• 投稿の最終変更日:7月 26, 2022

上司は仲間じゃない。会社は私たちを守ってはくれない。

上司は仲間じゃない

仕事を管理しない管理職。人間を管理する管理職。

私にとって上司は職場の仲間ではありません。特に管理職の立場の人が、部下の仕事を管理していることは少なく、ほとんどの管理職は「部下」を、つまり「人」を管理している場合が多いです。私が働いた小学校の校長・副校長も、歯医者も、事務職だったときの支店長も、部下だった私たちスタッフを管理していました。管理職は本来、部下の「仕事」を管理し、みんなの仕事がスムーズに進むようにサポートする立場です。それを分かっていない上司が日本にはたくさんいるのではないでしょうか?

私の上司で例にしてみましょう。
【校長・副校長】
教員だった時、管理職はよく私の教室を訪れてくれたが、子どもを見ずに私ばかり見て授業の注意をしてきた。私は初任だったので頑張っても上手な授業ができないのは当然だし、授業を注意されても仕方がないです。時間の無駄だし、新人のやる気を潰してどうするんだ、と感じていました。そうではなく、管理職に、私と一緒に子どもたちを指導し見守り、サポートしてほしかったな~と思いました。というか、本来そうあるべきでしょ、と。「ダメ、ダメ」ばかり言われていましたね。
休憩時間にトイレに行っていたら、管理職が私を探しに来て「どうして教室にいないの?!子どもを置いてトイレなんて行っていたらダメでしょ!」と、ヒステリックな管理職でした。私は管理職を避けるようになりました。

【歯科医院の院長】
働いていた歯科医院では、院長の言うことが絶対だったので、歯向かうスタッフもいませんでした。スタッフ同士の私語厳禁、視線を合わせることもダメ、プライベートでも仲良くしてはいけませんでした。トラブルが好きな院長だったので、患者が少ない日にはスタッフが多少のんびりできることにイライラしいて、少しでもミスがあったり気に入らない事があるとそれをわざと大きな問題にして騒いでいました。院長のせいで他のスタッフと仲良くなれなかったし、いつもピリピリした雰囲気で、20代の女の子スタッフたちは怯えながら仕事をしていました。高卒の18歳~29歳までの女の子が12人ほど働いていた職場ですが、90分の休憩時間に誰ひとり喋らず、無言のランチを毎日繰り返していました。本当に苦痛ですしたよ、お互いに名字しか知らない人と1日中一緒に働いて、一切会話なしですから本当にロボットでした。全て院長のせいです。

【一般企業の支店長】
私以外は男性職員なので私は大事にされていました。でもやはり若い男性スタッフは管理職がイライラしたときのストレスのはけ口にされていました。上司が急にイライラし出してあることないこと八つ当たりです。急に怒鳴って驚いたことがこの1年で数回ありました。かわいそうだなぁと思っても私が何か言って解決することでもないし、問題に関わって痛い目に合うのも嫌だし、と私も知らんフリをしてしましました。今の私には上司に反抗する勇気があります(上司の怖さにもよりますが)。今までたくさん辛い思いや場面を経験し、乗り越えてきましたし、上司や管理職はみな同じなんだと気づいたからです。ひどい職場は上司に反抗したり、ガツンと言って辞めてしまえばいいのです。

 私がやった上司への抵抗・反抗

上司には自分ができる反抗をしましょう。悔しさや苦しさを糧に、上司や会社に反抗した方がいいです。急に辞めることも立派な抵抗・反抗だと思います。やられてばかりでは悔しいだけです。急に辞めて会社に迷惑をかけるな、と言われますが、そうしたのは会社の環境や上司なのですから自業自得ですよね。上司と合わなかったら辞めていいのです。

・ミスを減らし、注意できる点を減らす

私は何度も転職して職場を変えているので、毎回上司への反抗としてやっていたのが仕事を完ペキにこなすことです。上司に文句を言わせないようにすることと、自分が辞めた後の存在感を大きくすることが目的です。歯科助手だった時は、退職希望を伝えてから1年2ヶ月もまだ働かなくてはならなかったので、その間院長にひどくいじめられました。とにかく怒られないように仕事のミスを減らし、院長が私を注意したくても注意できないようにしました。と言っても、この時は私は本当に辞められない、逃げられない状況で苦しんでいたので異常な仕事環境でしたので精神的にもおかしくなっていました。家で何度泣いたか分かりません。そんな職場からは逃げていいのです。私も逃げればよかったのかもしれません。

 

・ルールに逆らう。

会社の事務だったとき、入社当初の職場はラジオもなく、無音の環境でとても働きづらかったです。パソコンをたたく音だけが響いている時間が長かったです。他の支店ではラジオを毎日聞いているので、過去にスタッフがうちの支店でもラジオを付けたことがあるそうですが、1日ともたず、上司が「仕事中なのでラジオ消しませんか?」と言ってスイッチを切ったそうです。部下が仕事をしやすい環境を整えることも上司・管理職の仕事に含まれていると私は思います。部下がよりよい環境に変えようとしているのに、その勇気を絶ってしまう上司は最低です。私はその無音環境に耐えられず、上司の目の前でわざとラジオを付け始めました。日に日にラジオを付ける頻度を増やしていき、今では毎日ラジオを聞いて仕事をしています。しかし、今でも私が付けなければ他の男性職員はラジオを付けることはできません。上司に何を言われるかわかりませんからね。自分はこの職場に向いていない、合わないと感じたら辞めるまでとことん存在感を大きくしましょう。辞めたとの喪失感を大きくすることと、辞めた後に思い切り人生を楽しむことが、会社への最大の仕返しだと私は思っています。

 

・かわいそうな人、と思って同情する。

上の立場に立つ人はよく孤独になります。スタッフみんなは仲がいいけど、上司には冷たい態度を取る人がいます。(私の職場がそうでした)何かにつけて陰で上司は悪口を言われている立場なので、「かわいそうな人だな~」と思います。でも、本当にいい人ではないので「残念な性格だよな~」とも思っています。

上司と合わないことは、仕事を辞める十分な理由です。
仕事を辞めてとことん人生を楽しみ、上司のことなんて忘れましょう!
いい職場は探せばあります。まだ出会っていないだけなのです。