• 投稿の最終変更日:7月 26, 2022

転職活動で、自分の強みを考えよう

転職活動での強み

 自分の長所と短所は何か?

転職活動で面接時に自分をいかに売り込むかは非常に重要です。

「面接を受けて職を得る」ことは、会社に自分をアピールして売り込み、「自分の時間」を買ってもらう(雇ってもらい、その会社のために働く)という、セールスマンの仕事と同じです。

自分と言う人間や時間を会社に売って、見返りにお金(給料)をもらっているのです。

会社に勤めることは、自分の人生を会社に売っているのと同じです。

みなさんは、自分の長所・短所をすぐに言えますか?

私は自分の長所・短所をある程度把握しています。いろいろな仕事や経験を積み、自分の向き不向きが明白になってきました。

例えば私の長所は
・明るく、活発
・ポジティブ
・誰とでもすぐに打ち解けられる
・新しいことをすぐに吸収できる
・自分で考えて工夫できる
・責任ある行動が取れる
・臨機応変に対応できる など

私の短所は
・すぐに諦める
・継続できない
・人の顔と名前を覚えられない
・細かいことが嫌い
・空気が読めない
・完璧主義ではない など

長所は長所のままでいいのですが、短所は転職活動や面接でストレートに伝えるのは望ましくないですね。

しかし、言い方や見方を変えて、短所を長所にしてしまえばいいのです。

欠点をプラスに変えてしましましょう!!

例えば私の場合は、

・すぐに諦める
→潔く、次のステップに進める。

・継続できない
→新しいことにどんどん挑戦していく。取捨選択ができる。

・人の顔と名前を覚えられない
→・・・プラスが見つかりませんでした。私は本当に人の顔と名前が覚えられません。でも、人の名前はそこまで大事じゃないと思っているので余計にダメかも。

・細かいことが嫌い
→神経質ではない。物事に柔軟に対応できる。1つのことにこだわらない。

・空気が読めない
→周りに影響されず、自分を持てる人。自分の意見をはっきり言ったり、矛盾しているを指摘したりできる。

・完璧主義ではない
→個性を重視し、人のミスも許せる。相手を受け入れられるので、ストレスが少ない。

自分のよさ、個性をどうやって社会で発揮できるのかを考えると道は開けてきます。

とにかく、どんなに小さなことでも、変なことでも、ポジティブに考えた方が、気持ちも楽になります。

私は超ポジティブ思考です。

だから人よりも感じるストレスが少ないかもしれません。

嫌なことも、気にしなければストレスにならないからです。

自分がいることによって、周りにどんな良いことがあるのかを考えることにより、自分でも気づかなかった自分のよさを発見できますし、自信にもつながるのです。

日本人は謙虚な為、自信がない人が非常に多いです。

海外の人と比べると本当に、正反対です。

良くも悪くも、海外の人の多くは何事にも自信満々です。

その自信があるからこそ、恐れずに、新しいことにどんどん挑戦し、キャリアアップしているようにも思います。

日本人ももっと自分に自信を持っていいのです。

個性は個性。自分の良い点も悪い点も含めて自分なのです。

自分で自分を信じてあげましょう。

 「若い」と言うだけで強みになる

若いと言うだけで面接や仕事で有利になることがあります。男性はやはり若い子が好きなようですからね。

悲しいですが、年齢には勝てないという場合も多々…。

転職者は23歳前後~26歳前後~30歳手前のように、年齢層に幅があります。

新社会人ですぐに辞めて転職する人もいれば、3年程働いて転職する人もいます。

また、20代のうちに転職したい!という30歳前の人も多いです。実際に私の姉も30歳手前で転職しました。

希望している会社に自分の他にも希望者がいる場合、会社は今後のことも考えて「長く勤めてくれる人」や「仕事内容を吸収しやすい若い子」を好みます。

転職は1歳でも若い方が雇ってもらえる可能性が高まるので、転職を考えている場合は早ければ早い方がいいです。

私は24歳の時と、26歳の時に転職しました。

2回目の転職で一般企業の事務員になった時にはすでに結婚していましたが、年齢的に子どものことや将来のことについて、面接時に色々聞かれました。

「働いてから3年は子どもを作らないでほしい」と言われました。

転職するには年齢が若い方がいいとは言ったものの、40歳を過ぎても私の後任事務員になった人もいるので、タイミングによっては年齢に関係なく仕事を手に入れられる場合もあります。

