• 投稿の最終変更日:7月 26, 2022

仕事を辞めた方がいいシチュエーション

 心が助けを求めている時。SOSを見逃さないで。

仕事が辛くて辛くて仕方がない人、全てネガティブに考えてしまうようになった人、家に帰ると泣き出してしまう人はすぐにでも仕事を辞めた方がいいです。

精神的にかなり追いつめられている状態だと言えるでしょう。

実際に私がそうでした。教員だった時も、歯科助手だった時も、事務員だった時も仕事が辛くて家に帰ると急に泣き出してしまうことがありました。

上司が大嫌いでもう仕事に行きたくなかったり、労働時間が長すぎて自分の人生に意味が見出せなかったりしたことが原因でした。とにかく全てが無意味に思えて、イライラしたり、食欲不振や暴飲暴食、眠れなくなり、起きられなくなり、常に眠かったり…。今までの自分ではなくなってしまった時はもうすでに何かが起こっているのです。

私なんて生きていても意味がないとまで思いつめていました。

今の時代、うつ症状は誰にでも起こり得ることです。

自分の心と体が1番大事なのです。

自分が壊れても会社は何も保障してくれません。

うつ病は心と体が限界に達しているSOSのサインです。

 仕事を辞めたい理由。辞めたいと思うのには理由がある。

会社を辞めたいと思う主な理由を私なりにまとめてみました。

・人間関係(上司や同僚と合わない)
・労働環境や労働条件が合わない(サービス残業ばかり)
・待遇に不満がある(給料や福利厚生)
・仕事内容に不満がある
・会社の経営方針が自分と合わない
・キャリアアップできない、将来性がない

それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。私の実体験もたくさん書きます。

 

・人間関係で悩んでいる人

人間関係で悩んでいる場合は、その職場を辞めない限り環境は変わらないので、仕事を辞めるのが1番の解決策でしょう。

私が仕事を何回も辞めて実感したことは
「他人は変えられない。でも自分は変えられる」です。

人が他人を変えることはできません。

もちろん、ポジティブで明るい人が職場に居れば、
その人に影響されて職場の雰囲気も明るくなることはありますが、
それは他人を変えることではなく、
みんながいい方向に影響された結果です。

私は事務員だった時、毎日残業で働き過ぎな男性スタッフたちを少しでも早く帰宅させて家族と過ごしてもらおうと、一生懸命彼らの仕事まで手伝い、「早く帰りましょ、いつまで仕事しているんですか、今日無理なら明日やればいいんですよ、仕事なんて。」と背中を押し続けました。

1年間頑張りましたが、彼らが仕事のやり方を変えることはありませんでした。

他人を変えることなんて不可能なのです。

でも、自分を変えることは可能です。

自分の意思で、努力次第で自分の人生はどうにだって変えられるのです。

人生における選択はすべて自分の意思で決定していくのです。

「今は最低な上司でも、いつか私の頑張りを認めていい方向に変わってくれるかもしれない」なんていう考えは捨てましょう。
そんな日はいつまで待ってもきません。

「他人は変えられない」で私が思い出すことは大学時代の元彼です。

元彼はゴミ屋敷に住んでおり、どうにか片づけて普通の生活を送ってもらいたくて、私は1年間背中を押し続けました。

でもやっぱり他人は変えられません。

このことに気づいた私は彼に別れを告げました。

彼は泣いてすがってきたのをよく覚えています。

「もう待ってくれないの?」と。

1年間も待った私によく言えるな、と思いました。

やっぱり、他人はどうしたって変えられないのです。

他人を変えようと努力するのではなく、自分を変える努力をしましょう。

仕事を辞めて今の状況から脱出すれば、必ず次のステップに進めるのですから。

 

