先生になったり。

私のように、経験を活かして歯科助手になることも可能です。

英語ができなければ、ホテルの清掃員やレストランで皿洗いの仕事、ファームもあります。

ちなみに、私は今、カジノのホテル清掃員として働いていますが、週2日勤務で月10万円を稼いでいます。

海外の人って、日本とは真逆です。みんなフレンドリーで、自由で、たとえお金がなくても生き生きしています。

海外が気に入れば、そのまま学生ビザや労働ビザを取得して長く住むことも可能です(実際に1人の子が、オーストラリアで学生ビザを取ったばかりです)。

ワーキングホリデー後、日本に帰国したら英語を活かした仕事についたり、翻訳の仕事をしたり、日本で外国人に日本語を教えたりする仕事(日本語教師養成講座)もできます。

■年齢制限でワーホリできないなら、エンジニアに転職しよう。

ワーキングホリデーには、残念ながら年齢制限(30歳まで)があります。

そんな人におすすめしたいのが、エンジニア転職です。

「え、エンジニア?無理に決まってるじゃん。」って。実はそうでもないんです。

正直、日本でいう「エンジニア」って、海外のエンジニアと比べてレベルが低いです。

例えば、アメリカでいうエンジニアは、「本当に頭の切れる天才的なオタク」レベルです。映画に出てくるような超優秀ハッカーみたいな感じ。

日本だったら、ほかの人よりも少し知識が多い、くらいでもいけます。

エンジニアになれば、パソコン1台でいつでもどこでも仕事ができるようになります。
自分の能力次第でお給料を上げることもできます。しかも、エンジニアは今後も伸びていく業界です。一生役立つスキルが身につきます。

現在、日本ではエンジニアの数が足りていません。初めは誰もが未経験からです。

パソコンがちょっと操作できるなら、まずはテックアカデミー無料体験やスクールから初めて、ゆっくりと確実に学んでいけば大丈夫です。

テックアカデミーでは、無料キャリアカウンセリングテックアカデミー無料メンター相談などもあります。

うつの症状が出ていたら、危険信号。

自分の心と身体を第一に考えて行動しましょう。あなたは1人じゃない。

以上、参考になればうれしいです。

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