でも、40歳にもなると引き継ぎで教えていても、なかなか仕事を覚えられず、本当に大変そうだし、本人もいっぱいいっぱいで、初日から辞めたいと言っていたくらいなので、自分だったら40歳で転職は無理だな~、と思いました。

時間は待ってはくれません。

時間はみんなに平等に与えられているものです。

自分がどう使うかは自分で決めるのです。

20代で就いていた仕事や積み重ねたキャリアが今後30代・40代の自分の人生やお給料を決定するのです。

20代でずっと契約社員や派遣社員として働いている人が30代になって正社員になるのは難しいと言われています。

結婚して専業主婦となれば、賃金は0円です。

正社員として働き、結婚・出産後も正社員に復帰した場合の生涯賃金は2億円を超えます。それに対し、出産を機に契約社員や派遣社員になった場合、生涯賃金は1億円です。正社員だと昇給・ボーナスや退職金があるので、差が1億円も生じてしまうのです。1億円て…宝くじと同じじゃん。

しかし、出産を機に正社員として社会復帰できる女性は4人に1人と言われている時代です。

せっかく転職するのだから失敗したくないですよね。

転職なんてタダでさえ不安なのに!

転職をしたらもう二度と同じ会社には戻れないということも覚悟しないといけません。

本当に今の会社を辞めていいのか、冷静に考えることも必要です。

でも、もし仕事のせいで心や体に不調が出るなら、すぐにでも辞めることをオススメします。

自分が辞めても会社にはあなたの代わりがいくらでもいるのですから。

私はそうやって考えて転職を決意しました。

 転職者という強み。経験値を押す。

転職者は「転職」と言う時点で不利な立場に立たされる場合と、経験重視で有利に立てる場合があります。

【不利な場合】
面接で「転職者=仕事が続かない人」というイメージをもたれたら結構きついです。

私は新社会人半年で教員を辞めて転職しているので、「ストレスに弱い人」とか「忍耐力がない人」などと思われることが不安でした。

面接ではどうして前職を辞めたのか、とにかく聞かれました。

会社としては一度入社したら長く勤めてほしいですからね、またすぐ転職するのではないかと疑われます。分かるけどさ…。個人の自由じゃん…。

それに対してはもう、「祖父が認知症になり、母が介護で大変になってしまったので、手伝うために…」とか「家族(母など)の体調が悪くなって少しでも近くに居てあげたかった」など、相手がすんなり納得できる理由で対応すると、根掘り葉掘りは聞かれません。

今のご時世そういう人は山ほどいるのでしょう。

実際、当時私の祖父は認知症が進み、母を攻撃するようになっており、家庭崩壊寸前までいっていたので、事実と言えば事実ですから。

私もうつになって仕事を辞めて実家に戻っただけで。

と、自分で正当化していいと思っています。

それで自分が楽になるなら!

もちろん、ステップアップや新しい業界への挑戦など、前向きな理由であればどんどんアピールしていいと思います。

【有利な場合】
自分の得た経験や知識をアピールし、相手に一緒に働きたいと思ってもらうことが大事です。

・コミュニケーション能力をアピールしよう!

一緒に働きたいと思ってもらえたら、もうこっちのものです。

とにかく失礼のないように、でもフレンドリーに。

笑顔で、身振り手振りを加えながら、相手の会社の商品やコンセプトを褒めます。

この時に他の人と差をつけるために突拍子のないことを言ってもいいと思います。

私は神奈川で教員採用試験を受けた時に、面接で土地や歴史ある建物を褒めまくりました。

試験官はとても気分が良くなったように笑っていました。

歯科助手になったときの面接では「地域の人の歯の健康を守りたい」と言いましたし、事務員になったときは「貴社で扱っている重機がかっこいい」と言いました。

「この人を雇うと会社にとってメリットがありそうだ」と思ってもらうことが重要です。

私は、自分のコミュニケーション能力をアピールするのに、すぐに人と仲良くなれることを伝えました。

知らない人とすぐに打ち解けられることは非常にメリットであり、オフィスの雰囲気をいい方向に持っていける魔法の能力でもあると思っています。

・スキルや経験をアピールしよう!

