• 投稿の最終変更日:12月 18, 2022
履歴書公開!アメリカと日本の履歴書の違いは?作成時のコツ3つ

履歴書公開!アメリカと日本の履歴書の違いは?作成時のコツ3つ

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アメリカの履歴書の書き方が気になる人「アメリカと日本の履歴書って、なにか違いがあるのかな?アメリカで就活を始める予定なので、履歴書の書き方とか、注意点があれば知りたいです。」

こういった疑問に答えます。

✓もくじ

1.アメリカと日本の履歴書の違いとは?

2.【私の履歴書を公開】アメリカで3つの違う仕事を経験。

3.アメリカの履歴書を作るコツ3つ【日本と違いすぎる!】

この記事を書いている私は、アメリカ在住歴3年。

アメリカでレストランのサーバー、歯科助手、スーパーの店員、カジノのホテルでハウスキーピングの仕事を経験しました。

アメリカと日本の履歴書の違いに関して、実体験に基づいて解説します。

1.アメリカと日本の履歴書の違いとは?

1.アメリカと日本の履歴書の違いとは?

結論として、アメリカの履歴書は日本のものと「全然違い」ます。

アメリカでは、見た目で採用を判断してはいけないので、履歴書に個人写真は貼りません。

■履歴書は、英語で「レジュメ」という

履歴書は、英語で「レジュメ/resume」と言います。

■アメリカと日本の履歴書の違い

アメリカの履歴書では、

・手書き禁止。パソコンで作成しなくてはいけない

・顔写真を貼らなくてOK

・生年月日、年齢を書かなくてOK

・住所を書かなくてOK

・性別を書かなくてOK

・結婚の有無、子どもの有無を書かなくてOK

・前職の退職理由を書かなくてOK

などなど

日本の履歴書と比べると、上記のような違いがあります。

なぜかというと、アメリカでは「すべての人に平等に雇用の機会が与えられなければならない」からです。州によっては、上記の事項を記載することが「違法」である場合も…

(書かなくてもいい、ではなくて、書いてはいけないって感じ)。

アメリカでは、見た目や性別、年齢で採用の合否を決めるのは、違法です。

■体験談:私がアメリカで履歴書を作るのに、日本との違いで苦労した話

■体験談:私がアメリカで履歴書を作るのに、日本との違いで苦労した話

具体的なお話をすると、2020年3月ころの私は、ミネソタ州ツインシティで就活をしていました。

3ヵ月経験したレストランでのサーバーの仕事が大嫌いで、「歯科助手になりたい!」という気持ちでいっぱいでした(日本で歯科助手をしていたので)。

アメリカで歯科助手になる話に関しては、アメリカで歯科助手やってます。必要な英語力とは?【レジュメ公開】で解説しています。よかったらご覧ください。

・アメリカのレストランでは、履歴書をくれた

レストランでサーバーになったときには、仕事先が作ったレジュメ(レジュメというか、アプリケーションだった)を使うことができたので、その紙に必要事項を埋めただけでした。

中国人オーナーによる、小さな個人経営のレストランだったので、超簡単な記入事項でした。「こんなんでいいの?」って驚いた記憶があります。

アメリカでサーバーをしていたときの話に関しては、国際結婚してアメリカの日本食レストランで、サーバーになった話で解説しています。よかったらご覧ください。

・日本で買える履歴書とは違い、アメリカの履歴書は自分でフォーマットを作る

歯科助手になるにあたり、パソコンでレジュメを作り始めましたが、アメリカのレジュメは書き方やスタイルも個人の自由なので、「何から、どんなふうに書いたらいいのか」困りました。

