アメリカ人がおすすめする、1970年代のアメリカ映画まとめ
映画が好きな人「1970年代のアメリカ映画で、おすすめの作品が知りたいです。」
こういった疑問に答えます。
✓もくじ
１．1970年代のアメリカ映画の特徴
２．1970年代のアメリカ映画ベスト5
３．1970年代のおすすめアメリカ映画まとめ
４．1970年代のアメリカを描いたおすすめ映画
この記事を書いている私は、映画大好きアメリカ人と国際結婚して5年、アメリカ在住歴3年半。現在は、ミネソタ州ツインシティに住んでいます。
週3～4本は、夫と一緒に映画を見ています。
私の夫・アダムは映画が大好きです。今まで見た映画の本数は5,000本以上。
1970年代のアメリカ映画に関して、夫・アダムの意見や英語のネット調査に基づいて解説します。
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１．1970年代のアメリカ映画の特徴
1970年代のアメリカ…どんな感じか想像できますか？
■1970年代のアメリカのイメージ
1970年代のアメリカは、アダムや私からすると、自由でヒッピーで、ドラッグ（マリファナやコカインなど）であふれかえって、法律やルールなんてあってないようなもの…
青春を謳歌するには最高の時代だった、なんてイメージです（義父の話を聞いている限り）。
■1970年代のアメリカの出来事とは？
1970年代の主な出来事は、以下の通りです。
1971年 ドルショック
1973年 オイルショック
1974年 ニクソン辞任
1975年 ベトナム戦争終結
1976年 ロッキード事件
1977年 Apple Ⅱ発表
1979年 第二次オイルショック
■アメリカの1970年代という時代
1960年代の政治的な闘争やベトナム戦争など…激動の時代を経て、1970年代のアメリカではポップカルチャーが確立されました。
✓70年代は、アメリカ人のアイデンティティの確立
音楽や映画、新しいライフスタイル、ヒッピー文化など、個人を表現するアイデンティティが誕生したのです。
✓1970年代は、アメリカの暗黒時代？
特に、ベトナム戦争への反戦意識・反戦活動が激しかったので、ベトナム戦争に関連する音楽や映画がたくさん生み出されました。
1975年にベトナム戦争が終結し、戦後処理やオイルショック、インフレによる不況など、一般的には「1970年代＝暗黒時代」みたいに認識されています。
■1970年代のアメリカ映画の特徴
1970年代のアメリカでは、今もなお多くの人に追いされる名作・超大作が数多く作られました。
1970年代の映画を見るなら、服装とヘアスタイルに注目。「ディスコ」と」ファンクミュージック」も、70年代のアメリカ映画の象徴といえるでしょう。
70年代は、車も最高にかっこいいです。
映画の中では、みーんなタバコを吸っています(笑) 時代ですね～。
２．1970年代のアメリカ映画ベスト5
まずは、絶対に外せない70年代のアメリカ映画を、5本ご紹介します。
■1970年代のアメリカ映画ベスト5
①ゴッドファーザー（The Godfather）－1972年
②ゴッドファーザー2（The Godfather Part II）－1974年
③スターウォーズ エピソード4（Star Wars/A NEW HOPE）－1977年
④ジョーズ（Jaws）－1975年
⑤地獄の黙示録（Apocalypse Now）－1979年
■1970年代のアメリカ名作映画：①ゴッドファーザー（The Godfather）－1972年
画像出展：IMDb
イタリア系アメリカ人のマフィアである「コルレオーネファミリー」を描いた、マフィア映画の傑作です。
■1970年代のアメリカ名作映画：②ゴッドファーザー2（The Godfather Part II）－1974年
ゴッドファーザー3もありますが、1・2が最高です。3作品目は微妙…(笑)
■1970年代のアメリカ名作映画：③スターウォーズ／エピソード4（Star Wars/A NEW HOPE）－1977年
画像出展：IMDb
CG技術は、1982年の映画「トロン」で本格的に導入された技術です。
なので、スターウォーズ/エピソード4には、CGは使われていません。
CGなしであの映画のクオリティ…もう、映画好きにはたまらない作品なんですね。
✓スターウォーズを見る作品順
以上の順でスターウォーズを見ればOKです。