転職者は前職で学んだことや身に付けたこと、経験値をアピールできます。

若い転職者(25歳くらいまで)は素直さやフットワークの軽さをアピールできます。

「第二新卒」として扱ってもらえることと、まだ若いので最低限の社会人としてのマナーがあれば大目に見てもらえますし、若さと元気さが強みとなります。

20代後半は身に付けたスキルや知識、今までで得た経験をアピールすることが重要です。

企業側も前職で学んだことをそのまま仕事に生かしてもらえれば、教育する手間や時間を少しでも省略できますし、向こうも最初からそれを期待しています。

前職で後輩や新人を指導し、教育する立場であったのならば、その指導経験をかなりアピールできます。

20代後半となると、周りから嫌でも「結婚」という言葉を聞かされます。既婚者なら「子どもは…」ですね。

実際、周りの友達もどんどん結婚・出産していく時期でもあるので、企業も入社後すぐに結婚や出産で辞められてしまうことを嫌がります。(産休・育休の制度を全ての女性社員に適用してくれなこともあるのに…)

そんな時は「まだあと数年は仕事に集中したい」や「お金がないので子どもは、今はまだ考えられない」などと答えておけばいいと思います。(実際、私も事務の面接で、子どものことや将来のことについて質問され、お金がないから子どもは無理です、と答えています。)

・問題解決能力をアピールしよう!

これ、非常に重要なアピールポイントです!

自分が今まで経験した大変だった状況や仕事のトラブルなどを、どうやって解決してきたのか。

自分の経験をもとに面接で説明し、私はこうやって問題を解決できます、と言うことをアピールしましょう。

例えば私の場合は、教員だった時も、歯科助手だった時も、事務員だった時も、とにかくメモをたくさん書き残しました。

特に会話の記録や状況の説明書きです。

あとで何か問題になったとき、何月何日の何時にどういう状況だったのかが分かるので、上司に相談するときに非常に役立ちました。

また、どれだけ頻繁に上司に報告・連絡・相談ができるかも私のアピールポイントでした。

少しでも変だな、と思う事があれば上司に説明用の書類(証拠)とメモを提出していましたし、情報を他のスタッフと共有することによって未然に防げた問題もたくさんありました。

特に今の時代は、問題解決能力は仕事をしていく上で必須です。

若者は厳しく注意されるとすぐに辞めてしまうので企業側も慎重です。

また、わがままを言ってくるモンスターっぽいお客さんもたくさんいるので、クレーム等、問題が発生する確率は高く、それらに対応していく能力がある人は企業側でも優遇されます。

まぁ、いろいろと自分をアピールして、それで面接に落ちたらその会社や職場とは縁がなかったと思えばいのです。ポジティブにいきましょう。

もし受かっていたら、モンスター上司に毎日いびられていたかもしれない、と思えば、受からなくて良かったと思えるからです。

私は人懐っこく、明るくハキハキしているタイプなので、面接では笑顔でハキハキと、自信を持って臨みます。(本当は自信なんてないのに、自信満々のように堂々としています)

もちろん、面接は嫌いだし、緊張して不安だらけですが、自分が会社に受かるまでは、全て面接の練習だったと思うようにしています。

とにかく、物事をどう受け止めるかによってプラスにもマイナスにも受け取れるので、ポジティブに行きましょう!

私の人生は挫折と試練だらけでした。

何度も転職し、そのたびにお給料は下がり、私の収入だけでは自立は厳しいです。

結婚するまでは実家に住まわせてもらい、主人と出会い、今は共働きで頑張っています。

それでも転職したことに一切の悔いはありません。

転職しなければ主人とも出会わなかったし、北海道にも引っ越してこなかったし、自分に自信なんて持てなかったです。

転職をすると怖いものが減ると言うか、日本社会や自分の人生について真剣に考え、向き合うことが強いられるので、自分の人生を歩み始めるきっかけが得られると思っています。

とにかく、ポジティブにいきましょう!

あたなは1人ではありませんし、同じように悩んでいる人は他にもたくさんいるのです。1人で抱え込まずに、相談して気持ちを楽にしましょう。

あなたは優秀です。