夫・アダムに手取り足取り助けてもらい、やっと完成させました。

で、そのレジュメを歯科医院に持参して、私の過去の歯科助手の経験から、面接なしで仕事を得ました。

2.【私の履歴書を公開】アメリカで3つの違う仕事を経験。

2.【私の履歴書を公開】アメリカで3つの違う仕事を経験

私は、アメリカに住んで3年ですが、

・レストランのサーバー

・歯科助手

・スーパーの青果売り場のスタッフ

・カジノのホテルでハウスキーピング

として仕事を経験しました。

■アメリカでは、仕事によって履歴書に違いがある

レストランでサーバーになったときは、レストランが作った履歴書の紙(レジュメ)をもらいました。レストラン側が知りたい情報を記入し、持参しました。

くわしくは覚えていませんが、名前・住所・過去の仕事・話せる言語・アメリカで合法的に働ける資格の有無(VISAの有無)とか、そんな感じでした。

日本食・中華レストランだったので、英語以外に話せる言語(特にスペイン語や中国語、マン語)があれば、重宝されるようです。

レストランでは、色々な国籍の人が立ち替わり、入れ替わりで働くので、アメリカで合法的に働けるvisaを持っているかどうかが超重要です。

(労働visaを持っていない人を働かせたら、違法なので。)

■アメリカで、歯科助手に応募するのに作成した履歴書

インターネットで仕事を探しているときに、歯科医院を見つけました。

で、本来ならインターネットから応募して、インターネット上のアプリケーションを入力して応募します。

が、私は、めちゃくちゃ歯科助手になりたかったので、自分で履歴書(レジュメを)を作って、持参しました。

■私がアメリカで歯科助手になったときに作った履歴書

これが、私が作った実際の履歴書です。

個人情報は隠していますが、これでA4用紙1枚に収まっています。

レジュメは、A4用紙1枚に収まるように作らなくてはなりません。(応募者数が多い職業の場合、読みにくいレジュメだと読んでもらえない可能性も…)

■私がアメリカで歯科助手になったときに作った履歴書
■私がアメリカで歯科助手になったときに作った履歴書

フォーマットの関係で、左の枠が抜けていますね…すみません。上から順に、

Summary

Skills & Abilities

Professional Experience

Education

と記載します。

■アメリカのスーパーに応募したときの履歴書について

スーパーの仕事に応募したときは、インターネット上で、会社が用意した履歴書(アプリケーション兼履歴書)のフォーマットを埋めてきました。

コンピューター入力なので、「この欄がエラー」とか出て、めっちゃ時間がかかって、面倒くさかったのを覚えています。

紙の履歴書の方が楽なので、職場に聞きましたが、「インターネット上での履歴書しか受け付けていない」とのことでした。(現在のアメリカは、すべてインターネットですませます。)

3.アメリカの履歴書を作るコツ3つ【日本と違いすぎる!】

3.アメリカの履歴書を作るコツ3つ【日本と違いすぎる!】

アメリカの履歴書は、本当に日本と違います。

今のアメリカはすべてコンピューターで操作されています。そのため、実際にスタッフの目に届くまでに、時間も手間もかかります。

(※大手の会社で、多くの人が応募している職業は、コンピューター処理の段階ではじかれて、人の目に見てもらえないまま不採用になることも多いです。)

■アメリカで履歴書を作るときのコツ3つ

・自分の過去の経験をアピール

・見やすいフォーマットで、シンプルな履歴書を作る

・アメリカでは履歴書ではなく、「カバーレター」で自己PR

以下で、サクッと解説します。

✓自分の過去の経験をアピール

アメリカでは、過去の経験や知識がとても重要視・評価されます。

もし、応募する職業が過去のものと共通するなら、過去の経験ややったこと、知識やスキルをアピールするといいです。

私の場合、居酒屋でのアルバイト→サーバー。日本で歯科助手→歯科助手。百貨店の青果売り場のバイト→スーパーと、過去の経験があったので、レジュメも書きやすかったです。

・見やすいフォーマットで、シンプルな履歴書を作る

アメリカの履歴書では、いろいろな情報を詰め込みすぎるのは、よくありません。

アピールすべき自分の過去の経験やスキルを中心に、広く浅く書く感じです。

A4用紙1枚に収まるように作成します。

・アメリカでは履歴書ではなく、「カバーレター」で自己PR

アメリカの履歴書には「自己PR」や「志望動機」を記載しません。

そのため、履歴書とは別に、「カバーレター」というものを作成することが一般的です。

カバーレターには、自己PRや、志望動機、自分の人柄などを書いて、自分がどれくらい熱望しているのかや、自分を採用すると相手の会社にとって利益があることなどを書きます。

以上、いかがでしたか?アメリカの履歴書って、本当に日本のものと違いますよね。

顔写真を貼らないのは、私にとっては衝撃でした。海外で就活を考えている方、がんばってくださいね。

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