■1970年代のアメリカ名作映画：④ジョーズ（Jaws）－1975年
当時、この映画の影響により海に入るのが怖くなり、しばらく海に入れなくなった人が続出しました。
■1970年代のアメリカ名作映画：⑤地獄の黙示録（Apocalypse Now）－1979年
画像出展：IMDb
ベトナム戦争を描いた映画です。
英語での原題「Apocalypse Now」は「アパカリップス・ナウ」と発音します。
３．1970年代のおすすめアメリカ映画まとめ
では、1970年代のおすすめなアメリカ映画を、まとめてご紹介します。
■1970年代のおすすめアメリカ映画一覧
・エーリアン（Alien）－1979年
・ロッキー（ROCKY）－1976年
・燃えよドラゴン（Enter the Dragon）－1973年
・カッコーの巣の上で（One Flew Over the Cuckoo’s Nest）－1975年
・未知との遭遇（Close Encounters of the Third Kind）－1977年
・グリース（Grease）－1978年
・夢のチョコレート工場（Willy Wonka and the Chocolate Factory）－1971年
■1970年代のアメリカ映画：エーリアン（Alien）－1979年
画像出展：IMDb
■1970年代のアメリカ映画：ロッキー（ROCKY）－1976年
主演・脚本は、シルヴェスター・スタローン。
当時の彼はほぼ無名で、俳優の道をあきらめなくてはならない瀬戸際でしたが、ロッキーによって一躍有名になりました。
映画中に使われている曲もとても有名ですね。この映画を見たことがない人でも、曲は知っています。
■1970年代のアメリカ映画：燃えよドラゴン（Enter the Dragon）－1973年
ブルース・リーが主演のカンフー映画です。「アチョー」で有名な、あの映画です。
残念ながら、この映画が公開されてブルース・リーの名が世界中に知れ渡ったときには、すでにブルース・リーは他界しています。（享年32歳）
■1970年代のアメリカ映画：カッコーの巣の上で（One Flew Over the Cuckoo's Nest）－1975年
■1970年代のアメリカ映画：未知との遭遇（Close Encounters of the Third Kind）－1977年
画像出展：IMDb
UFO、宇宙人に関する映画です。
UFOは、日本語では「ユーフォー」と言いますが、英語での発音は「ユーエフオー」です。「ユーフォー」と言っても通じません。
■1970年代のアメリカ映画：グリース（Grease）－1978年
画像出展：IMDb
ジョン・トラボルタ主演の、学園ミュージカル映画です。
この映画のサウンドトラックも、アメリカで大ヒットしました。
ジョン・トラボルタは、1970年代後半に一世を風靡（ふうび）しました。
■1970年代のアメリカ映画：夢のチョコレート工場（Willy Wonka and the Chocolate Factory）－1971年
画像出展：IMDb
日本人が知っている映画だと、ジョニー・デップの「チャーリーとチョコレート工場」ですが、アメリカ人からすると、1971年のこちらの映画の方がダントツで人気です。
映画「夢のチョコレート工場」の方が、ストーリーがよく作られているから。
ジョニー・デップの方は、「ジャックスパロウ」のキャラが混じっていてちょっと変すぎ…。悪い作品ではありませんが、ストーリーも最初の作品には全然勝てません。
↑原作は、ロアルド・ダールの「チョコレート工場の秘密」です。
４．1970年代のアメリカを描いたおすすめ映画
1970年代と言えば、夫・アダムのお父さん・トムの青春時代です。
トムは現在73歳なので、1970年代は彼が20代だった頃です。
70年代のアメリカ車やデスコ、ダンスや服装、ヒッピー文化、タバコ、ドラッグなどなど、いろいろなものに注目して見てくださいね！
■1970年代のアメリカを描いたおすすめ映画
・サタデー・ナイト・フィーバー（Saturday Night Fever）－1977年
・バッド・チューニング（Dazed and Confused）－1993年
・パルプフィクション（Pulp Fiction）－1994年
・タクシードライバー（Taxi Driver）－1976年
・ブギーナイツ（Boogie Nights）－1997年
・あの頃ペニー・レインと（Almost famous）－2000年
