• 投稿の最終変更日:11月 20, 2021
歯科助手の面接で聞かれることは?【面接の自己PRのポイント・コツ】

歯科助手の面接で聞かれることとは?【自己PRのポイント・コツ】

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歯科助手を目指している人「歯科助手に応募しようと思っています。面接ではどんなことを聞かれますか?歯科助手になるのに有利な自己PRはありますか?受かるコツがあれば知りたいです。」

こういった疑問に答えます。

✓もくじ

1.歯科助手の面接で聞かれることとは?【自己PRのポイント】

2.歯科助手の面接に受かるためのコツ

この記事を書いている私は、歯科助手歴3年以上。

転職・未経験で、静岡県内にて正社員の歯科助手になりました。

現在、はアメリカで歯科助手として働いています。

歯科助手の面接に関して、実体験に基づいて解説します。

1.歯科助手の面接で聞かれることとは?【自己PRのポイント】

歯科助手の面接で聞かれることとは?【自己PRのポイント】
歯科助手の面接では必ず「志望動機」を聞かれます。(まぁ他の職業でも絶対に聞かれますが。)
なぜかというと、歯科医院に勤めるには、少なからず「歯に興味・関心があるのか」を知りたいからです。これから雇う人が、歯科に興味がある方が、お互いにやりやすいですからね。

■歯科助手の面接に、筆記試験はないので安心してOK。

ちなみに筆記試験とかはないので、安心してください。だいたいの歯科医院で「面接+見学」を行います。

さて、もっと詳しくみていきましょう。以下で解説していきます。

■歯科助手の面接で聞かれること

・志望動機(どうして歯科助手になりたいのか?)

・どうしてうちの医院を選んだのか?

・歯科への興味関心の有無

・健康か?

・1日中立ちっぱなしだが、体力はあるか?

・通勤方法や通勤時間

・実家暮らしか、一人暮らしか

・タバコは吸っているか?

・タトゥーはあるか?

・すぐに結婚の予定はあるか?

・すぐに子どもの予定はあるか?

・血を見るのは平気か?

・趣味や特技はあるか?

・自己PR

↑アメリカで上記の内容を面接で聞くことは、違法です。特に結婚や子どもの予定を聞くのは違法です。

日本は、こういう点でも世界から遅れていますね。

■転職で歯科助手になった私の面接

私は転職だったので、以下のことも聞かれました。

・前職はなぜ辞めたのか?

・採用したら数年は働いてほしいが、すぐに辞めないか?

■体験談:転職・未経験だった私が、歯科助手の面接に合格した話

具体的なお話をすると、私は24歳の時に転職で歯科助手になりました。

転職ということもあり「すぐに辞めないか?」「どうして前職を辞めたのか?」などいろいろ答えにくい質問をされました。

「辞めません、頑張ります」をいう気持ちを前面に押し出して、無事、正社員の歯科助手として採用してもらうことができました。

■よくある疑問:歯科助手の面接で、志望動機はどう答えましたか?

「受かりやすい志望動機は、ありますか?」という疑問があると思います。

そういった疑問もあると思いますが、「歯科の大切さ・重要性」について触れるといいでしょう。なぜなら、「あなたが歯に興味がある」ということが、非常に重要なポイントだからです。 歯科医院も、歯に興味がある人を雇いたいはずです。
実際に私はそう答えました。「歯の健康の重要性に気づいた」「歯科助手として、地域に貢献し、多くの人の健康な歯を守りたい」とか、こんな感じでOKです。

・過去に出会った歯科助手さんのことを面接で話すのも好印象

「自分が過去に通っていた歯科で、優しくしてもらってうれしかった」エピソードとかもいいですね。素直に「歯に興味があるので、歯科助手として仕事を覚えつつ、歯の勉強をさせてもらいたい」と言ってもOK!

とにかく、「あなたが歯に興味がある」ことを伝えましょう。

よくある疑問②:歯科助手の面接に受かりやすい、自己PRはありますか?

ここまで読んで「自己PRはなんて答えた方がいいのかな?」と思う方もいるかもです。

歯科医師は神経質な人が多いため、時間を守る人や几帳面な人が理想像とされているように感じます。(←私の経験上)

以下で解説します。

・歯科助手の面接に受かりやすい自己PR

「几帳面さ」
「時間厳守」
「責任感がある」
「仕事を早く覚えること」
「気配りができる」
「地域への奉仕の精神」

…こんな感じでしょうか?

