• 投稿の最終変更日:2月 26, 2023
戦争に関する英語まとめ【戦争名やアメリカ軍の階級も解説】

戦争に関する英語まとめ【戦争名やアメリカ軍の階級も解説】

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英語学習者「戦争に関する英語が知りたいです。ウクライナとロシアが戦争中だし、戦争映画を観ていても、軍の専門用語(階級とか)が多い気がします。」

こういった疑問に答えます。

✓もくじ

1.戦争に関する英語【戦争の名前・読み方】

2.戦争に関する英語【アメリカ軍隊の階級】

3.戦争に関する英語【第二次世界大戦中の差別用語】

4.戦争に関する英語【医療系】

5.戦争に関する英語【その他】

この記事を書いている私は、日本で8年間・元英語講師のアダムと国際結婚4年。

アメリカ在住歴2年半。現在はミネソタ州に住んでいます。

夫・アダムは映画好きで、戦争映画もたくさん見ています。(アダムのお父さんはベトナム戦争に参加。)

戦争に関する英語について、戦争映画・英語の文献調査に基づいて解説します。

1.戦争に関する英語【戦争の名前・読み方】

1.戦争に関する英語【戦争の名前・読み方】

戦争にはそれぞれ名前があります。

誰もが学校で学んだように、第一次世界大戦や、太平洋戦争、ベトナム戦争など…英語でどうやっていうか、確認していきます。

■戦争に関する英語【第一次世界大戦】

  World War Ⅰ

(発音)ワールド・ウォー・ワン

「WWⅠ」と書くことが多いです。

1914~1918年に起こった戦争。ヨーロッパ各国を中心に、多くの人が亡くなりました。

■戦争に関する英語【第一次世界大戦】

↑WWⅡで亡くなった人の数。

■戦争に関する英語【第二次世界大戦】

  World War Ⅱ

(発音)ワールド・ウォー・ツー

「WWⅡ」と書くことが多いです。

1939~1945年に、世界中で繰り広げられた戦争。有名なのはドイツ軍のナチスや、イギリスのチャーチル。

■戦争に関する英語【太平洋戦争】

  Pacific War

(発音)パシフィック・ウォー

1941~1945年に起こった戦争。この呼び方は、第二次世界大戦の中でも、特にアメリカvs.日本の、太平洋で行われた戦争のことを言っています。神風特攻隊が有名。

■戦争に関する英語【ベトナム戦争】

  Vietnam War

(発音)ヴィエナム・ウォー

1955~1975年にベトナムで起こった戦争。北ベトナムと南ベトナムの内戦に、アメリカやソビエト、中国が参戦。

■戦争に関する英語【冷戦】

  Cold War

(発音)コールド・ウォー

1947~1991年の戦争。アメリカ側(資本主義)vs.ソビエト連邦(社会主義)とのピリピリ状態のことです。「冷戦=戦火を交えない戦争」であり、実際に直接衝突はしていません。

■戦争に関する英語【内戦】

  civil war

(発音)スィヴォ・ウォー

内戦とは、同じ国なのに、国内で対立して戦争すること。

■戦争に関する英語【核戦争】

  nuclear war

(発音)ニュークリアー・ウォー/ニューキラー・ウォー

原子爆弾や水素爆弾などの核兵器を使った戦争のこと。今までの歴史の中で、原子爆弾が投下されたのは、アメリカが広島と長崎に落とした2回だけです。

現在の核兵器は、広島に落とされたものとは比べ物にならないくらいの威力で、しかも大量に保持されています。

ウクライナとロシアが戦争中ですが、ロシアが核兵器を使って地球を破滅させてしまう可能性も高いです。

■戦争に関する英語【化学戦争】

  chemical war

(発音)ケミコー・ウォー

化学戦争とは、毒ガスなどの化学兵器を使った戦争のこと。

■戦争に関する英語【warfareって?】

ちなみに、「warfare(ウォーフェア)」とは「戦い方」を意味しています。

そのため、「nuclear warfare」や「chemical warfare」と言ってもOK。だた、warと言えば通じるので、わざわざ使う人は少ないです。

英語「戦争」に関して、別記事【戦争】英語warの読み方は「ウォー」でも解説しています。よかったらご覧ください。

2.戦争に関する英語【アメリカ軍隊の階級】

2.戦争に関する英語【アメリカ軍隊の階級】

アメリカの戦争映画を英語で観ていると、アメリカ軍の階級の呼び方がたくさん出てきます。

主なものを一覧にしてまとめてみます。

■【英語で】アメリカ軍の階級(エリート)