・キル・ザ・ギャング 36回の爆破でも死ななかった男（Kill the Irishman）－2011年
・ブラックダイナマイト（Black Dynamite）－2009年
■1970年代のアメリカを描いた映画：サタデー・ナイト・フィーバー（Saturday Night Fever）－1977年
画像出展：IMDb
ジョン・トラボルタの出世作です。
この映画により、1960年代のディスコブームが再び訪れました。
上の写真のジョン・トラボルタの決めポーズはめちゃくちゃ有名ですね。
■1970年代のアメリカを描いた映画：バッド・チューニング（Dazed and Confused）－1993年
画像出展：IMDb
原題「Dazed and Confused」は、「デイズドゥ・アンド・コンヒューズドゥ」と読みます。
アダムのお父さんも私も、この映画が大好きです。
1970年代のアメリカの高校生って、こんな学生生活を送っていたのか…と。めっちゃ楽しそうです。
当時はルールや法律なんて、あってないようなもの。高校生でも、みーんなお酒を飲んでマリファナ吸って、友達とドライブして…。
庭先の郵便受け（ポスト）をバットで壊していく、こんな青春の楽しみ方だったんですね。（インターネットも携帯電話もない時代です。）
■1970年代のアメリカ映画：パルプフィクション（Pulp Fiction）－1994年
1970年代を描いている、タランティーノ監督の作品です。
作品中、ヘロインとコカインを間違えて、鼻から大量に摂取し、オーバードース（過剰摂取）でひん死状態になっています。
英語「overdose（オーバードース）」は、よく「OD」（オーディー）と略して言われます。
参考記事：Pulp Fiction
■1970年代のアメリカを描いた映画：タクシードライバー（Taxi Driver）－1976年
■1970年代のアメリカを描いた映画：ブギーナイツ（Boogie Nights）－1997年
画像出展：IMDb
実在したポルノ俳優である、ジョン・ホームズを主人公にした作品。
この作品では、1970年末～1980年代のポルノ業界の、光と影に焦点を当てています。
■1970年代のアメリカを描いた映画：あの頃ペニー・レインと（Almost famous）－2000年
■1970年代のアメリカを描いた映画：キル・ザ・ギャング 36回の爆破でも死ななかった男（Kill the Irishman）－2011年
日本では、劇場未公開の作品です。
1970年代にアメリカ・オハイオ州に実在した、アイルランド系のギャングを描いた映画です。
■1970年代のアメリカを描いた映画：ブラックダイナマイト（Black Dynamite）－2009年
超おバカなコメディ映画です。
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以上、参考になればうれしいです。
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トーマン悠（トーマンはるか）
英語が大嫌いで、英会話に通って英語が話せるようになりました。英検4級だけ持っています。
アメリカ人と結婚して6年、アメリカ在住4年。現在は夫・アダムと、のんびりキャンパー暮らしをしています。
新卒で小学校教員
→半年で退職
→歯科助手
→英会話に通う
→アメリカ6週間1人旅
→北海道移住
→事務員
→夫婦で仕事を辞め、エベレストのベースキャンプまで120㎞を完歩
→アメリカ移住
→レストランでサーバー、3か月で辞める
→歯科助手
→スーパーの青果売り場勤務
→ミネソタ州でキャンパー暮らし
→ホテルの清掃員
→RVパークのスタッフ
現在はアメリカ・ミネソタ州在住です。
目標であった、夫・アダムの奨学金450万円を完済しました（2021年12月末）。
ヒッピー思考で、愛と自由と平和がモットー。
アダム・トーマン
このサイトの英語アドバイザーを担当。
2011～2019年まで、日本各地で英語・英会話講師を経験。
初めて住んだ岩手県二戸市が超大好き。
幼児～大人まで、ビギナー～超上級者まで、幅広く教えてきました。
Make your English your style.
★仮想通貨・米国株を2017年から運用中。
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