・労働環境や労働条件が合わない

サービス残業が長い人は時間の感覚がマヒしている可能性が高いです。

小学校教員だったころは残業するのが当たり前で、長い残業をせずに帰ろうとすると周りの視線が痛かったです。

私も当時は平日は毎日21時ころまで残業し、
歩いて駅まで行き、電車に乗り、帰宅するのは22時。

次の日も6:30の電車で学校に向かう日々を送っていました。

もちろん土日もサービス出勤です。

周りの先生でベテランだった人たちも私よりも長く残業していました。

残業が嫌いな私にとっては地獄です。
一刻も早く家に帰りたいのに…。

周りが残業しているから自分も残業しなきゃならい、という状況が1番嫌いです。

海外では「残業=仕事ができない、能力のない人」とみなされます。

また、海外では自分の仕事のやるべき範囲がはっきりと分かれているため、あれもこれもと、いろいろな分野を1人でカバーする日本人の働き方とは異なります。

「残業するほどいい」という日本の考え方は理にかなっていません。

歯科助手だった時は、時間にきっちりしすぎていて逆に苦しかったです。

1分1秒の世界で日々、時間のストレスに追われていました。

朝は8:20までに出勤すればいいはずなのに、7:50~8:00までに出勤しないと遅刻扱いです。

1分でも1秒でも遅刻は遅刻、お給料から1万円引かれてしまいます。

1度職場に出勤したら1歩も外に出られず、監禁されている感覚でした。

ちなみに、体調不良で早退したときもお給料から1万円引かれます。

過去にインフルエンザで1週間休んだ先輩スタッフは4万円もお給料が引かれました。

こうやって書いていると、自分がどれほどのブラック企業に勤めていたかが分かります。

私が勤めていた歯科医院は超ブラックだったので、有休も希望休もなしです。

容赦なくお給料が引かれました。

しかも、振り込み手数料を支払いたくないから、毎月お給料は現金を手渡しされました。

今もそのスタイルです、ありえません。

院長に気に入られれば、お給料はウナギ登りです。

そのかわり、何年も辞めることができません。

嫌われれば昇給なし、または勝手に減額されます。

でも個人的には平日休みも楽しめました。

どこに行っても人は少ないし、平日割引みたいなのも好きでした。

でも平日休みは友達と予定が合わずあまり遊べません。

事務職だった時は、私は自分の仕事さえしっかり終わらせれば定時の17:30に退社できました。

でも、定時退社できるのは事務の私だけ…。

他の男性スタッフは毎日22時までサービス残業をし、休日出勤も当たり前。

そんな毎日を何年も何十年も続けているのです。

でも私には、他人を変えることはできません。

いくら他のスタッフに帰宅してほしくて背中を押してもダメでした。

そんな環境で働くこと自体が労働に対する考え方や感覚を麻痺させてしまうので、私はこの会社を辞めようと思ったことも退職理由の1つです。

事務職では土日休みなので主人や友達とたくさん遊ぶことができました。

なんかこの職場変だな、と思ったら、そんな風に思う自分がおかしいのではなくて、本当にその職場が変で、何か問題があるのです。

自分を信じていいのです。

自分に合ってないと感じたらその仕事・職場にはいない方が身のため、明るい将来のためです。

自分だけでは不安もあるし、確信しづらいので、まずは信頼できる家族や友人に相談してみるといいでしょう。

私でよければなんでも相談に乗ります。

仕事は辞めていい

・待遇に不満がある(給料や福利厚生)

私は大学卒業後、社会人になって4年経ちますが、今までのお給料はとにかく低いです。

私のお給料は
手取り18万円:教員→14万円:歯科助手→14万円:事務職となりました。

お給料が減っても、私の人生の充実度や幸福度は仕事を変えるごとに確実に増えました。

1番高かった手取りのお給料はやはり小学校教員だった時です。

神奈川で働いていたので、初任給は手取りで18万円程ありました。

それでも、当時一人暮らしのアパートの家賃で5万円の支払いがありました。

帰宅時間が遅いので調理の時間もなくいつもコンビニの菓子パンなどを食べていたので出費がかさんでいました。

授業で使うものもいちいち学校に申請するのも面倒なので、自腹で払っていました。

健康面では、給食で栄養は摂れますが、毎日5分で掻きこんで食べて子どもの給食指導に当たっていたため、めっちゃ不健康だったと思います。

教員だった時は特に福利厚生もありませんでした。

とにかく責任を押し付けられる仕事だったなぁ、と感じています。

でも子どもはかわいくて大好きでした。

歯科助手だった時は、手取りのお給料は14万円でした。

毎月現金で手渡しされていました。
(銀行の振り込み手数料を支払いたくなかったのが現金の理由だそうです。1年で2億円ほど稼いでいる歯医者なのに。)