General(読み方:ジェネラル):将官、大将

Colonal(カーノル):上級大将

Major(メジャー):少将

Captain(キャプテン):尉官 

Lieutenant(ルーテネント):少佐

↑ジェネラルがトップで、ルーテネントが位が低いです。

上記の5つの階級になるには、軍の大学を卒業しなくはなれません。みんなエリートです。

※アメリカの軍の種類によって、いろいろ異なります。

上記のエリート上官より下にランク付けされる兵士の階級が、以下の通りです。

■【英語で】アメリカ軍の階級(兵士)

Sargent(サージェント):一等軍曹

Corporal(コーポラル):伍長

Private(プライベート):一等兵など

プライベートが1番下の階級(一般兵士)です。上記の3つの階級は、軍の大学に行かなくてもなれます。

(映画『プライベート・ライアン』の題名にも「プライベート」が入っていますね。)

ちなみに軍隊では、無謀な作戦だとわかっていても、上部からの命令は絶対です。逆らうことは絶対に許されません。

3.戦争に関する英語【第二次世界大戦中の差別用語】

3.戦争に関する英語【第二次世界大戦中の差別用語】

第二次世界大戦や、太平洋戦争の映画を英語で観ていると、ドイツ人や日本人のことをいろいろな呼び方で読んでいるのがわかります。

■第二次世界大戦中の、戦争に関する英語の差別用語

【ドイツ軍、ドイツ兵のあだな】

・Nazi(発音:ナチ)

・Kraut(クラウト)

・SS(エスエス)

※現在では差別用語なので、使ってはいけません。

日本語では「ナチス」と言いますが、英語では「ナチ/ナツィ」です。

また、SSグループはヒトラーの特にお気に入りの兵士で、特別グループです。

ユダヤ教迫害を推し進めていたのも、ヒトラーとSSでした。SSグループのドイツ兵は、頭が超やばい人達。

✓おすすめの戦争映画『Inglourious Basterds(イングロリアス・バスターズ)』

コメディタッチで、ブラットピットが率いる特殊部隊が、ナチス兵をどんどん殺していくストーリーです。(タランティーノ作品)

■第二次世界大戦中の、戦争に関する英語の差別用語

【日本軍、日本兵のあだな】

・Jap(Japs)(発音:ジャップ/ジャップス)

・Nip(Nips)(ニップ/ニップス)

・Yellow monkey(イエロー・モンキー)

・Jap Zero(ジャップ・ゼロ)-ゼロ戦のこと

※現在では差別用語なので、使ってはいけません。

私は現在、ドラマ『ザ・パシフィック』を観ていますが、上記の言葉が本当にたくさん出てきます。

4.戦争に関する英語【医療系】

4.戦争に関する英語【医療系】

戦争映画で必ず出てくるのが「衛生兵」です。戦争映画の戦場でよく聞く、医療系の英語をまとめていきます。

■戦争に関する医療の英語一覧

(カッコ)の中は、英語での発音です。

・Medic:衛生兵(発音:メディック)

・Doc:衛生兵のことをドクターと呼ぶことも。(ダック/ドック)

・wounded:負傷(ヴーンディドゥ)

・morphine:モルヒネ(モルフィン)

・First Aid Kit:救急箱(ファースト・エイド・キット)

・bandage:包帯(バンドエージ)

・Gauze:ガーゼ(ゴーズ)

・Sulpha Powder:傷口感染予防のための白い粉(サファ・パウダー)

sulphaとはサルファのこと。

5.戦争に関する英語【その他】

5.戦争に関する英語【その他】

上記で解説した英語以外にもあるので、少しご紹介しておきます。

■戦争に関する英語一覧

the front line:戦争の前線

tank:戦車(発音:タンク)

Grenade:手りゅう弾(グラネイド)

Underwater missile:水中ミサイル(アンダーウォーター・ミッソー)

Gatling gun:ガトリング銃(ガトリング・ガン)

以上、参考になればうれしいです。

アメリカで超人気・有名ドラマで、実際にどんな感じで使われるのか、確認してみてもいいでしょう。

おすすめの戦争映画は、映画好きなアメリカ人がおすすめする19選【戦争映画一覧】でまとめています。よかったらご覧ください。



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