• 投稿の最終変更日:7月 26, 2022

なぜあなたの命が大事なのか。仕事のストレスで自分を犠牲にしてはいけない。

 人生は1度しかない

生きていることは、それだけで奇跡であり、人生を楽しむ権利は誰にでもある。

社会で頑張っていると、当たり前のことを忘れがちです。人生は1度きりで、時間はすべての人に平等に与えられています。世界に目を向けてみると、紛争や貧困で生きることに必死な人たちがたくさんいます。世界的に見ても、日本は非常に安全・平和で裕福な先進国ですが、日本に実際に暮らす人の仕事によるストレスは計り知れないものです。仕事よりももっと考えるべきことは山ほどあります。

自分のやりたいことに挑戦したり、夢を叶えるために努力をしたりして、自分の人生を自分で作るのです。生きるためにはお金が必要で、お金を得るためには働かなくてはならないので、仕方なく仕事をしている、こんなスタンスで良いんです!仕事のために生きてはいけません。

日本人の過労死や自殺の件数は世界的に見ても異常です。日本、中国、韓国が自殺が多く見られます。特にアメリカ人など、海外の人からすると「自殺」は最も考えにくい選択肢なので、多くの日本人が「自殺」を選ぶことが理解できません。苦しいならその状況からどんな手段でもいいから、逃げていいのです。生きていることは奇跡であり、楽しまなくては生きている意味がなくなってしまいます。

命は何よりも大事なもの

日本人は命に対する認識が薄い気がします。日本社会で働いていると、会社で人間扱いされなかったり、ロボットのように働かされたり、捨て駒扱いされたりする場合があります。実際私も、教員だった時と歯科助手だった時はひどい扱いを受けました。特に歯科助手だった時が精神的に辛かったです。子どもや患者さんの前では、私の心や体調に関係なく、常に笑顔で、元気で振舞いなさいと言われました。そういえば、大学の時にデパ地下でアルバイトをしていた時は「体調が悪くても従業員の事情はお客様には関係ない。お客様第一優先だ」と言うのがその会社の方針でした。

また、もしスタッフが病気になったり、辞めたりして欠員が出ても「代わりなんていくらでもいる」と思っている上司や会社は非常に多いと私は感じています。「私」と言う人間は世界に1人しかいないし、私にしかできないことだってあるんだ!と何度も悔しい思いをしてきました。でも、私は性格上非常にポジティブなのでそういう時は逆に、めちゃくちゃ仕事を頑張って完璧に仕事をこなそうと努めました。それが私のできる唯一の抵抗というか、辞めた後の私の存在感を大きくする方法でした。また、「代わりなんていくらでもいる」という言葉をそのままポジティブに受け止めることもできます。「私の代わりなんて日本にはいくらだっているから、私がこの仕事を辞めても大丈夫。こんな仕事は誰にだってできるんだから、別に私が嫌な思いをして続けるよりかは、この仕事が好きな人がもっと楽しく働いた方が、みんな幸せになれるんだ。」と思うことで、仕事を辞める時の罪悪感も減りますし、心も軽くなりす。

私たちは人間で、ロボットではありません。心も体も傷つくし、傷が深かったら立ち直るのに時間もかかります。ロボットみたいに壊れた部品を交換すればいいわけではないのです。自分の代わりになる人間はどこにもいません。そして、自分の人生は自分が歩くのです。

あなたはロボットじゃない!仕事は他のロボット人間に任せておけばいいのです。命があれば運命はどんな風にも変えていけます。ステキな出会いだってたくさん待っているのです。