入社して1年経ったときに1度だけ5,000円昇給がありましたが、昇給後すぐに退職希望を伝えたので、もう昇給はありませんでした。

1年に1度のボーナスが給料1カ月分でました。退職金なしです。

お給料が低かったので、実家暮らしをさせてもらっていました。

歯科助手は歯科衛生士とは違い、職種手当などは出ないので、雇い主からしたら安月給で雇える使いまわしのコマみたいな感覚なんだと感じました。

仕事がきつくて辞めても、すぐに次の子を雇えばいい、会社は私たちの人生の保証なんてしてくれません。

でも辞めたいと言っても辞めさせてくれず、ストレスのはけ口とされ、精神的にも肉体的にもボロボロになるまで使いまわされましたが。

トイレにも行けない、水も飲めない、座れない、とにかく立ちっぱなしの、動きっぱなしです。

そんな職場で福利厚生なんて0です。
会社のもので利用できたのはティッシュくらいです。笑

有休もなければ希望休だって言えない職場でした。

職場への入社順で上下関係が決まり、後輩が入って来ない限りずっと下っ端で電話を取ったり雑用を押し付けられて、とにかく不利な立場にいました。

90分間の休憩時間まで私語厳禁で毎日無言の休憩を取っていました。

もちろん休憩室はいつも異様な空気です。

事務職だったときも歯科助手とほぼ同じお給料で手取り14万円くらいでした。

残業代で毎月2万円ほどもらっていたので、もし残業をしなかったら手取り12万円です。

あの仕事量でたったの12~14万円しかもらえないなんて考えると本当に悲しくなります。

私の主人は外国人で日本の小中学校で英語の先生(ALTなので外国語のアシスタント)をしていました。残業もなく、毎日15時~16時に帰宅し、土日も休みで収入は毎月25万円程です。しかし、その25万円から税金を支払い、国民保険や年金を支払うと本当の手取りは私と変わなないです。(さらに主人は大学の奨学金返済でまだ何百万円も借金が残っているので、それを考慮すると私と同じようなお給料になってしまいます。)

社会人になって、お金がどれほど大切か、お金を稼ぐのがどれほど大変か身をもって実感しています。

しかし、教員や歯科助手と事務職を比べた時に、お給料は低いかほぼ同じでも、働き方や時間の過ぎ方、人生の幸福度は雲泥の差です。

幸せはお金では買えません。
時間もお金では買えません。

お給料は幸せとは比例しないことも事実です。

教員や歯科助手だった時には考えられなかったことが事務職だった会社では当たり前のようにできるのです。

例えば、
・いつでもトイレに行ける。

・ラジオを聞いて仕事ができる。

・スタッフと他愛ない笑い話ができる。

・しっかり1時間の休憩が取れる。

・休憩時間内に外出していい。

・会社のコーヒーが飲める。

・他のスタッフに大事される。

・自分の仕事をこなせば特に言われない。

・仕事を任せてもらる。

・信頼してもらえる。

・仕事中の行動を見張られない。

・理不尽に怒られない。

・長期休み・有休も取れる。

・残業代が出る。など・・・

こんな天国のような職場があるなんて知りませんでした。

上記の例は私のみに該当し、職場の男性スタッフには当てはまりません。

ちなみにお給料は手取り14万円(うち2万円が残業代)。
1日8時間、週5日働いてもらえるお給料は手取り12万円なのです。

もちろん私の仕事も忙しい時もあり、イライラしたりストレスが溜まる時もありますが、歯科助手だった時と比べると本当にすばらしいホワイトな職場です。
お給料は異常に低いですが、北海道の田舎なので仕方ない…。