上記の事柄をおすすめする理由は、歯科助手の仕事には、細かな気配りや几帳面さが必要だからです。

■歯科助手の面接で、隠した方がいいこと

仮にもし、「部屋はきれい?」と聞かれて、あなたの部屋が汚かったとしても「はい」と答えるのは、自分に不利です。これは、合否が不合格の方に傾きます。

もちろん、正直になった方がいいのですが、「自分は潔癖症なくらいです」「自己管理ができます」くらい言って、自分の良さをアピールしましょう。

なので、「几帳面できれい好き」をアピールしましょう。(これは多少嘘でも、言っていいでしょう。)

2.歯科助手の面接に受かるためのコツ

2.歯科助手の面接に受かるためのコツ

■歯科助手の面接を受けるときに重要なこと

重要なことは、時間厳守です。 なぜなら、歯医者は時間通りにキチキチと進まないことが大嫌いだからです。面接時間の5分前に出向きましょう。早すぎても、遅すぎてもダメです。

■歯科助手の面接の「コツ」を総まとめ

歯科助手の面接のコツについて、カテゴリー別にまとめていきます。

■歯科助手の面接:身だしなみ編

・服装

服装はスーツでも、カジュアルなオフィススタイルでも、どちらでもいいでしょう。確か私はスーツで行きました(正社員の面接だったので)。バイトやパートの面接なら、スーツは不要です。でも、清潔感があるものにしましょう。猫や犬の毛がついているのもNGです。

・靴

ピンヒールや汚いスニーカーなどは避けましょう。黒いパンプスが無難でしょう。

・髪の毛

髪の毛は、長髪なら、しっかりまとめて行きましょう。前髪が長いなら、しっかりピンで留めて、相手にあなたの目が見えるようにしましょう。

髪の毛の色は、歯科医院によってマチマチですが、厳しい歯科だと黒髪しか許されないところも…。なので、面接では黒髪か、明るすぎない茶髪がベストですね。

歯科助手になっても自由な髪色を楽しみたいなら、ありのままで面接を受けて、採用してくれる歯科医院を探すのもアリです。歯科医院の数はコンビニより多いので、金髪でもOKという歯科医院は必ず見つかります。(特に東京とか都会なら、OKな歯科が多そう)

・メイク

濃い化粧は避けましょう。特にまつげがバサバサしているような化粧は、歯科医院で嫌がられる場合が多いです。ナチュラルメイクで臨みましょう。私なんて、普段メイクをしないので、面接もすっぴんで行きましたよ。(それでも合格しました)

・香水

香水はつけない方がいいです。

・ネイル

ネイル関しては禁止の歯科医院が多いです。ネイルなしで、爪を短く切って清潔にして面接に臨みましょう。爪が長いと「切ってね」と言われるくらいです。

・ネックレス

私の歯科医院はかなり厳しいところでした。ネックレスもミサンガなど、ブレスレットも禁止でした。面接でもつけていかない方が無難です。もし合格して、みんながつけているようであれば、自分もつけられますしね。

・指輪

指輪は禁止の歯科医院が多いでしょう。着けていると危ないこともあり、治療中はジャマになります。(結婚指輪で外せない場合は、交渉できます)

・口臭

歯磨きしていきましょう。

■歯科助手の面接:受け答え編

・あいさつを忘れない。

・相手の目を見てハキハキ答える。

・嘘をつかない

歯科医師は神経質な人が多いので、鋭いです。嘘をついてもバレる可能性も高い。それなら、正直に言った方が後々の自分のためになります。正直に答えて面接に落ちたら、その歯科医師とはご縁がなかった、ということです。

歯科医院は星の数ほどあります。面接に落ちても、「痛くもかゆくもない」、そんな気持ちでいましょう。
(ここで言うウソとは、例えばタバコを吸っている、タトゥーがあるとか)

・お礼を言う

面接の後は、お礼を言いましょう。「面接のために時間を割いてくれたのですから…」なんて私は思いませんが、それでも仕事を得るためには、少しでもいい印象を残しておいた方が有利です。「ありがとうございました。」と言っておきましょう。

■歯科助手の面接:所作編

・靴を脱いだら、そろえる

歯科医院の人たちって、本当に神経質で細かい人が多いです。(それじゃないと仕事がやってられないから、仕方ないのだけど。)面接に来たあなたの所作を隅から隅まで、じっくり見ています。

・姿勢をよくする

猫背で座るより、背筋をスッと伸ばして座った方が、好印象です。また、足も膝をくっつけて座りましょう。

面接開始時間に行っても、5~20分くらい面接まで待たされることが多いです。待っている間も、「見られている」と思って、緊張感を持ちましょう。

なので、歯科への興味、きれい好きの几帳面をアピールして、時間厳守すれば、面接に受かる可能性が高まります。

面接結果は1~2週間で電話なり、書類なりで分かります。結果を待っている間、めっちゃ不安でソワソワしますが、「落ちても他を当たればいいや。」くらいの気持ちで待ちましょう。

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