ラッキーなことに巡り合えたいい職場ですが、日本にもこういう職場があることも事実なのです。

でも、事務職の私のお給料は異常に低いです。

私の事務職を時給換算したら時給750円でした・・・
え!って、なりました。

コンビニのアルバイトよりも時給が安いとは…。

どこかの会社に勤めるということは、自分の時間をその会社に売っている、ということを意味します。

私の場合、私の1時間をたったの750円で勤め先の会社に売って、お金をもらっていることになります。

自分の価値は自分で決めないとダメですね…
自分の会社は好きでしたが、時給換算した瞬間に愕然とし、会社が好きではなくなりました。

というよりかは、自分がそんなに安く自分の時間を売っていたなんて思うと、バカだったな、と感じました。

たぶん歯科助手だった時の時給はさらに安かったはずです。悲しい・・・。

でも、お給料が高いからと言って幸せで充実した生活・人生が送れるとは限りません。

むしろ逆かも知れません。

お給料が低けれもちろん贅沢はできませんし、外食や旅行だってガマンしなくてはならない場合もあります。

でも、少ないお給料なりにちょっとした外食でも幸せを感じられたり、お金がかからない休日の過ごし方で楽しんだりできるようになります。

例えばキャンプやハイキングに出かければ、街にショッピングに行くよりも使うお金も少ないですし、体を動かしてリフレッシュもでき、幸せになれます。

大きな幸せを1度味わうよりも小さな幸せをたくさん感じる方が幸福度は高くなります。

お金をたくさん稼いでいる周りの人で幸せそうな人は少ないです。

お金をたくさん持っている人は、「お金をたくさん稼いで持っているから私たちは幸せだ」と思い込んでいる場合も多いと私は考えています。

個人的な意見ですが、お金があると傲慢になったり、周りの人に対して上から目線になったりする人がいます。

また、お金を稼ぐことは簡単ではないので、一生懸命働いているうちにあっと言う間に20代、30代が過ぎてしまいます。

1番自由で楽しい時期を仕事に捧げては、何のために生きているか分かりません。

仕事のために生きてはいけません。人生は1度しかないのです。

・仕事内容に不安がある

面接に受かって嬉しい思いとは裏腹に、実際に働き始めて「こんなはずじゃなかった」と後悔する場合もあります。

面接では職場の人もとても優しく親切で、信頼できそうな感じで話してきますね。

でも実際に仕事が始まって、この職場の雰囲気は変だな、とか理不尽に怒られる事が多いな、とか段々と職場への不信感が増えていくのです。

歯科助手はまさにこのパターンでした。

私は資格もなければ無資格のただの1人の女性です。

でも、歯科医院に入社して歯科衛生士と同等の仕事内容を先輩から教えられて、断ることも出来ない状況・立場で仕事をやらされていました。

無資格・未経験のただの高卒の女の子たちが国家資格が必要であるはずの仕事を強制され、歯科医の院長に日々怒られながら育てられ、安月給の歯科スタッフへと変わっていくのです。

教員だった時は子どもたちはかわいかったのですが、子どもを取り巻く大人たちと私は本当に合いませんでした。

一緒に子どもを見守り育てていくはずの大人が、協力せずに私を攻撃してきたのです。

子どもたちのことで仕事が大変なのは仕方がないけれど、なぜ、仲間のはずの教職員や保護者のクレーム対応にそこまで時間を割かなくてはならないのか、理解できませんでした。

事務員だった時は、そこまで仕事内容に不満はありませんでした。

契約社員だったので責任の重い仕事やノルマなどはありませんでした。

やっている内容も任される仕事も自分に合っていると感じていました。

しかし、毎月、毎日同じ仕事の繰り返し、また入社して半年が経った頃から時間に余裕ができるようになり、仕事を覚えて要領よく作業し、何もすることがない時間が増えていきました。

月末・月初にやることが多くて忙しいのも辛いですが、仕事もやることもない職場に何時間もいなくてはならないことも苦痛だと分かりました。

仕事がなくてヒマでいいな~、気楽だな~と思いますが、実際にはやることがないのに、デスクに座っていなくてはならないし、
だからと言って仕事以外のことができるわけでもなかったので(インターネットを見たり絵を描いたりできる環境ではなかった)、私には辛かったです。

やりがいが見出せなくなりましたし、
もっといろいろな仕事をしてみたい、
新しいことに挑戦したい、という気持ちが芽生えるようになりました。

このままこの職場に居ても、10年後もきっと同じ仕事をしています。

事務員のお給料なんて、大幅な昇給は見込めないし…。

「自分、何やってるんだろう。人生損しているな」と思うことも増えました。

キャリアアップしたいな~と思ったり、
他の仕事をやって経験値を増やしたいな~と思うようになったら、
もう今も仕事は続けていけないと思い、辞めることにしました。

この選択が正しいのか、間違っているのかなんて分かりません。

職場の人はみんないい人で出会えて本当によかったと思います。

でも、自分の人生を切り開いていくのは自分しかいません。

将来のことなんて誰にも分からないので、自分が思う方向に突き進むしかないのです。

結果は後から付いてきます。

今を一生懸命頑張って、自分で自分を幸せにするのです。

仕事内容が合わない時は、その仕事を辞める他選択肢はないように思います。

部署変更などしてもらわない限り、永久に同じ仕事内容です。

歯科助手や事務員として入社した場合は特に、部署変更などもないので、辞めるのが一番早いです。

自分の価値は自分で決めるのです。

自分の価値は自分が思っているよりもずっと高いのです。

自分の1時間を750円でなんて売ってはいけません
(と過去の私に言いたい)。

・会社の経営方針と自分が合わない

会社や上司の経営方針、考え方と合わないことは、仕事をする上で非常に大きな障害となります。

私は今までいい上司に出会ったことがありません。

私の場合上司とは、校長先生・教頭先生、歯科医師、会社の支店長などです。

彼らの方針、やり方、考え方と私は合わず、ストレスが溜まり、お互いにいい関係が築けませんでした。

だって私はズルイやり方には賛同できないし、
理不尽に怒ってきたり嫌な仕事を押し付けてきたり、
自己中で気分屋で・・・
と今までの上司について語ると、悪い点ばかり出てきます。

上司の下で働くには、何かしら上司に賛同できる点がないと、同じ方向を向いて一緒に仕事をしていくことはかなりの苦痛です。

男性上司は基本的には女性に対して紳士的に接してくれたり、優しく気にかけてくれたりしますが、歯科医院の院長はまったくそんなことはありませんでした。

精神的に追い詰めてくるような物の言い方や、私だけを無視するようなあからさまな差別など、本当に嫌な上司でした。

40歳のオッサンが20代の女の子をイジメ抜くのです。

信じられないような嫌な上司は山ほどいます。

そんな人たちの下で一生懸命、安月給で働くのは本当にバカバカしいです。

1度きりの人生、自分の価値ある時間を無駄にしてはいけません。

上司は私たちのことなんて考えていません。

多くの上司は自分の成績や利益のことばかり考えています。

特に女性は仕事を選ぶか、家庭や子どもを選ぶか選択しなくてはならない状況に置かれます。

また、結婚していないとそれはそれで言われるし・・・
独身だから子持ちの人よりは残業を頼みやすい、と勝手に思われたり。

男女共同参画社会とは何なのか・・・と。

・キャリアアップができない、将来性がない

日本ではまだまだ女性の社会進出や出世への道は閉ざされているように感じます。

私の母は現在60歳を超えすでに退職していますが、母が若かったころは今よりももっと男女差別がひどかった時代なので「女性だから」とか「女のくせに」とか、「女性は家で家事をするもの、子どもを産む人」など言われていたようです。

現代では考えられません。

しかし、現代社会でも女性の能力は低く見られていると感じますし、私が重たい段ボールを運んでいたり、会社の電球を変えていたりすると男性職員に驚かれます。

か弱い女性を演じた方がいいかのような雰囲気にもなります。

教員の世界では年々女性の校長・教頭先生が増えているので、女性のキャリアアップもがんばり次第で何とかなるものなのかもしれません。

教員は男女で同じお給料なので、逆に言うと男性教員は女性と同じだけしか稼げないので、高いお給料とは言えません。

私が働いていた歯科医院の歯科助手ではキャリアアップや将来性は皆無と言えます。

院長に気に入られて信頼を得て、何年も勤務し、教育係にまでなればお給料もウナギ登りで、お給料がよすぎて辞められなくなります(先輩はそう言っていました)。

しかし、私のように院長の方針に歯向かい、院長に嫌われ、それでも辞めさせてもらえず、昇給もキャリアアップも望みなし、退職の日まで日々イジメに耐えなくてはならない状態にもなり得ます。

事務職では会社の規定で昇給は1年に1回5,000円でしたが、それ以上は何も期待できず、キャリアアップもなにも、全く変わらない仕事内容、毎月、毎日同じことの繰り返しで将来性なんて0でした。

ただただ、一緒に働いているスタッフがいい人だったことが救いでした。

契約社員だったので、もし子どもができてもサポートもないので仕事をとるか、家庭を取るかの選択を迫られたことでしょう。

実際に入社の条件として「入社後3年間は子どもは作らないで欲しい」と上司に言われました。

仕事と家庭の両立か、キャリアアップか、家庭か。

世界の先進国では男女平等が当たり前で、女性も十分尊敬される立場にいます。

夫婦で家庭を築き、一緒に子育てし、共働きで家計を支えるのが普通なのです。

日本ではなかなか難しいことですが、海外に行けば当たり前のことなので、いっそのこと思い切って海外に飛び出してみるのもありだと思います。

「辞めたい」の一言が言えずに悩んでいる、仕事に行くのが憂うつ、辞めたいのに、辞められない…

退職代行サービスを検討してみるのも、1つの手です。

・東京都労働委員会認証の法適合の法人格を有する、合同労働組合がおこなっているもの。

・労働者のために運営されている組織です。

・一律料金で、追加料なし。

・代行費用:29,800円